システム プロパティの設定

このページでは、Confluence の起動時に Java プロパティとオプションを設定する方法について説明します。

tip/resting Created with Sketch.

 OutOfMemory エラーに対処する具体的な手順については、使用可能なメモリを増やして、メモリ不足エラーを修正する方法 を参照してください。

Linux

Linux インストールでシステム プロパティを設定する方法

  1. <installation-directory>/bin/setenv.sh ファイルを編集します。 
  2. CATALINA_OPTS= セクションを探します。
    (Confluence 5.5 以前の場合は JAVA_OPTS= ) 
  3. Refer to the list of parameters in Recognized system properties.

(info) 引用内部では、各パラメーターをスペース区切りのリスト形式で追加します。

Windows (.batファイルから起動)

.bat ファイルから起動する Windows インストールでシステム プロパティを設定する方法

  1. <installation-directory>/bin/setenv.bat ファイルを編集します。 
  2. set CATALINA_OPTS=%CATALINA_OPTS% というセクションを見つけます。
    (これは Confluene 5.5 以前では、JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% です。) 
  3. Refer to the list of parameters in Recognized system properties.

(info) すべてのパラメーターはスペース区切りの形で追加します。%CATALINA_OPTS% の文字列が所定の位置にあることを確認します。

Windows サービス

Confluence を Windows サービスとして自動起動する場合、コマンド ラインまたは Windows レジストリでシステム プロパティを構成できます。

Windows サービスのプロパティをコマンド ラインから設定

Windows サービスのプロパティをコマンドラインから設定する方法

  1. Windows サービスとしてインストールされている Confluence のサービス名を特定します ([コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] に移動)。

    (info)上記の例では、サービス名は Confluence121213135538 です。 
  2. コマンド ウィンドウを開きます ([スタート] > [cmd.exe] を選択)。 
  3. Confluence インスタンスの bin ディレクトリに cd して、次のコマンドを実行します。

    tomcat8w //ES//<SERVICENAME>

    (info) 上記の例では tomcat8w //ES//Confluence121213135538 となります。
    以前のバージョンの Confluence を使用している場合、Tomcat のバージョン番号が異なる場合があります。 

  4. [Java] タブをクリックして、現在の起動オプションの一覧を表示します。
  5. Append any new option on its own new line by adding to the end of the existing Java Options. Refer to the list of parameters in Recognized system properties.

Windows サービスのプロパティを Windows レジストリで設定

Windows の一部のバージョンには、Java 変数をサービスに追加するオプションがありません。この場合、レジストリ内のオプション一覧を表示してプロパティを追加する必要があります。

  1. レジストリ エディタ ([開始] > [regedit.exe]) へ移動します。
  2. Find the Services entry:
    64bit: HKEY_LOCAL_MACHINE >> SOFTWARE >> WOW6432Node >> Apache Software Foundation >> Procrun 2.0 >> Confluence service name
    32bit: HKEY_LOCAL_MACHINE >> SOFTWARE >> Apache Software Foundation >> Procrun 2.0 >> Confluence service name

  3. 既存のプロパティを変更するには、適切な値をダブルクリックします。
  4. 追加のプロパティを変更するには、オプションをダブルクリックします。
  5. Refer to the list of parameters in Recognized system properties. Enter each on a separate line.

AWS にデプロイされた Confluence Data Center

AWS に Confluence Data Center をデプロイするためにクイック スタートまたは CloudFormation テンプレートを使用した場合、Cloud Formation テンプレートを使用してシステム プロパティを渡します。前述の方法は使用しないでください。 

  1. AWS コンソールで、[スタックを更新] を選択します。
  2. [詳細設定] で、Catalina Properties フィールドに次のようにシステム プロパティを入力します。 

    -Xms1024m -Xmx1024m -Dsystemproperty=value
  3. 変更は、新しいノードをプロビジョニングするときに適用されます。 

設定を確認する

現在の Confluence の設定は、システム プロパティ表示で確認します。

認識済みのシステム プロパティ

利用可能バージョン

既定値

モジュール...

