ベース URL の設定
ベース URL とは、ユーザーが Jira アプリケーションにアクセスするときに使用する URL です。アドレスに制限はありませんが、ブラウザで Jira インスタンスを表示するのに使用する URL と同じ URL に設定する必要があります。
Jira をルート以外のコンテキスト パス内で実行するようにインストールした場合 (つまり、コンテキスト パスを指定している場合)、サーバーのベース URL にはこのコンテキスト パスが含まれている必要があります。たとえば、Jira が http://www.foobar.com/Jira で稼働している場合、サーバーのベース URL は http://www.foobar.com/Jira となる必要があります。
Jira のベース URL を変更する
Jira のセットアップ中に、ベース URL が自動検出されます。ただし、サイトの URL を変更する場合や、アプリへの公開アクセスに使用する URL に別の URL から Jira をセットアップする場合は、手動での設定が必要になる場合があります。
次のすべての手順を行うには、Jira システム管理者グローバル権限を持つユーザーとしてログインする必要があります。
ベース URL を設定する方法
- 画面右上で [管理 ] > [システム] の順に選択します。
サイドバーで [一般設定] を選択します。
[編集を設定] を選択します。
[ベース URL] テキスト ボックスで、新しい URL を入力します。
[更新] を選択して変更を保存します。
異なる URL を使用する
異なるベース URL を設定したり、ユーザーが他の URL を使用したりして Jira にアクセスする場合、他のページを参照する際にエラーが生じることがあります。
コンテキスト パスを変更する
ベース URL のコンテキスト パスを変更する場合、Web サーバーの server.xml ファイルを編集して新しいパスを反映する必要があります。
- Jira サーバーを停止します。
- Jira の "宛先ディレクトリ" に移動します。これは、Confluence のインストール ファイルが保管されているディレクトリです (例:
C:\Program Files\Atlassian\JIRA)。ここでは「{Jira_INSTALLATION}」とします。 - {
Jira_INSTALLATION}\conf\server.xmlで構成ファイルを編集します。 Context要素のpath属性の値を変更して、コンテキスト パスを反映します。たとえば、http://www.foobar.com/Jiraで Jira を実行している場合、path属性は以下のようにします。<context path="/JIRA" docBase="../JIRA" debug="0" reloadable'"false" useHttpOnly="true">- ファイルを保存します。
プロキシの後ろにベース URL を設定する
プロキシの後ろで実行する場合、プロキシ名がベース URL とマッチしていることを確認します。例: proxyName="foobar.com" proxyPort="443" scheme="https" 。これにより、情報を適切に渡すことができます。
この情報は、{Jira_INSTALLATION}\conf\server.xml の Connector 要素に追加する必要があります。