ゼロ ダウンタイム アップグレードの FAQ
Jira Data Center のゼロ ダウンタイム アップグレード
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ゼロ ダウンタイム アップグレード (ZDU) について質問がありますか? アップグレードを円滑に進められるよう、よくある質問をまとめました。
サポート対象バージョン
いいえ。ゼロ ダウンタイムのアップグレード (ZDU) はエンタープライズ版の Jira である、Jira Software Data Center および Jira Service Management Data Center のバージョン 7.3 以降でのみ利用可能です。
はい、7.x 系などの同じプラットフォーム リリースである場合、7.3 よりあとの任意の Jira バージョンにアップグレードできます。
複数のフィーチャー リリース バージョンをスキップする場合 (例: 7.3 から 7.6 へ)、ステージング環境でアップグレードをテストしてください。アトラシアンではすべてのリリースで、前のバージョンから現在のバージョンへのアップグレードをテストしています (単一のフィーチャー リリース バージョンのアップグレードのみ)。ただし、ゼロ ダウンタイム アップグレード (ZDU) には、アップグレード中の複数のバージョンのスキップを禁止するような制約はありません。
はい、7.x 系などの同じプラットフォーム リリースである場合、7.3 よりあとの任意の Jira バージョンにアップグレードできます。
複数のバージョンをスキップする場合 (例: 7.3 から 7.6 へ)、ステージング環境でアップグレードをテストしてください。すべてのリリースですべてのアップグレードの組み合わせをテストすることはできないため、アトラシアンでは前のバージョンから現在のバージョンへのアップグレード (単一のバージョンののアップグレードのみ) をテストしています。ただし、ゼロ ダウンタイム アップグレード (ZDU) には、複数のバージョンのスキップを禁止するような制約はありません。
いいえ。ゼロダウンタイム アップグレード (ZDU) はプラットフォーム リリース間 (例: 7.x ラインと 8.x ライン間など) のアップグレードをサポートしていません。
これは、プラットフォーム リリースには Jira の動作に関する根本的な変更が含まれており、通常のアップグレードが必要となるためです。新しいプラットフォーム ラインに移行すると、ゼロ ダウンタイム アップグレードを使用してこのプラットフォームのフィーチャーおよびバグ修正リリースにアップグレード (例: 8.0 から 8.1) できるようになります。
プラットフォーム、フィーチャー、およびバグ修正リリースの違いの概要は次のとおりです。
データベース
はい。他のアップグレード方法と同様に、アップグレード前に、可能であればデータベースのネイティブ ツールを使用して、データベースを必ずバックアップする必要があります。
はい、アップグレードを確定 (アップグレード プロセスの最後の手順) するまでは、任意の時点で元のバージョンにロールバックできます。
データベースでは、最初のノードがアップグレードされるとデータベース スキーマが更新されます。この変更は戻りません。ただし、スキーマの変更には下位互換性があり、以前のバージョンで動作するため、これが問題になる可能性は低いと考えています。
ノード
アップグレードの確定後、アップグレードされていないノードはクラスタに参加できず、起動時にロックされます。このような場合、ノードをシャットダウンしてアップグレードし、残りの Data Center クラスタに再度参加させることができます。
パフォーマンス
アップグレード中、各ノードは (1 つずつ) シャットダウンされ、アップグレードされて、再度起動されます。特定のノードが利用できなくなると、トラフィックと負荷は残りのノードにシフトされるため、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。ゼロ ダウンタイム アップグレードは、ピーク トラフィック時間とはずらしてスケジューリングすることをおすすめします。ただし、ZDU を使用してアップグレードを実行する場合、サービスの継続的な提供を期待できます。
再インデックス
いいえ。ゼロ ダウンタイム アップグレード (ZDU) がサポートされているフィーチャー リリースおよびバグ修正リリースの新しいバージョンには、インデックスの自動的な再作成が必要な変更は導入されません。
アプリ
Jira Data Center クラスタをアップグレードしたあとに、アプリを個別にアップグレードすることをお勧めします。
ゼロ ダウンタイム アップグレード中、Jira は元のバージョンの Jira を実行しているノードですべてのアプリを停止します。つまり、アップグレード時にアプリをアップグレードする場合も、まだアップグレードされていないすべての Jira ノードでは、古いバージョンのアプリが継続して実行されます。特定のノードをアップグレードすると、アップグレードされた互換性のあるアプリがすぐに取得されます。
アプリ開発者向けの詳細が必要な場合は、こちらを参照してください。
トラブルシューティング
はい、アップグレードを確定 (アップグレード プロセスの最後の手順) するまでは、任意の時点で元のバージョンにロールバックできます。
データベースでは、最初のノードがアップグレードされるとデータベース スキーマが更新されます。この変更は戻りません。ただし、スキーマの変更には下位互換性があり、以前のバージョンで動作するため、これが問題になる可能性は低いと考えています。
はい。当社の公開 Jira インスタンスで、ZDU に影響を与える可能性がある不具合を追跡しています。これらには affects-zdu というラベルが設定されています。こちらから確認できます。
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