効果

atlassian.forceSchemaUpdate

1.0

false

atlassian-config

既定では、Confluence はアップグレードされたことを検出したときにのみ、データベース スキーマの更新を実行します。このフラグによって、Confluence はシステム起動時にスキーマの更新を自動的に実行します。

confluence.home

1.0

任意のファイルシステム パス

Confluence and atlassian-config

このシステム プロパティが設定されている場合、Confluence は confluence-init.properties ファイルの内容を無視し、このプロパティを Confluence ホーム ディレクトリの設定として使用します。

confluence.dev.mode

1.0

false

Confluence

Confluence 開発者の役に立つ追加のデバッグ オプションを有効にします(さらに、Spring Bean の作成を変更して、既定で遅延初期化を使用し、起動時間を短縮します)。本番システム上でこのフラグを有効にしないでください。

confluence.disable.mailpolling

2.4

false

Confluence

"true" に設定されている場合は、Confluence がメールを取得してスペース内にアーカイブするのを妨げます。Web UI を使用する手動の "新規メールの確認" トリガーは動作します。このプロパティは送信メールには影響しません

confluence.i18n.reloadbundles

1.0

true

Confluence

このプロパティを設定すると、Confluence は国際化文字列が検索されるたびに、i18 n リソース バンドルをリロードします。これは翻訳をテストするときには役立ちますが、Confluenceの実行が非常に遅くなります。

confluence.ignore.debug.logging

1.0

true

Confluence

デバッグ レベル ログが有効であることを検出した場合、Confluenceでは重大なエラーメッセージがログに記録されるのが普通です。(一般的に、デバッグログはシステムのパフォーマンスを大幅に低下させる原因となるためです)。このプロパティを設定すると、エラーメッセージが抑制されます。

confluence.jmx.disabled

3.0

false

Confluence

"true" に設定すると、Confluence の JMX モニタリングが無効になります。これには、WEB-INF/classes/jmxContext.xml で "enabled" プロパティを false に設定するのと同じ効果があります。

confluence.optimize.index.modulo

2.2

20

Confluence

インデックスが最適化される前に、フラッシュするインデックス キューの数。

confluence.plugins.bundled.disable

2.9

false

Confluence

バンドルされたプラグインなしで Confluence を起動します。開発環境で Confluence を速く起動するのに役立つ可能性はありますが、Confluence の主要な機能の一部はバンドルされたプラグインを必要とするため、このプロパティは、本番システムに設定するべきではありません。

atlassian.indexing.contentbody.maxsize
3.01048576atlassian

ファイルがアップロードされると、ファイルのテキストが抽出され、インデックスされます。これにより、ユーザーはファイル名だけでなく、ファイルのコンテンツを検索することができます。

ファイルから抽出したコンテンツの量が、このプロパティによって設定された制限を超えている場合 (既定では、1 MB、バイト単位) でも、ファイルのコンテンツにはインデックスが作成されて検索可能ですが、検索結果にファイルが返されたときには表示されません。この制限値を増やすと、検索結果の表示に時間がかかる場合がります。詳細は、「添付ファイルサイズの設定」を参照してください。

atlassian.mail.fetchdisabled

3.5

false

Confluence

IMAP と POP のメール フェッチ サービスを無効にします。

atlassian.mail.senddisabled

3.5

false

Confluence and atlassian-mail

メールの送信を無効にします

atlassian.disable.caches

2.4

true

atlassian-plugins, atlassian-cache-servlet

このプロパティを設定すると、Web リソース上のヘッダーに対する条件付き GET が無効になり、期限切れになります。これによってユーザーエクスペリエンスは大幅に遅くなりますが、静的リソースを頻繁に変更していて、ブラウザのキャッシュを継続的に消去したくない場合、開発では役に立ちます。

confluence.html.encode.automatic

2.9


Confluence

このプロパティを設定すると、antixss エンコードを強制的にオンまたはオフにし、設定によって決定された動作が上書きされます。既定の動作は Confluence のバージョンによって異なります。

