Jira アプリケーションのオプションの設定

Jira には、Jira アプリケーションを組織内で使用するためにカスタマイズできる設定オプションがいくつか用意されています。これらのオプションは、Jira の [一般設定] ページでアクセスして編集できます。

On this page:

Jira の一般設定を編集する

  1. 上部のナビゲーション バーから [管理者 ] > [システム] を選択します。 
  2. 一般設定を選択すると、管理ページが開きます。 
  3. 設定の編集ボタンをクリックして、以下の3つのセクションを編集します。

(info) Jira システム管理者グローバル権限を保持している場合にのみ、画面に [詳細設定] ボタンが表示されます。

一般設定

(*が付いている場合、その機能はクラウドでは利用できないか、編集できません)

設定

説明

タイトル

This is the title that will be displayed on the Jira login page and the dashboard. It helps identify your installation and its purpose.
(info) Also see logo, which is displayed on every Jira page.

モード *

Jira can operate in two modes:
- Public — Anyone, even people outside of your organization, can sign themselves up with self-registration and create issues (within the bounds of your Jira system's permissions).
- Private — Useful for internal issue-tracking systems where you do not want public users to login. Self-signup is disabled; only Administrators can create new users.

(info) Jira アプリケーションで、委任認証を使用して LDAP ディレクトリが構成され、ユーザーのコピー オプションが有効化されている場合、ユーザーはログインして新しいアカウントを作成できます。
デフォルト: プライベート

認証の最大試行回数 *

The maximum authentication attempts that are allowed before CAPTCHA is shown to a user. If you leave it blank then CAPTCHA will never be shown and users will have unlimited authentication attempts. It is recommended that you set this to a small number (e.g. below 5).
Default: 3 (for new installations of Jira)

サインアップ時に CAPTCHA を使用 *

If you are running Jira in Public mode (see above), it is strongly recommended that you enable CAPTCHA. This will show a CAPTCHA image on signup to prevent spambots from signing up.
Default: ON

ベース URL *

この Jira インストールのベース URL。Jira が応答する URL は 1 つしか設定できません。この設定は、ユーザーが Jira インスタンスにアクセスするのにリクエストする URL と一致する必要があります。例えば、内部と外部のユーザーに対して、異なるホスト名や URL を設定することはできません。この URL は、送信されるメール通知でも、Jira 課題へのリンクのプレフィックスとして使用されます。より詳しい情報については、「ベース URL の設定」を参照して下さい。

メールの差出人

From : 通知メールのヘッダー形式指定します。デフォルトの形式は「ジョン・ドウ(JIRA)<jira@company.com> "です。使用可能な変数は、'${fullname}'、'${email}' 、 '${email.hostname}' です。 なお、実際のアドレスは(例えば、'jira@company.com') ここで指定することはできません。

メールサーバーまたは個別のプロジェクトを設定すると、アドレスが決定されます。

はじめに

短い概要メッセージはダッシュボードに表示されます。(info)すべての Jira ページで表示される、告知バナーも参照してください。HTML を含めることもできますが、すべてのタグが正しく閉じられていることを確認してください。

多言語対応

設定

説明

インデックス作成言語Jira に保存されている課題の全文検索では、高性能なテキスト検索エンジン ライブラリである Lucene が使用されています。このオプションは、Jira の検索インデックス作成と、一覧にある使用可能な言語で入力された課題の課題検索機能を強化するために設計されています。したがって、課題で使用されている言語を選択します。

一覧から言語を選択すると、選択した言語に応じ、Jira で検索を行った際に次のような影響があります。

  • テキストフ​​ィールドに予約された語のインデックスは作成されません。
  • すべてのJiraのフィールドに単語のステミングがアクティブになります。

複数の言語があなたの問題で使用されている(または、上記の二つの効果を無効にしたい)場合は、その他 を選択します

(info)この値を変更した場合は、Jira のインデックス再作成を行う必要があります。

インストール済み言語

本セクションでは、Jira システムで利用可能な全ての言語パックを一覧表示しています (注: 言語を追加したい場合、「国際化について」をご参照下さい)。

既定の言語

Jira インターフェイスで使用される言語 (上記のインストール済み言語の一覧から選択したもの)。ユーザーは自身のユーザー・プロファイル内の言語設定で、デフォルトの言語を上書きすることができます。

