Jira Service Desk 4.5.x 長期サポート リリースの変更履歴

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Jira Service Desk 4.5 は長期サポート リリースであり、この変更履歴は以前のバージョンでの変更内容の概要を提供することを目的としています。 


長期サポート リリースについて
Jira Service Desk は定期的にアップグレードすることをおすすめしています。組織のプロセスによって年に 1 回しかアップグレードできない場合、バージョンのサポート終了までの間の重大なセキュリティ、安定性、データ整合性、およびパフォーマンスの問題に継続的にアクセスできる、長期サポート リリースへのアップグレードをおすすめします。

 



サポート終了ポリシー

アトラシアンでは、フィーチャー バージョンについて、そのバージョンの最初の主要なイテレーションのリリースから 2 年間をサポート対象としています。バージョンがサービス終了 (EOL) に達すると、そのバージョンについてのサポートを受けることはできません。ここでは、Jira Service Desk 3.9、3.16、および 4.5 の EOL 日付を案内します。

4.52021 年 10 月 21 日詳細
3.162020 年 11 月 28 日
3.92019 年 11 月 13 日



主要な機能

3.9 から 4.5 までの各バージョンで提供された、ユーザーが新しく利用できるようになる機能の概要です。  

4.5
  • 安定性のための改善のみ。新機能の追加はなし
4.4
  • SLA カレンダーの管理を強化
  • Jira Service Desk Data Center での課題のアーカイブ
  • 閲覧権限の挙動について
  • "マルチユーザー ピッカー" カスタム フィールドのフィルター
  • メールを既定で一括処理
  • 外部リンクを新しいタブでオープン
  • アーカイブ済みの課題を参照するフィルター
  • Jira のアクセシビリティの向上
リリース ノート
4.3
  • 検索の改善
  • スレッド制限によりパフォーマンスを改善
  • カスタム フィールドを検索する新しいフィルター
  • アップグレード後にカスタム変更の一覧を表示
  • プロジェクト参照時のパフォーマンスを改善
  • AdoptOpenJDK を Jira にバンドル
  • クラスタ ロックのメカニズムを改善
  • 再インデックスを簡単に実行
  • Jira Data Center 用の Content Delivery Network (CDN)
リリース ノート
4.2
  • 自動化でカスタム フィールドを編集
  • ナレッジベースの検索エクスペリエンスの改善
  • ナレッジベース レポートの改善
  • Jira Service Desk のソース コードが利用可能
  • 課題のステータスに新しい色を使用
  • Java 11 のサポート
  • Microsoft SQL Server 2017 のサポート
  • より多くの課題を CSV にエクスポート
リリース ノート
4.1
  • 新しいカスタマー ポータル エクスペリエンス
  • スマートな自動化 webhook
リリース ノート
4.0
  • Lucene のアップグレードによるパフォーマンス向上
  • jQuery のアップグレード
  • 優先度アイコンのアクセシビリティの改善
  • 詳細検索で利用できる新しいオプション
  • AUI のアップグレード
  • AdoptOpenJDK のサポート
リリース ノート
3.16
  • Jira で OpenJDK を利用
リリース ノート
3.15
  • 期限に基づいた SLA
  • フィルターとダッシュボードの編集権限の共有
  • カスタム フィールド ページの外観の変更
  • Data Center 用の顧客フィールド最適化ツール
リリース ノート
3.14
  • Jira Service Desk の新しいルック アンド フィール
  • Data Center でのプロジェクト アーカイブ
  • IPv6 のサポート
  • Jira Service Desk をドイツ語で利用可能
  • プロジェクト画面への列の追加
リリース ノート
3.13
  • 監査ログの新イベント
リリース ノート
3.12
  • メールからのリクエストの承認
  • ワイルドカードを使用したバージョン検索
  • Microsoft SQL Server 2016 のサポート
リリース ノート
3.11
  • クイック検索の改善
リリース ノート
3.10
  • アカウント確認メール
  • 承認機能の可視性を向上
リリース ノート
3.9
  • プロジェクト単位の優先度 (3.9.4 以降)
  • 定型返信の改善
  • 自動承認
  • JMX を使用したライブ モニタリング
リリース ノート



致命的なバグの修正

各リリースでは多数のバグ修正が行われます。バージョン 3.9 以降で修正された、重要度が critical のバグは、次のとおりです。



サポート対象プラットフォームの変更

アトラシアンでは適宜、プラットフォームのサポートの開始や終了を行っています。ここでは、3.9 以降の変更の概要について説明します。 

4.5

変更なし

4.4

次の製品のサポートを開始

  • Jira Data Center 用の Aurora PostgreSQL
  • Oracle 18c と 19c

次の製品のサポートを終了

  • Jira Importers Plugin (JIM) で Jira のネイティブなインポーターを利用可能
  • 事前通知: Createmeta REST エンドポイント
サポート対象プラットフォーム
4.3