org.osgi.framework.bootdelegation

2.10

atlassian-plugins

アプリケーションから OSGi プラグインを提供するパッケージ名をカンマ区切りで表示した一覧。Confluence のプロファイリング時に通常必要。例: "com.jprofiler.、com.yourkit. "。

confluence.diff.pool.size

3.1

20

Confluence

同時差分の最大数。その数を超えると、差分を作成しようとする RSS フィードによる追加の試みは無視され、ログに記録されます。(RSS 要求は成功しますが、ただ差分が欠けています)。

confluence.diff.timeout

3.1

1000

Confluence

差分の作成操作(2 つのページ バージョンを比較)を完了するまで待機するミリ秒数で、これを過ぎるとエラーメッセージを表示して操作を中止します。

confluence.html.diff.timeout
4.0
10000
Confluence差分の作成操作(2 つのページ バージョンを比較)を完了するまで待機するミリ秒数で、これを過ぎるとエラーメッセージを表示して操作を中止します。
atlassian.user.experimentalMapping

2.10

false

Confluence

多数のユーザーを抱えるローカルグループにローカルユーザーを追加する際、このプロパティを設定することにより、ローカルユーザーとローカルグループの関係を変化させて、パフォーマンスの低下を軽減します。このプロパティを設定すると、他のユーザー管理機能を遅延させる可能性があることにご注意ください。大規模なローカルグループにローカルユーザーを追加する時にパフォーマンスの問題が発生する場合にのみ、このプロパティを設定することをお勧めします。Confluence 3.1.1.で修正済の CONF-12319 を参照してください。

confluence.import.use-experimental-importer

3.2

false

Confluence

このプロパティを設定すると、試験的な XML インポーターを使用するよう Confluence を変更します。このインポーターはより安定した実装ができるように設計されていますが、3.2 リリース時にはほとんどテストされていないため、サポートされていません。

atlassian.webresource.disable.minification

3.3

false

atlassian-plugins

Confluence がサービスを提供する JavaScript と CSS リソースの自動ミニフィケーションを無効にします。

index.queue.thread.count

3.3

"効果" を参照

Confluence

再インデックス ジョブに使用されるスレッド数を設定します。値は 1 ~ 50 (境界を含む)の範囲内でなければなりません。すなわち、少なくとも 1 つのスレッドを使用し、50 スレッド以下のスレッドを使用します。つまり、既定値はありません。

  • index.queue.thread.count を設定しない場合、使用されるスレッド数は、再インデックスに必要なオブジェクト数および使用可能なプロセッサ数をもとに計算されます (最大 50 スレッドが使用されます)。
  • index.queue.thread.count=2 と設定している場合、再インデックスされるオブジェクト数や利用可能なプロセッサ数を問わず、2 つのスレッドがコンテンツの再インデックスに使用されます。
  • index.queue.thread.count=200 と設定している場合、10 スレッド (最大限度) がコンテンツの再インデックスに使用されます。

注意:Confluence バージョン 3.3 ~ 5.6 の最大スレッド数は 10 です。

index.queue.batch.size

3.3

1500

Confluence

インデクサーが使用するバッチのサイズ。この値を小さくすると、インデクサーがシステムにかける負荷が軽減しますが、インデックス作成に時間がかかります。この値を大きくすると、インデックス作成が速く完了しますが、システムに高い負荷がかかります。通常、この設定はチューニングを必要としません。

password.confirmation.disabled

3.4

false

Confluence

このプロパティは、Confluence が追加のセキュリティ対策として使用するパスワード確認機能を無効にします。このプロパティを設定すると、Confluence では次の操作のパスワード確認を必要としません管理操作、メールアドレスの変更、ログイン失敗に対応する Captcha。カスタム認証システムを使用している場合は、パスワードの確認を無効にすると便利です。

confluence.browser.language.enabled

3.5

true

Confluence

このプロパティを 'false' に設定すると、ブラウザの言語ヘッダーの検出が無効になり、Confluence の動作を実質的に以前のリリースの動作に戻します。このプロパティを 'true' に設定すると、ブラウザから送られる言語ヘッダーの検出が有効になります。Confluenc はブラウザのヘッダーをもとに、UI 言語を変更します。言語設定の選択方法に関するドキュメントを参照してください。

upm.pac.disable

ユニバーサル プラグイン マネージャー 1.5

false

ユニバーサル プラグイン マネージャー(UPM)