既定のユーザー タイムゾーンJira インターフェイス全体で使用されるタイムゾーン。ユーザーは、ユーザー プロファイル内のタイムゾーンの設定を変更することで、デフォルトのタイムゾーンを上書きできます (時間形式を選択するには、「Jira アプリケーションのルックアンドフィール設定を設定する」を参照してください)。(info)期限、リリース日 (バージョンに関連付けられている)、カスタム日付フィールドなどの時間コンポーネントを持たない日付フィールドは、日付情報のみを記録し、タイムゾーンに関連する情報は持ちません。これらは、タイムゾーンの設定の影響を受けません。

オプション

設定

説明

ユーザーが問題に投票することを許可しますJira で投票が有効かどうかを制御します。ユーザーは投票によって、課題の完了または解決を希望する意志を示すことができます。"投票者とウォッチャーの表示" 権限もご確認ください。Jira Service Management では、カスタマー ポータルでリクエストの投票を有効にすることもできます。詳細については、「サービス プロジェクトへのアクセスを管理する」を参照してください。
既定: ON
ユーザーが課題をウォッチすることを許可するJira でウォッチが有効であるかどうかを制御します。ユーザーは関心のある課題を "ウォッチ" できます。ウォッチ中のユーザーには、課題の変更がすべて通知されます。"投票者とウォッチャーの表示" および "ウォッチャー一覧の管理" 権限も参照してください。
既定: ON
ダッシュボードとフィルターをパブリックと共有することを許可するフィルターの共有オプションに "パブリック" を加えるかどうかを制御します。ユーザーはフィルターの共有先を選択でき、"パブリック" が利用可能な場合は、匿名ユーザー、すなわち Jira にログインしていないユーザーとも共有できるようになります。インスタンスが外部に公開されている場合、フィルターに一般のユーザーがアクセスできるようになります。オプションを OFF に変更しても、"パブリック" として共有されている既存のフィルターは変更されません
既定: ON  
プロジェクト名の最大文字数プロジェクト名として使用できる文字の最大数を制御します。この値を変更しても、既存のプロジェクト名には影響しません。
既定:80
プロジェクト キーの最大文字数プロジェクト キーに使用できる文字の最大数を制御します。この値を変更しても、既存のプロジェクトのキーには影響しません。 2 から 255 の間の任意の値(両端の値を含む)に設定できます。
既定:10
未割り当ての課題を許可するオンにすると、プロジェクトの既定の担当者が未割り当てになります。オフにすると、課題は必ず誰かに割り当てられる必要があります。既定では、各プロジェクトで定義されているプロジェクト リーダーが担当者に割り当てられます。
既定: ON
外部ユーザー管理

設定を ON にすると、Jira ではユーザーにパスワード変更やプロファイル編集のオプションを表示しません。また、これは、ログイン ページのパスワードを忘れた場合のリンクを無効化します。通常、Jira 以外のアプリケーション (例: CrowdMicrosoft Active Directory、または他の LDAP ディレクトリ) ですべてのユーザーを管理する場合にのみ、ON に設定します。既定: OFF

ログアウト確認ログアウト時にユーザーの確認を得るかどうかを制御します。NEVER COOKIE - ユーザーが (cookie 経由で) 自動的にログインした場合、確認を求めるプロンプトを表示します。ALWAYS
既定: NEVER
gzip 圧縮の使用Jira がブラウザに送信する web ページを圧縮するかどうかを制御します。mod_proxy を使用している場合を除いて、ON にすることをお勧めします。
既定: ON
ユーザーのメール アドレスの表示方法Controls how users' email addresses are displayed in the user profile page.
- PUBLIC - email addresses are visible to all.
- HIDDEN - email addresses are hidden from all users.
- MASKED - the email address is masked (e.g. 'user@example.com' is displayed as 'user at example dot com').
- LOGGED IN USERS ONLY - only users logged in to Jira can view the email addresses.
Default: PUBLIC
コメントの表示設定Determines what will be contained in the list that is presented to users when specifying comment visibility and worklog visibility.
- Groups & Project Roles - the list will contain groups and project roles.
- Project Roles only - the list will only contain project roles.
Default: Project Roles only
メール ヘッダー「Precedence: bulk」を除外するControls whether to prevent the Precedence: Bulk header on Jira notification emails. This option should only be enabled when notifications go to a mailing list which rejects 'bulk' emails. In normal circumstances, this header prevents auto-replies (and hence potential mail loops).
Default: OFF
課題ピッカーのオートコンプリートProvides auto-completion of issue keys in the 'Issue Picker' popup screen. Turn OFF if your users' browsers are incompatible with AJAX.
Default: ON
JQL のオートコンプリートProvides auto-completion of search terms when users perform an advanced (JQL) search. Turn OFF if you prefer not to use this feature, or are experiencing a performance impact.
Default: ON
Internet Explorer 用の MIME スニッフィング セキュリティ ホール回避ポリシーAttachment viewing security options for cross-site site scripting vulnerabilities present in Internet Explorer 7 and earlier. Changes the default browser action for attachments in Jira. Options are:
- Insecure: inline display of attachments - allows all attachments to be displayed inline. Only select this option if you fully understand the security risks.
- Secure: forced download of all attachments for all browsers - force the download of all attachments. This is the most secure option, but is less convenient for users.
- Work around Internet Explorer security hole - forced download of high-risk attachments (IE-only Workaround) - for IE browsers, force the download of attachments that IE would mistakenly detect as an HTML file. Declared HTML attachments are also never displayed inline. Use this option to reduce the risk of attacks to IE users via attachments.
Default: Work around Internet Explorer security hole
管理者連絡フォーム