次の製品のサポートを開始

  • Oracle 12c Release 2
サポート対象プラットフォーム
4.2

次の製品のサポートを開始

  • Java 11
  • Microsoft SQL Server 2017

次の製品のサポートを終了

  • 32-bit インストーラー
サポート対象プラットフォーム
4.1変更なしサポート対象プラットフォーム
4.0

次の製品のサポートを開始

  • Apache Tomcat 8.5.35 (8.5.32 を置き換え)。Jira 8.0.1 で追加。

次の製品のサポートを終了

  • Fugue を廃止
  • PostgreSQL 9.3
  • MySQL 5.5
サポート対象プラットフォーム
3.16

次の製品のサポートを開始

  • AdoptOpenJDK 8
サポート対象プラットフォーム
3.15

次の製品のサポートを開始

  • Apache Tomcat 8.5.32 (8.5.29 を置き換え)

次の製品のサポートを終了

  • Fugue
サポート対象プラットフォーム
3.14

次の製品のサポートを開始

  • Apache Tomcat 8.5.29 (8.5.6 を置き換え)
サポート対象プラットフォーム
3.13変更なしサポート対象プラットフォーム
3.12変更なしサポート対象プラットフォーム
3.11変更なしサポート対象プラットフォーム
3.10変更なしサポート対象プラットフォーム
3.9変更なしサポート対象プラットフォーム



テクニカル アップグレード ノート

次の表はアップグレード ノートの概要です。アップグレード前にアップグレード ノートを個別に確認する必要があります。 

4.5

更新なし。

4.4

重要な注意事項

  • Jira Data Center で Aurora PostgreSQL のサポートを開始しました。
  • いくつかのセキュリティの更新により、フィルターとダッシュボードの権限を確認する必要があります。
  • メール通知が既定で一括処理されます。
  • Tomcat をバージョン 8.5.42 にアップグレードしました。
  • Oracle 18c と 19c のサポートを開始しました。
  • Data Center の監視に役立つ一連の新しいアラートを追加しました。
アップグレード ノート
4.3

重要な注意事項

  • Jira に Oracle の JDKではなく AdoptOpenJDK 8 がバンドルされるようになりました。Jira を手動でインストールする場合、JDK をインストールする必要があります。
  • atlassian-jslibs プラグインをバージョン 1.2.5 から 1.4.1 にアップグレードし、React 16.8.6、ReactDOM 16.8.6 factory、Marionette 4.1.2 を現在 Jira にバンドルしています。
  • アップグレードする際に、古い Jira ファイルに加えたカスタム変更をアップグレードしたバージョンの同じファイルに再適用する必要があります。カスタム変更を含むファイルの一覧が表示されます。
  • Jira Cloud から Jira Server にバックアップをインポートした際の問題を修正するために、データベースの列サイズを変更する必要がありました。特に MySQL データベースを使用している場合、アップグレード後に Jira の起動が遅くなることがあります。
  • dbconfig.xml に保存されているデータベース パスワードを暗号化できるようになりました。
  • ロック タイムアウトを導入することにより、Jira Data Center のクラスタ ロック メカニズムを改善しました。ノードがクラスタ ロックを失うと、管理者による特別な操作なしで自動的に復元可能になります。
アップグレード ノート
4.2

重要な注意事項

  • Jira に同梱される Microsoft JDBC ドライバを 7.2.1 にアップグレードしました。このバージョンは、Java 11 のサポートに必須です。
  • Jira インストーラに、Oracle JDK ではなく AdoptOpenJDK JRE 8 がバンドルされるようになりました。インストーラを使用している場合、Jira が AdoptOpenJDK に切り替えている可能性があるため、アップグレード後に Java バージョンを確認してください。
アップグレード ノート
4.1

重要な注意事項

  • 32 ビット用のインストーラーは廃止予定で、今後のリリースで削除されます。
  • CDN ダーク機能は廃止予定で、今後のリリースで削除されます。これは、Jira Data Center の公式 CDN サポートに置き換えられます。
アップグレード ノート
4.0