このプロパティが true に設定されている場合、UPM は Atlassian Marketplace にアクセスしません。この設定はインターネットにアクセスしないアプリ サーバーに有用です。UPM ドキュメントをご参照ください。

confluence.reindex.documents.to.pop

3.5.9

20

Confluence

完全な再インデックス中に、各インデックス スレッドが一度に処理するオブジェクト数を示します。この数には添付ファイル数が含まれませんので、ご注意ください

confluence.reindex.attachments.to.pop

3.5.9

10

Confluence

完全な再インデックス中に、各インデックス スレッドが一度に処理する添付ファイル数を示します。

confluence.upgrade.active.directory

3.5.11

false

Confluence

Confluence で username 属性 の sAMAccountName 検索に依存せず、移行した任意の LDAP ディレクトリを Active Directory として強制的に扱うようにします。Confluence 3.5 以前からアップグレードし、ユーザーを識別するのに sAMAccountName 以外の属性を使用する必要があり、ログで LDAP: error code 4 - Sizelimit Exceeded 例外が表示されている場合は、この設定が必要です。詳細については、「"LDAP error code 4 - Sizelimit Exceeded"" により Confluence 3.5 以降でログインできない」を参照してください。

confluence.context.batching.disable
4.0
false
Confluenceコンテキスト内の Web リソース(例えば、エディター、メイン、管理)のバッチ処理を無効にします。javascript や CSS エラーの原因を診断するのに便利です。
com.atlassian.logout.disable.session.invalidation

4.0

false

Confluence

ログアウト時のセッション無効化を無効にします。4.0 での既定の動作は、ログアウト時にクライアントに割り当てられた JSession を無効にすることです。これが true に設定されている場合、セッションはアクティブのまままになります(ただし、ユーザーはログアウト)。これは外部の認証システムを使用する場合に役立ちますが、一般に必要とされるものではありません。

officeconnector.spreadsheet.xlsxmaxsize
4.0.52097152 Officeコネクタviewxls マクロを使用して表示可能な Excel ファイルの最大サイズをバイト単位で示します。空欄の場合は、最大サイズは既定値の 2 Mb になります。詳細については、CONF-21043 を参照してください。
com.atlassian.confluence.extra.calendar3.display.events.calendar.maxpercalendar

200Team Calendarsカレンダーあたりのイベントの最大数を指定します。このプロパティは、チームカレンダープラグインが Confluence サイトにインストールされている場合にのみ有効です。
com.atlassian.confluence.allow.downgrade
4.3.2, 5.0-OD-10falseConfluenceConfluence が新しいバージョンの Confluence のホーム ディレクトリに対して起動できるようにします。そのような方法による Confluence の実行はサポートされていないことにご注意ください。実行していることの意味がわかっている場合にのみ、この設定をオンにするべきです。詳細については、ダウングレード後、Confluence の実行ができない を参照してください。
confluence.skip.reindex

false
"true" となっている場合、Confluence のアップグレード時、Confluence に対して検索インデックスの再構築をスキップすることを許可します。大規模なサイトがあり、アップグレードの完了後までインデックスの再構築を遅らせたい場合に役に立つ可能性があります。
reindex.thread.count
5.2
Confluence1 回限りのインデックス再作成ジョブに使用されるスレッド数を設定します。値は 1 ~ 50 (境界を含む) の範囲内でなければなりません。すなわち、使用するスレッドは、1 スレッド以上、50 スレッド以下です。既定値はありません。このシステムプロパティは、Confluence が実行する増分インデックス作成に影響を与えません。
reindex.attachments.thread.count
5.24Confluence

