テスト移行を検証する
これらの手順は Jira Server 間の異なるインスタンス間で移行する際のものです。また、サード パーティ アプリである Project Configurator for Jira が必要です。Server から Cloud に移行する場合は、「Jira Server から Cloud への移行リソース」を参照してください。
テスト移行が完了したら、プロジェクトをターゲット インスタンスへ移行する前に、結果とトレースを見直す必要があります。また、変更点を確認し、変更が必要な場合は、ソース インスタンスに適用します。
インポートの結果とインポートのトレース
インポートしたトレースを確認する際には、次の点に注意してください。
- データのインポートは移行されたそれぞれのプロジェクトに対して順に実行されます。
- 警告 - インポートを停止しないでください。一部の情報 (例: 一部のカスタム フィールドの値) がスキップされる可能性があります。
- エラー - プロジェクトのデータ インポートを停止します。複数のプロジェクトを移行して一部が失敗した場合、インポートを再試行します。Project Configurator for Jira は移行済みのプロジェクトを検出して除外します。データの一部 (課題、バージョン、またはコンポーネント) をすでに含むプロジェクトのインポートを再試行する場合、ターゲット インスタンスでこのプロジェクトを削除してから、インポートを再試行します。そうでない場合、このプロジェクトは移行済として検出される場合があります。
構成の変更
設定の変更を見直すには、こちらをクリックして設定インポート トレースを確認するを選択してください。インポート前にテスト インスタンスに適用された設定の変更を示します。
テスト インポートの結果を検証する
テスト インポートを完了した後で、テスト インスタンスを調べて移行結果を検証します。次のようなチェックをお勧めします:
テスト インポートを完了した後、テスト インスタンスを調べて移行結果を検証します。次の項目をチェックすることをお勧めします:
- プロジェクトが移行され、Jira で表示できます。
- プロジェクトのバージョン番号とコンポーネントがソース インスタンスと同じ。
- ロール メンバーが同じ。プロジェクト数が大きすぎてチェックできない場合、ロールやプロジェクトのサンプルを検証する。
- 課題と添付ファイルの数が同じ。
- 移行された課題のサンプルを確認し、次の項目に焦点を当てる。
- 一般的な課題データ (カスタム フィールド値を含む)
- コメントのシーケンス
- 履歴の変更
- 作業ログ
- 添付ファイル (数、名前、内容)
ユーザー受け入れテスト
最後に、移行されたプロジェクトに取り組んでテストできるよう、ユーザーのグループを選択します。ソース インスタンスと同じアカウントを使用する必要があります。次の項目を確認します。
- 課題を表示および編集できますか?
- トランジションを起動できますか?
- レポート、フィルター、ダッシュボード、またはアジャイル ボードヘのアクセス権がありますか?
- ソース インスタンスを使用していた場合とおんなじ方法へアクセスできますか?
成功する移行に必要な変更を記録する
テスト移行の間、最終的な移行が正常に完了するよう、ソース インスタンスとターゲット インスタンス、またはエクスポートの際にファイル作成したファイルにある程度の変更を加える必要が出る場合があります。また、このページに記載されているレビューやテストで、両方のインスタンスを変更する必要があるいくつかの課題が検出されることもあります。すべての変更や修正を記録し、最終的な移行の前に繰り返せるようにすることが重要です。