Confluence Data Center


Confluence Data Center は、企業組織に固有の複雑な要件をサポートするように設計されています。Confluence Data Center はクラスター化されたソリューションで、大規模環境で最適なパフォーマンスと高可用性を実現します。このページでは、Confluence を使用する大企業向けのオプションと考慮事項について概要を説明します。組織の規模に応じた Confluence の拡張が可能であることを確認する方法をお探しであれば、まさにこの情報がそれです。 

  • 大規模環境でのパフォーマンスConfluence インスタンスに非常に大きな負荷がかかっている(同時に Confluence にアクセスする多数のユーザーがいる)場合、インストールをクラスタ化することにより、クラスタ ノード間で負荷を均等に分散し、より多くのリクエストにサービスを提供することが可能になります。
  • 高可用性とフェイルオーバー: 1 つのクラスタ ノードがダウンした場合、ユーザーが可用性の低下をほとんど、またはまったく意識することがないように、残りのクラスタ ノードがリクエストへのサービス提供を継続します。 

  • 即時に実現可能な拡張性: ダウンタイムなしで、迅速に追加の容量をプロビジョニングできます。ライセンスはクラスタ内のノード数ではなく、ユーザー数がもとになっています。つまり、クラスタにノードをいつでも追加し、使用量の増加に応じて、非常に簡単に変化に適応することができます。

アーキテクチャの概要

Confluence Data Center を使用すれば、次に図示したものと同様のクラスタを構成できます。



Load balancer

ロード バランサは、クラスタ ノードに対するユーザーからのリクエストを分散します。あるクラスタ ノードがダウンした場合、ロード バランサはすぐに故障を検出し、数秒以内に他のノードにリクエストを自動的に振り向けます。セッション アフィニティをサポートする任意のロード バランサを使用できます。

Application nodes

Data Center ノードのクラスタは、着信するリクエストの負荷を共有します。1 つのクラスタノードで障害が起きても、リクエストはすぐに他のノードに振り向けられるため、ユーザーが可用性を失うことは事実上ありません。すべてのノードがアクティブ状態にあり、リクエストを処理します。

共有データベースとストレージ

Data Center は Confluence サーバーのサポート対象と 同じデータベース をサポートします。また、Data Center はあらゆる共有ファイルシステムをサポートします。このファイルシステムに格納されるのは、インポート ファイルやエクスポート ファイル、プラグイン、ロゴ ディレクトリ、共有キャッシュに加え、添付ファイル、アバター、アイコンを含むあらゆるデータ ディレクトリです。

Confluence Data Center の使用開始

お問い合わせ窓口 を通じてアトラシアン担当者とご相談いただくか、またはすぐにData Center の導入 から開始しましょう。

Confluence クラスタリング ソリューションの概要について、さらに詳しい情報が必要な場合は、Confluence Data Center 技術概要 を参照してください。インストールのヘルプについては、 Confluence Data Centerのインストール を参照してください。または、素早く簡単にセットアップするには、AWS での Confluence Data Center の実行を参照してください。 

最終更新日 2019 年 5 月 31 日

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