添付ファイルのインデックス再作成に使用されるスレッド数を具体的に設定します。また、これらのメモリを集中的に消費するインデックスアイテムの同時実行を減らすことができます。

atlassian.confluence.export.word.max.embedded.images
5.250
このプロパティは、Confluence ページを Word にエクスポートする際に含まれる画像の数を制限します。多くの画像が添付されたページを Word にエクスポートすると、すべての画像がメモリに読み込まれるため、Confluence サイト全体でメモリ不足エラーが発生する可能性があります。多数の画像が添付されたページをエクスポートする必要がある場合、このシステム プロパティを使用して制限を一時的に増やすことができます。
confluence.mbox.directory
5.4.1
Confluenceこのプロパティを設定すると、(Confluence メール アーカイブ アドオンを使用する目的で)メールボックスがインポートされてきた Confluence サーバー上のディレクトリが定義されます。メールボックスはその他の場所からはインポートできません。特にこの目的のために、管理者が Confluence ホームディレクトリ内にディレクトリを作成することをおすすめします。このシステム プロパティが設定されるまで、サーバーからメールをインポートできません。
confluence.search.max.results
5.51000Confluenceこのプロパティを設定すると、Confluence 検索が返す項目の最大値が変更されます。
confluence.upgrade.recovery.file.enabled
5.5trueConfluence既定では、Confluence はアップグレード前と後にアップグレード リカバリ ファイルを作成します。大規模なデータベースでの作業は長時間を要することがあり、またアップグレードを実行する前にデータベースをバックアップし、バックアップを検証するプロセスがある場合、作業を安全に停止できます。このプロパティを false に設定すると、アップグレードリカバリ ファイルの作成が無効になります。
confluence.junit.report.directory
5.5
Confluenceこのプロパティを設定すると、(Confluence JUnit レポート アドオンで使用する目的で)JUnit レポートがインポートされてきた Confluence サーバー上のディレクトリが定義されます。その他の場所は許可されていません。特にこの目的のために、管理者が Confluence ホームディレクトリ内にディレクトリを作成することをおすすめします。このシステム プロパティが設定されるまで、サーバーから JUnit テスト結果ファイルをインポートできません。
officeconnector.textextract.word.docxmaxsize
5.5.316777216Confluence

ファイルがアップロードされると、ファイルのテキストが抽出され、インデックスされます。これにより、ユーザーはファイル名だけでなく、ファイルのコンテンツを検索することができます。

Confluence は、このプロパティで設定された上限 (既定では 16MB、バイト単位) を下回る Word ドキュメントからのみコンテンツを抽出してから、インデックスの作成に進みます。つまり、検索できるのはファイルの内容の一部のみです。詳細は、「添付ファイルサイズの設定」を参照してください。

cluster.login.rememberme.enabled
5.6

False


クラスタで、このプロパティを True に設定すると、ログインページの "Remember Me" チェックボックスが有効になります。この設定はクラスタでは推奨されず、既定で無効になっています ("Remember Me" は常に有効で、ユーザーはノード間をシームレスに移動できます)。

このシステムプロパティは、スタンドアローンの Confluence では効果がありません。

confluence.cluster.hazelcast.listenPort
5.65801

たとえば、ポートが使用できない場合、または同じホスト上で複数のノードを実行する(推奨されない)必要がある場合、クラスタでは、このプロパティを使用すれば、 Hazelcast がバインドする既定のポートを上書きできます。既定の設定は 5801 です。

confluence.document.conversion.threads
5.7
Confluenceファイル変換サービスに割り当てられるスレッド数は、インスタンスに割り当てられるメモリ量と CPU コア数をもとに動的に計算されます(通常、4 から 6 スレッド)。このプロパティを使用して、スレッド数を変更できます。OOME 問題を解決するにはスレッドを減らし、ドキュメントがキューで待機する時間が長すぎる問題を解決するにはスレッドを増やします。
confluence.document.conversion.threads.wait
5.71000Confluenceこのプロパティを設定して、変換待ちのキューに入る項目の最大値を変更します。この上限に達したときに出されたファイル変換リクエストはすべて中止されます。
confluence.cluster.node.name
5.7
Confluenceこのプロパティを設定して、データセンター クラスターの各ノードに人が読める形式の名前(電子メール通知およびフッターに表示)を付けます。この設定を未設定にした場合、Confluence は各ノードにノード識別子を割り当てます。
confluence.document.conversion.fontpath
5.8.7
Confluence

