プロジェクトのアーカイブ

プロジェクトをアーカイブすると、後で必要になったときのためにそのプロジェクトに含まれるデータを保持できるため、プロジェクトを Jira から削除できます。Jira インスタンスでの情報の散在を防ぐために、アクティブでないプロジェクトや完了済みプロジェクトをアーカイブすることをおすすめします。プロジェクト数が少ないと、現在の作業に集中しやすくなります。

プロジェクトのアーカイブは、Jira Software Data Center および Jira Service Management Data Center のみで使用できます。Jira Server でプロジェクトをアーカイブするには、このナレッジ ベース記事をご参照ください。

はじめる前に

  • プロジェクトをアーカイブまたは復元するには、Jira 管理者または Jira システム管理者のグローバル権限が必要です。Jira で設定できるさまざまなタイプの権限の詳細については、「権限の概要」をご参照ください

  • アーカイブ用にプロジェクトを準備する必要はありません。必要に応じて、どんなプロジェクトでもアーカイブし、後から復元させることができます。

プロジェクトのアーカイブ

プロジェクトをアーカイブする手順は次のとおりです。

  1. 画面右上で [管理] > [プロジェクト] の順に選択します。

  2. アーカイブするプロジェクトを見つけて [アクション] () > [アーカイブ] の順に選択します。 

    プロジェクトの一覧。[アーカイブ] オプションを選択しています。

    プロジェクトはすぐにビューで非表示になり、[アーカイブ済みプロジェクト] ページに移動します。

インデックスからプロジェクト データを削除し、パフォーマンスを正常に保つために、Jira のインデックスが自動的に再作成されます。

アーカイブしたプロジェクトはどうなりますか?

次の点を念頭に置いておく必要があります。

プロジェクト
  • プロジェクトは制限され、すべてのユーザーに対して非表示になります。
  • プロジェクトはプロジェクト ピッカー、プロジェクト一覧、検索結果、JQL のオートコンプリートに表示されなくなります。[アーカイブ済みプロジェクト] ページ以外で表示することはできません。
  • プロジェクトへのリンクは引き続き機能します。
課題
  • 課題が所属するプロジェクトと同様に、課題は検索結果に表示されなくなります。
  • 課題は読み取り専用になります。編集することはできませんが、他のプロジェクトやアプリケーションからのダイレクト リンクやメンション経由で表示できます。
カスタマー ポータル





Jira Service Management がインストールされていてライセンスが付与されている場合にのみ適用可能です。





  • カスタマー ポータルは制限され、すべてのユーザーに対して非表示になります。
  • カスタマー ポータルはヘルプ センターのナビゲーションに表示されなくなります。カスタマー ポータルのリンクにアクセスすると、そのサービス プロジェクトが存在しないことを示すメッセージが表示されます。
構成
  • プロジェクトをアーカイブしても、そのプロジェクトが使用する設定 (スキーム、画面、ワークフロー、カスタム フィールドなど) には影響しません。設定は引き続き有効となり、他のプロジェクトと共有されます。設定を変更した場合、アーカイブ済みプロジェクトには、プロジェクトが復元され次第適用されます。
インデックス
  • プロジェクトはインデックスから無視され、Jira の再インデックスを行うと完全に削除されます。これによって、Jira に直接保存されているデータを削除し、パフォーマンスを改善します。

プロジェクトの復元と再インデックス

すべてのプロジェクト データはデータベース内に残るため、必要になったときにはいつでも復元できます。

プロジェクトを復元する手順は次のとおりです。

  1. 画面右上で [管理] > [プロジェクト] の順に選択します。
  2. [アーカイブ済みプロジェクト] を選択します。このページには、アーカイブされたすべてのプロジェクトが表示されます。アーカイブされたプロジェクトの一覧。
  3. 復元したいプロジェクトを見つけて [アクション] () > [復元] の順に選択します。
    プロジェクトは元の状態に復元され、プロジェクト一覧とプロジェクト ピッカーに再び表示されます。 
  4. 課題が検索結果に再び表示されるよう、プロジェクトの再インデックスを行います。
    1. 復元したプロジェクトを開きます。
    2. 画面右下で [プロジェクト設定] () を選択します。
    3. [プロジェクト設定] (左側のパネル) で [プロジェクトを再インデックス化] を選択します。
    4. [プロジェクトの再インデックス化を開始] を選択します。
最終更新日 2022 年 11 月 7 日

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