Automation of the week: Effective customer feedback collection and triage 1
フィードバックをお寄せください。アトラシアンではフィードバックの収集において、ユーザーができる限り簡単にフィードバックをお寄せいただけるように取り組んでいます。そのため、Automation for Jira Server にフィードバック フォームを直接追加しました。
もともとこのフォームはユーザーのフィードバックを含む行をデータベースに直接追加しており、それから私たちがカスタム コードによって Slack チャンネルにメッセージを送信していました。その後、課題を手動で登録してバックログに追加し、必要な場合はリクエストに対して公開課題もいくつか作成する必要がありました。また、Slack メッセージで得られるのは、どのインスタンスとライセンスが使用されていたかについての情報のみであり、後からフィードバックの検索やグループ化を行う方法はありませんでした。
アトラシアンでは、こうした処理をもっとうまく行う方法があるはずだと考えていました。そこで思いついたのが、Automation for Jira Server で時間を節約する方法です!
受信 Webhook によってフィードバックを Jira で直接収集する
それでは、受信 Webhook トリガーによってフィードバックを Jira で直接作成できる方法を見てみましょう。フィードバック自動化ルールは次のようになります。
このルールは次の 3 つのコンポーネントで構成されています。
- HTTP POST を特定の URL に送信することでこのルールをトリガーできる「受信 Webhook」トリガー
- 社内の「AUTO」プロジェクトで課題を作成する「課題を作成」アクション
- 顧客がフィードバックを残すたびに Slack チャンネルに通知する「Slack メッセージを送信」アクション
「課題を作成」アクションをより詳しく見てみましょう。
スマート値の代入によって要約、説明、詳細の各フィールドを設定しています。たとえば、説明を {{{webhookData.feedback}}} に設定しています。WebHookData オブジェクトは特別なオブジェクトで、受信 Webhook と一緒に送信されたデータにアクセスできます。Automation for Jira では Java の Apache HttpClient によってデータを送信しますが、CURL を使用する場合はこの HTTP POST を送信するだけです。
curl -X POST -H 'Content-type: application/json' \
--data '{"data":{"feedback":"How can I check if this issue has issuelinks...", license:"Evaluation"}}' \
https://automation.codebarrel.io/pro/hooks/<SSSHYOURSECRETWEBHOOKTOKENHERE>
POST 本文として Webhook に送信するデータ オブジェクトにご注目ください。そのフィールドは、Automation for Jira のスマート値をサポートする任意のフィールドで WebhookData オブジェクトによって補完する場合に利用できます。
最後に「Slack を送信アクション」を追加して、新しいフィードバックの課題に関する通知を Slack チャンネルに追加しました。
それらをまとめる
この新しいルールで、いくつかの追加データを含む簡単な HTTP POST をアドオンから送信します。これを受信し次第、Automation for Jira は説明のフィードバックと追加情報をラベルとして追加したフィードバック課題を作成します。これによって、このフィードバックをより効果的に検索してアクションできるようになります。
まだ Slack 通知が届いています。
そして、結果として生じるフィードバックの問題は次のようになります。
最後に
他にも多くの機能を利用できます。冒頭では、アトラシアンにとってのもう 1 つの手動ステップがこのフィードバックに対して公開課題を作成することであり、お客様が特定のフィードバックを実装して進捗状況を追跡可能にすることであると述べました。もちろん、Automation for Jira はこの件もサポートします。「手動トリガー」によってトリガーされるルールをセットアップして、リンクされた公開課題を作成します。この課題は、前のルールで記録されたフィードバックの問題に対して呼び出せます。
どのようにトリガーすればよいでしょう? 手動トリガーによって、この作業が大変簡単になります。フィードバックの課題では、次のようにワン クリックでルールを呼び出せます。