このプロパティを設定して、ファイルを(プレビューとサムネイルで)レンダリングする際に使用するフォントを追加するディレクトリを定義します。

この設定は、特定のフォント、または(日本語など)マルチバイト文字のフォントを使用するファイルのプレビューをサポートする必要がある場合に便利です。

confluence.document.conversion.words.defaultfontname
5.8.7
Confluence

このプロパティを設定して、Confluence で Word (.doc および .docx) ファイルのレンダリングに使用する既定のフォントを変更します。

フォント名を指定するだけです (パスではありません) 

confluence.document.conversion.slides.defaultfontname.regular
5.8.7
Confluence

このプロパティを設定して、Confluence で Powerpoint (.ppt および .pptx) ファイルの標準フォントのレンダリングに使用する既定のフォントを変更します。

フォント名を指定するだけです (パスではありません)

confluence.document.conversion.slides.defaultfontname.asian
5.8.7TakaoPGothicConfluence

このプロパティを設定して、Confluence で Powerpoint (.ppt および .pptx) ファイルのアジア言語用フォントのレンダリングに使用する既定のフォントを変更します。

フォント名を指定するだけです (パスではありません) 

confluence.document.conversion.slides.defaultfontname.symbol
5.8.7
Confluence

このプロパティを設定して、Confluence で Powerpoint (.ppt および .pptx) ファイルの記号のレンダリングに使用する既定のフォントを変更します。

これは Symbol フォントが見つからない場合に、箇条書きの中黒や他の記号に使用されるフォントです。

フォント名を指定するだけです (パスではありません) 

confluence.clickjacking.protection.disable
5.8.15falseConfluenceセキュリティ機能により、Confluence は <iframe> に組み込まれないようになっています。この保護を無効化するには、このプロパティを true に設定します。これにより、Confluence は <iframe> に組み込み可能になります。
confluence.cluster.index.recovery.query.timeout
5.9.110
Confluence Data Center では、インデックス リカバリーを必要とする confluence ノードが、別のノードからインデックス スナップショットが提供されるのを待機し、インデックスの復元をあきらめて試行を停止するまでの時間 (秒単位)。
confluence.cluster.index.recovery.generation.timeout
5.9.1120
Confluence Data Center では、インデックス リカバリーを必要とする confluence ノードが、別のノードによってインデックス スナップショットが作成されるのを待機し、インデックスの復元をあきらめて試行を停止するまでの時間 (秒単位)。
confluence.cluster.index.recovery.num.attempts
5.9.11
Confluence Data Center では、インデックスリカバリーが必要なノードがインデックスのリカバリーを試行する回数です。このプロパティを 0 に設定することで、そのノードのインデックスリカバリーが無効化されます (たとえば、起動時に自動的にインデックスを再構築するようにノードに強制する場合など)。
com.atlassian.confluence.officeconnector.canary.memory_value
5.9.11024ConfluenceOffice Connector Canary プロセスに利用可能なメモリを設定します (メガバイト単位)。これは、Word オプションからのインポートに伴う既知の問題に対する回避策です。詳細は、「Confluence において Word からのインポート中に JVM がクラッシュする」を参照してください。
com.atlassian.confluence.officeconnector.canary.timeout
5.9.1120000ConfluenceOffice Connector Canary プロセスのタイムアウト最大値を設定します (ミリ秒)。 これは、Word オプションからのインポートに伴う既知の問題に対する回避策です。詳細は、「Confluence において Word からのインポート中に JVM がクラッシュする」を参照してください。
atlassian.plugins.enable.wait
5.9.5300
このプロパティを設定して、プラグイン起動までの既定の待機時間を増やします。これは、プラグインが時間どおりに起動しないために、Confluence の起動に失敗する場合に有効です。
confluence.cluster.hazelcast.max.no.heartbeat.seconds
5.9.730ConfluenceConfluence Data Center では、これは、ノードがクラスターと通信できない時間 (秒) を設定します。この時間を過ぎるとそのノードはクラスターから削除されます。この設定を変更する場合、詳細は「アップタイムとデータ保全性の平衡化」を参照してください。
confluence.startup.remigration.disable
5.10.8False
Confluence で、プラグインをインストールまたは更新するたびに、移行されていない wiki マークアップ マクロを含むページの移行が試行され、新しいページ バージョンが作成される問題が繰り返し発生する場合、このプロパティを true に設定します。 詳細は、 CONF-37710 - 問題の詳細を見る... ステータス を参照してください。
cluster.safety.time.to.live.split.ms
6.0.060000