ログイン パネルやページなど、Jira 内の適切な場面で表示される "管理者に連絡" リンクをユーザーがクリックすると、入力用のメール フォームが表示されます。

この設定は電子メール発信が有効化された場合のみに、適用します。

以下のカスタム メッセージ "管理者への問い合わせメッセージ”と組み合わせて使用することも、個別に使用することもできます。Jira 管理グローバル権限を持つユーザー (Jira システム管理者ではありません。詳細は JRA-27454 を参照してください) には、この機能を使用した結果が通知されます。フォームの設定方法の詳細については、「管理者への問い合わせフォームの構成」を参照してください。

既定:OFF

管理者連絡メッセージユーザーが(ログインパネルやページなど、Jira の適切な場面で表示される)「管理者連絡」リンクをクリックすると、カスタム メッセージが表示されます。「管理者連絡メッセージ」が「管理者連絡フォーム」の上部に表示されるのは、フォームが有効になっている場合(上記参照)のみです。
Gravatar の許可Enables users to use Gravatars in their user profile instead of Jira-specific avatars.
Default: OFF
インライン編集インライン編集、つまり、画面上のフィールドをクリックして編集できます。
既定;ON 
検索結果の自動更新基本検索で検索条件を変更すると、検索結果を自動更新できます。
既定:ON  
カスタム フィールドの説明および箇条書きの値で HTML を有効にする

カスタム フィールドの説明やリスト項目の値に HTML を追加することを許可します。

既定: OFF (セキュリティのために推奨)  

空の JQL クエリの無効化

空の JQL クエリの挙動を選択できます。オンの場合は結果を返さず、オフの場合はすべての既存の課題を返します。このオプションは、空のフィルタでインスタンスのすべての既存の課題が返される場合のパフォーマンスの問題を回避するために導入されました。

一部のアプリには仕様として、空の JQL クエリを使用した場合にすべての課題を返すものがあります。このオプションをオンにすると、それらのプラグインに影響があります。Jira Service Management のキューSLA、およびレポートに含まれる空の JQL クエリは引き続き、プロジェクトごとにすべての課題を返します。

デフォルト: OFF

CSV へのエクスポート時の追加オプションの有効化

検索結果を CSV ファイルにエクスポートするときの区切り文字を選択できます。エクスポート時に、値の区切り文字を以下のいずれかから選択できます。

  • カンマ (,)
  • セミコロン (;)
  • バーティカル バー (|)
  • キャレット (^)

このオプションをオフにすると、デフォルト区切り文字としてカンマ (,) が使用されます。これは、エクスポートを多数実行する場合や、追加のダイアログを毎回表示したくない場合に役立ちます。

デフォルト: ON 

お気に入りフィルター ガジェットの最大タイムアウト

お気に入りフィルター ガジェットは、お気に入りフィルターの一覧と、それぞれに含まれる課題数を表示します。このオプションを使用することで、Jira で課題の計上が停止したあとの最大タイムアウトを設定し、フィルターの横に "課題が多過ぎます" という内容のメッセージを代わりに表示できます。大規模なフィルターを使用している場合、課題の計上に時間がかかり、Jira のパフォーマンスに影響する可能性があるため、このオプションを使用して影響を防ぐことができます。

デフォルト: 5000 (ミリ秒)

-1 に設定すると、Jira で課題を計上しなくなります。 

セキュリティ ダイアログでの URL パラメーターの表示 (8.12.1+)

無効になっている場合、URL パラメーター値が取得され、セッション、XSFR トークン失効ダイアログなどのセキュリティ ダイアログに表示されないよう設定します。これによって、フィッシング攻撃を防止し、セキュリティの脆弱性を解決できます

既定:OFF

最終更新日 2024 年 6 月 28 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.