スクリーンショット: 管理チャート
- 課題詳細: 課題のサイクル タイムを表示します。
- タイム スケール: コントロール チャートを表示する期間を選択します。
- ズームイン: チャートの領域を強調表示して特定の期間に集中します。
- レポートの絞り込み: データを絞り込む列とフィルターを選択します。
コントロール チャートの表示
インクルード ページ _JS_RapidBoardNav_instructions _JS_RapidBoardNav_instructions - レポートをクリックし、次にコントロールチャートを選択します。
- 必要に応じて、管理図を設定します。本ページの上部にあるスクリーンショットでは、管理図の設定に使用できるコントロールを強調表示しています。
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Internet Explorer 8 を使用している場合、 コントロールチャートは動作しません。
管理チャートを印刷する
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管理チャートを理解する
管理チャートの使用を始める前に、その動作について確認しておくことをおすすめします。管理チャートの主要な機能について、以下の Q&A で取り上げています。
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サイクル タイムは、1 つの課題に取り組む際に消費した時間です。一般に、これは課題の作業開始から完了までにかかった時間ですが、課題に取り組む間に消費した他の時間もすべて含まれます。たとえば、課題を再オープンしてそれに取り組み、再び完了した場合、この追加作業にかかった時間はサイクル タイムに追加されます。 リード タイムはサイクル タイムに類似しますが、課題の作業ログが記録された時点 (開始した時点とは異なる) から課題の作業が完了するまでに要した時間です。 |
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サイクル タイムを計算するのに使用されるステータスは、プロジェクトで使用しているワークフローによって異なります。課題に取り組んで消費した時間を表すステータスを含めるように管理チャートを設定する必要があります (管理チャートはこれらのステータスを自動的に選択しようとすることにご注意ください)。 たとえば、
ヒント: 管理チャートを設定して、サイクル タイムのデータの代わりにリード タイムのデータを表示することもできます。課題に消費された時間、すなわち、課題が作成された時間から作業が完了するまでの時間を表すステータスを選択するだけです。 |
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ローリング平均 (チャートの青線) は、時間ではなく課題に基づきます。チャートに表示される課題ごとに、その課題および前後の X 件の課題のサイクル タイムを平均し、その時点での) ローリング平均を算出します。表示される課題総数の 20 % (常に奇数、最少 5 課題) が計算に使用されます。 たとえば、下のスクリーンショットで、課題 (緑の点) が表示された時点でのローリング平均は、次のように計算されます。
期間を "過去 2 週間" に短縮する場合、計算に使用可能な課題の総数が減るため、計算に使用する課題数が減ります。 この方法によって、安定したローリング平均線が描かれ、外れ値が分かりやすく表示されます (すなわち、ローリング平均が外れ値に向かって急激に逸れていくことがありません)。また、ローリング平均線の折れ曲がりが課題の位置と関係しているため、理解しやすくなります。 ローリング平均の計算が期間をもとにせず、課題総数に占める割合をもとにする理由について詳細を知りたい場合は、 コントロールチャートのローリング平均を計算するさまざまな方法を比較する を参照してください。 |
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管理チャートの青い斜線領域は、標準偏差 (実際のデータとローリング平均との偏差の量) を表します。 標準偏差は、データの信頼度を示す指標になります。たとえば、青色の帯状部分が狭くなっている (標準偏差が小さい) 場合、今後の課題のサイクル タイムはローリング平均に近づくことを予測できます。 |
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図の凡例に示されるように、それぞれの点は課題や課題のグループ (クラスタ) を表します。
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図上の最長経過時間が 30 日未満の場合、 y 軸に線形目盛りが使用されます。経過時間が 30 日以上の場合は、対数目盛が使用されます。 期間を変更すると、経過時間が 30日を超えるような、以前にはなかった課題が含まれる場合があります。また、その逆の場合もあります。上に述べたように、このために目盛が変更されます。
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ヒントと例
管理チャートを微調整して必要なデータを表示する方法については、次の例をご覧ください。
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ヒント 1: 不要な外れ値を削除する 管理チャートは、外れ値を識別するのに役立ちます。詳しい調査の結果、特定の外れ値が人為的なエラーによるものであり、無効と判断してよい場合があります。たとえば、一度開始したが中断し、最終的にはバックログに戻ってきたものの、"作業前" ステータスには戻っていないストーリーがあるとします。この課題が "進行中" ステータスで消費した時間は管理チャートのデータを歪めることになります。 管理チャートから不要な外れ値を削除するには、外れ値である課題にそれぞれラベル (例: outlier) を追加し、JQL:
ヒント 2: 不要なトリアージ状況を削除する 管理チャートでは一般に、"修正済み" として解決済みの課題を追跡します。トリアージ後に、コピー、回答済み、他でのトラッキング等の対応で解決済みとなった課題が、データを歪曲し、平均サイクル タイムを大幅に低下させることがあります。 管理チャートから対象外のトリアージを削除するには、JQL:
ヒント 3: 現在の作業を除外する 管理チャートは、選択した列にあったが現在はその列にはない課題のデータを表示します。これによって課題のサイクル タイム (総経過時間) がわかります。ただし既定では、ボード上を移動中の課題がこれに含まれます。 管理チャートに完了した作業だけを表示するには、JQL:
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管理チャートを解釈する方法については、次の例をご覧ください。
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例 1:
例 2:
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既知の問題
この一覧にない問題が発生した場合は、私たちの課題トラッカーに起票してください。
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