Confluence Data Center では、クラスターのセーフティ ジョブがスピリット ブレインが検出された後でノードの再結合を許可するまで待機する期間 (ミリ秒) です。この時間を経過した後に、ノードがキャッシュ内でクラスターのセーフティ番号を見つけられなかった場合、ノードがパニックになります。

confluence.cph.max.entries
6.0.02000Confluenceこれは、ページとその子をコピーする場合、各バッチでコピーされるページの最大数です。子ページの既定数より多くページをコピーしたい場合は、この数字を増やしてください。
confluence.cph.batch.size
6.0.010Confluenceこれは、ページとその子をコピーする場合、各バッチでコピーされるページ数です。子ページが多く存在するページのコピーで問題が発生する場合、この数値を増減します。
synchrony.port(formerly known as reza.port)
6.0.08091
This is the port that Synchrony, the service that powers collaborative editing, runs on. You should only need to change this if port 8091 is not available. For Confluence Data Center system properties see Configuring Synchrony for Data Center.
From 6.0.4, Confluence Server will accept either reza.port or synchrony.port.
synchrony.memory.max(formerly reza.memory.max)
6.0.01g
This is the maximum heap size (Xmx) allocated to Synchrony, the service that powers collaborative editing. Change this value if you need to increase or decrease the heap size. For Confluence Data Center system properties see  Configuring Synchrony for Data Center.
From 6.0.4, Confluence Server will accept either reza.memory.max or synchrony.memory.max.  
synchrony.stack.space
6.0.02048k
これは、Synchrony JVM のスタックサイズ (Xss) を設定します。Synchrony でスタックオバーフローエラーが発生する場合はこの値を増やし、メモリ不足エラーが発生する場合はこの値を減らします。
synchrony.enable.xhr.fallback
6.0.0True
XML HTTP Request (XHR) フォールバックは、WebSocket 経由で Synchrony へ接続できないユーザーが、Confluence Editor を使用できるようにします。Confluence 6.1 以降、この機能は既定で有効化され、WebSocket 接続を利用できない場合にのみ使用されます。サポート チームから指示されない限り、これを無効化しないでください。
synchrony.database.test.connection.on.checkin
6.0.0True
データベースへの接続が、すべての接続 checkin で有効かどうかを検証します。ページを非常に頻繁に編集するサイトでパフォーマンスの問題が発生した場合、アトラシアン サポートは、このプロパティを "False" に設定するよう提案することがあります。
synchrony.proxy.enabled
6.0.0True

既定では、Confluence は Confluence JVM および Synchrony JVM 間の通信に内部プロキシを使用します。詳細は、「共同編集の管理」を参照してください。

Confluence 6.0 で内部プロキシを有効化するには、このプロパティを true に設定します (リバース プロキシを設定していて、内部l Synchrony プロキシも使用したい場合に便利です)。