重要な注意事項

インデックスの変更...
  • 互換性のないインデックス: Jira インデックスに関するライブラリのアップグレードにより、現在のインデックスの互換性はなくなります。アップグレード後に Jira を再インデックスして新しいインデックスを作成する必要があります。
  • インデックスの場所の変更: Jira 8.0 以降、Jira のインデックスは新しい場所: <Jira-home-directory>/caches/indexesV1 に保存されます。
  • 自動再インデックス: 上記の変更により、Jira はアップグレード後に自動的な再インデックスをトリガーします。つまり、アップグレード後に再インデックスを 2 回実行する必要がある場合があります。一般に、大規模な Jira インスタンスでは再インデックスに非常に時間がかかるため、自動的な再インデックスを無効化し、準備が整ったら手動で実行することができます。
アプリの変更...
  • 互換性のないアプリ: アップグレードの前に、新しいバージョンとの互換性がないすべてのアプリを無効化しておく必要があります。互換性を持たないアプリがあると、アップグレードや、アップグレード後の Jira の起動ができない場合があります。
その他の変更...
  • ログの削減: ディスク容量を保持するため、アプリのログ出力 (atlassian-jira.log) は Tomcat ログ ファイル catalina.out にミラーリングされなくなりました。
  • Jira で必要なメモリの増加: Jira で利用する既定のヒープ サイズを 2 GB に増やしました。32-bit システムを使用している場合、この変更によって追加の手順が必要となります。
  • ゼロ ダウンタイム アップグレード: Jira 7.x から Jira 8.x へのアップグレードでは、ゼロ ダウンタイム アップグレードは利用できません。Jira 8.x にアップグレードした後は、これを使用して以降の任意のバージョンにアップグレードできます。
サポート終了...

Jira Service Desk 4.0 では、com.atlassian.fugue が削除され、代わりにコア Java データ型および例外を使用するように API が更新されました。この変更は、Jira Service Desk での開発を簡単にするために導入されました。

必要なアクション
Core Java データ型および例外を使用する前に、com.atlassian.fugue を返すエンドポイントにリクエストを送信しているすべてのスクリプト、連携、アプリを更新します。これによって、アップグレード後の障害を防ぎます。

詳細については、Java API ドキュメントREST API ドキュメントを参照してください。

アップグレード ノート
3.16
  • Apache Tomcat を 8.5.32 バージョンにアップグレードしました。これにより、server.xml ファイルへの変更が必要です。
  • Jira 7.12 と 7.13 では、PostgreSQL 9.3 の使用が非推奨になりました。
  • Jira を OpenJDK 8 で実行できます。
  • JVM コード キャッシュを構成するためのプロパティを setenv.sh /.bat ファイルに追加しました。
アップグレード ノート
3.15
  • Jira Service Desk 3.15 では、com.atlassian.fugue の使用が非推奨となりました。コア Java データ型および例外を使用するには、com.atlassian.fugue を返すエンドポイントにリクエストを送っているすべてのスクリプト、統合、またはアプリを更新する必要があります。
  • Jira 7.12 では PostgreSQL 9.3 の使用が非推奨となりました。
  • 監査ログの新イベント (フィルタとダッシュボード)。ユーザーは編集権限を持つフィルターおよびダッシュボードを共有できるようになりました。監査ログの新しいイベントを介してすべての変更を確認できます。
アップグレード ノート
3.14
  • Apache Tomcat がバージョン 8.5.29 にアップグレードされました。
  • IPv6 のサポート。デュアルスタック アプローチ (IPv4 + IPv6) を採用したため、IPv4 アドレスは引き続き動作します。次の点にご注意ください。
    • IPv4 トラフィックを許可する必要があります。
    • Jira 設定のすべての場所で生の IPv6 アドレスを使用しないようにします。
    • ブラウザで IPv6 アドレスを使用しないようにします。
    • AWS リレーショナル データベース サービス (RDS) では IPv6 はサポートされません。
    • Linux では Jira Data Center のキャッシュ レプリケーションの問題があります。
アップグレード ノート
3.13更新なし。アップグレード ノート
3.12
  • Jira を Microsoft SQL Server 2016 データベースに接続する手順。
アップグレード ノート
3.11
  • クイック検索の監視。新しいクイック検索に、Jira 管理者が検索の数を制限し、ユーザーの検索状況をリアルタイムに監視できるオプションを追加しました。
アップグレード ノート
3.10
  • Jira への Oracle JDBC ドライバの同梱を廃止しました。
  • アカウント確認メールを無効化できるようになりました。
アップグレード ノート
3.9
  • 優先度スキーム (UI の変更)。Jira での優先度の管理方法に対する重大な変更を加えましたが、これらの変更は Jira Service Desk 3.9.4 でのみ利用可能です。
アップグレード ノート
最終更新日 2021 年 7 月 28 日

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