許可リストを設定する
Jira 管理者は許可リストに URL を追加して、接続の受信 / 発信および特定されたソースからのコンテンツを許可できます。許可されたソース以外からコンテンツが追加された場合、Jira はエラーを表示し、その URL を許可リストに追加するようユーザーに通知します。
アプリケーション リンクは許可リストに自動的に追加されます。手動で追加する必要はありません。
次のすべての手順を行うには、 Jira 管理者 グローバル権限 を持つユーザーとしてログインする必要があります。
許可リストに許可された URL を追加する
URL を許可リストに追加するには、次の手順を実行します。
- In the upper-right corner of the screen, select Administration > System.
- [許可リスト] を選択します。
- 許可する URL または表現を入力します。
- 表現のタイプ (例については下記の表現のタイプを参照) を選択します。
- CORS リクエスト (下記参照) を許可する必要がある場合、受信を許可を選択します。
- 認証されていないユーザーを許可する必要がある場合は、[匿名ユーザーの許可] を選択します。
- 追加 を選択します。URL または表現が許可リストに表示されます。
許可リストに入れた URL が予想通りに機能するかをテストするため、 URL を [URL のテスト] フィールドに入力します。アイコンは、対象の URL の受信/発信トラフィックを許可するかどうかを示します。
表現のタイプ
許可リストに URL を追加する際、多数の表現タイプから選択することができます。
タイプ | 説明 | 例 |
---|---|---|
ドメイン名 | 指定されたドメインからの全てのURL を許可します。 | http://www.example.com |
完全一致 | 指定された URL のみを許可します。 | http://www.example.com/thispage |
ワイルドカードによる表現 | 一致した全ての URL を許可します。ワイルドカード*文字を使って、1つ以上の文字を置き換えます。 | http://*example.com |
正規表現 | 正規表現と一致した全ての URL を許可します。 | http(s)?://www\.example\.com |
受信を許可する
[受信を許可] すると、指定した組織からの CORS リクエストが有効になります。URL は scheme://host[:port]
の形式と一致している必要があります。最後のスラッシュは不要です (:port
は任意)。したがって、http://example.com/
と入力しても、ドメイン example.com
からの CORS リクエストは許可されません。
匿名ユーザーの許可
[匿名ユーザーの許可] オプションを使用して、認証されていないユーザーの代わりに送信要求を許可できます。
これは、アプリケーション リンクからの URL など、プライベート データを含む可能性がある URL にはお勧めしません。匿名アクセスを提供する必要がある場合は、必要なリソースのみにアクセスを制限するよう既存の URL やワイルドカード式ルールを使うことを検討してください。
新しいアプリケーション リンクの既定の設定を変更する
アプリケーション リンクを作ると、その URL が Jira の許可リストに自動的に追加されます。既定では、これらの URL からの送信要求は、認証ユーザーに対してのみ許可されます。
すべてのアプリケーション リンクの既定の動作を変更するには、次の手順を実行します。
- In the upper-right corner of the screen, select Administration > System.
- [許可リスト] を選択します。
- [設定の構成] を選択します。
- 次のいずれかを選択します。
- 匿名ユーザーを含むすべてのユーザーへの送信要求を許可する [Allow all users (すべてのユーザーを許可する)]
- 匿名ユーザーの送信要求を拒否する [Allow authenticated users (認証ユーザーを許可する)]
- [Restrict by default (既定で制限)]。すべてのユーザーの送信要求を拒否する (アプリケーション リンクは許可リストに追加されません)
- 変更を保存します。
許可リストに追加された新しいアプリケーション リンクを含む、すべてのアプリケーション リンクにこの設定が適用されます。
許可リストを無効にする
許可リストを無効にするには、
許可リストは既定で有効化されています。無効にできますが、無効にすると悪質なコンテンツを含むすべての URL が許可されるため、推奨されません。
- In the upper-right corner of the screen, select Administration > System.
- [セキュリティ] > [許可リスト] を選択します。
- [許可リストをオフにする] ボタンをクリックします。
- 確認を選択します
これですべての URL が許可されます。インターネット アクセスのない環境でインスタンスを実行している場合を除き、許可リストを無効にすることはおすすめしません。