Confluence 6.1 以降では、Confluence がプロキシの使用タイミングを判断するため、このシステム プロパティを使用する必要はありません

このプロパティは、Confluence Data Center では効果がありません。

synchrony.bind (旧 reza.bind)
6.0.00.0.0.0
This is the specific network interface that Synchrony listens on. It is unlikely that you will need to change this in Confluence Server. In Confluence Data Center this should be set to the same value as synchrony.cluster.bind.
From 6.0.4, Confluence Server will accept either reza.bind or synchrony.bind. 
synchrony.context.path
6.0.0/synchrony
Synchrony のコンテキスト パスです。Confluence Server でこれを変更する必要はありません。
confluence.flyingpdf.default.characters.per.line
6.0.380
ページを PDF にエクスポートする際、表の列見出しの総文字数がこのプロパティの値を超えていると、Confluence はすべての列が 1 ページ内に収まるように、自動的に表の残りの列幅を調整します。
synchrony.host
6.0.4127.0.0.1
Confluence が Synchrony への接続に使用する IP。既定は localhost です。Confluence に対し、カスタムのホスト名または IP アドレス経由で Synchrony への接続を許可する必要がある場合、この値を変更します。
synchrony.proxy.healthcheck.disabled
6.1.0false
Synchrony プロキシのヘルス チェックは、Synchrony プロキシが実行中で、リクエストに対応しているかどうかを確認するために使用されるものです。http 接続が必要です。server.xml に http コネクタが存在しない場合 (https または AJP コネクタを使用している場合など)、Synchrony プロキシが動作していてもヘルス チェックは失敗します。必要に応じ、このシステム プロパティを使用してヘルス チェックを無効化することができます。
page.index.macro.max.pages
6.1.45000
ページ インデックス マクロで表示可能なページの最大数を設定します。ページ インデックス マクロを多数のページがあるスペースで使用した場合、Confluence インスタンスの速度が大幅に低下し、out of memory エラーが発生します。スペース内のページ数がこの上限を上回る場合、ページ インデックス マクロには、ページ数と、表示するページ数が多すぎるというメッセージが表示されます。
atlassian.indexing.attachment.maxsize 
6.2.2104857600

ファイルがアップロードされると、ファイルのテキストが抽出され、インデックスされます。これにより、ユーザーはファイル名だけでなく、ファイルのコンテンツを検索することができます。

アップロードされたファイルがこのプロパティで設定された上限 (既定では 100 MB、バイト単位) より大きい場合、テキスト抽出とインデックス作成はスキップされます。詳細は、「添付ファイルサイズの設定」を参照してください。

officeconnector.excel.extractor.maxlength
6.2.21048576

ファイルがアップロードされると、ファイルのテキストが抽出され、インデックスされます。これにより、ユーザーはファイル名だけでなく、ファイルのコンテンツを検索することができます。

Confluence は、このプロパティで設定された上限 (既定では 1MB、バイト単位) を下回る Excel スプレッドシートからのみコンテンツを抽出してから、インデックスの作成に進みます。つまり、検索できるのはファイルの内容の一部のみです。詳細は、「添付ファイルサイズの設定」を参照してください。

confluence.collab.edit.user.limit
6.3.012
共同編集が有効になっている場合は、同時にページを編集可能なユーザーの最大数を設定します。多くの人が編集を行う際、パフォーマンスが低下した場合は、この数値を減らします。
jobs.limit.per.purge
6.4.32000

古いジョブ実行の詳細を削除する スケジュール ジョブは、データベースから古いスケジュール ジョブを一括して削除します。

このプロパティを設定して、各バッチで削除するレコードの数を変更します。

all.jobs.ttl.hours
6.4.32160

既定では、古いジョブ実行の詳細を削除 スケジュール ジョブは、90 日 (または 2160 時間) より古い、成功したスケジュール ジョブの詳細を削除します。

データベース内の成功したジョブの詳細を保持時間を変更するには、このプロパティを設定します。

unsuccessful.jobs.ttl.hours
6.4.3168

既定では、古いジョブ実行の詳細を削除 スケジュール ジョブは、7 日 (または 168 時間) より古い、成功しなかった (失敗または中断された) スケジュール ジョブの詳細を削除します。

データベース内の失敗したジョブの詳細の保持時間を変更するには、このプロパティを設定します。





最終更新日 2018 年 8 月 15 日

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