新しい JDK 機能を定義する

Bamboo でジョブを構築する際に JDK を利用するには、あらかじめ JDK をインストールし、Bamboo で機能として定義する必要があります。

Bamboo をインストールした際に、少なくとも 1 つの JDK が自動的に定義されています。次のような JDK 機能を追加で定義できます。

  • 特定のローカルまたはリモート エージェントを対象としたもの 
  • すべてのローカル エージェントで共有するもの
  • すべてのリモート エージェントで共有するもの

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Bamboo システムで新しい JDK 機能を定義すると、ジョブのビルダーを設定する際に JDK のラベル (1.5 など) が [ビルド JDK] リストに表示されます (「タスクの設定」を参照)。選択した JDK は、そのジョブのすべてのビルドに使用されます。つまり、ジョブをビルドできるのは、そのジョブの [ビルド JDK] フィールドにラベルが指定されている JDK 機能を持つエージェントだけです。

(info) エージェントが独自の JDK 機能を持っている場合、その値は同じ名前の共有 JDK 機能 (存在する場合) の値よりも優先されることにご注意ください。

エージェントの JDK 機能を定義する

新しいエージェント固有の JDK 機能を定義するには、次の手順に従います。

  1. アイコンをクリックして、[概要] を選択します。
  2. 左ペインで [エージェント] をクリックします。
  3. 目的のエージェントの名前をクリックします。
  4. [機能] タブをクリックしてから、([エージェント固有の機能] の右側にある) [機能を追加] をクリックします。
  5. [Capability type (機能タイプ)] > [JDK] の順に選択します。
  6. [JDK ラベル] フィールドに、JDK の名前またはラベルを入力します。Bamboo でジョブのビルダーを設定するたびに、これが [ビルド JDK] リストに表示されます。
  7. [Java ホーム] フィールドに、JDK ホーム ディレクトリの場所を入力します。
  8. [追加] をクリックします。

ローカル サーバーの JDK 機能の定義する

ローカル サーバーの機能はすべてのローカル エージェントに継承されます。

新しいローカル サーバーの JDK 機能を定義するには、次の手順に従います。

  1. Click the  icon in the Bamboo header and choose Overview.
  2. 左側のナビゲーション パネルで [サーバー機能] をクリックします。
  3. ページの最後にある [Add Capability (機能を追加)] セクションで、[Capability Type (機能タイプ)] > [JDK] の順に選択します。
  4. [JDK ラベル] フィールドに、JDK の名前またはラベルを入力します。Bamboo でジョブのビルダーを設定するたびに、これが [ビルド JDK] リストに表示されます。
  5. [Java ホーム] フィールドに、JDK ホーム ディレクトリの場所を入力します。
  6. [追加] をクリックします。

共有リモート JDK 機能を定義する

共有リモート JDK 機能はエラスティック エージェント共有されません

新しい共有リモート JDK 機能を定義するには、次の手順に従います。

  1. Click the  icon in the Bamboo header and choose Overview.
  2. 左側のナビゲーション パネルの [Agents (エージェント)] をクリックします。
  3. [リモート エージェント] セクションで、右側の [共有リモート機能] をクリックします。
  4. ページの最後にある [Add Capability (機能を追加)] セクションで、[Capability Type (機能タイプ)] > [JDK] の順に選択します (以下のスクリーンショット参照)。
  5. [JDK ラベル] フィールドに、JDK の名前またはラベルを入力します。Bamboo でジョブのビルダーを設定するたびに、これが [ビルド JDK] リストに表示されます。
  6. [Java ホーム] フィールドに、JDK ホーム ディレクトリの場所を入力します。
  7. [追加] をクリックします。

注意

  • 汎用の JDK 機能の設定 - エージェントで関連する一連の JDK (たとえば、JDK 1.5 のすべてのポイント バージョン) のビルドを実行できることを示す場合は、これらの JDK を包含する汎用の JDK 機能を設定します。
    たとえば、Bamboo エージェントに次の JDK 機能を設定できます。
    • JDK ([JDK ラベル] =「JDK」および [Java ホーム] =「/usr/java/jdk1.5.0_07」) - この JDK 機能は、エージェントが任意の JDK 要件でビルドを実行できることを示しています。
    • JDK 1.5 ([JDK ラベル] =「JDK 1.5」および [Java ホーム] =「/usr/java/jdk1.5.0_07」) - この JDK 機能は、エージェントが JDK 1.5 要件または JDK 1.5 の任意のポイント バージョン (1.5.0_07、1.5.0_08 など) でビルドを実行できることを示しています。
    • JDK 1.5.0_07 ([JDK ラベル] =「JDK 1.5.0_07」および [Java ホーム] =「/usr/java/jdk1.5.0_07」) - この JDK 機能は、エージェントが JDK 1.5.0_07 要件でのみビルドを実行できることを示しています。
  • 余分な JDK 機能を見つけたい場合は、Bamboo で設定されている JDK 機能のリストを表示して、不要な JDK 機能を削除できます。
     
  • 自動定義機能 - これは、Bamboo がインストールされたマシンに存在していたシステム環境変数 (JAVA_HOME=/opt/java/java_sdk1.5 など) によって異なります。
    • Bamboo Server では、インストール時に存在していた環境変数は、Bamboo に共有のローカル機能として保存されていたものです。
    • リモート エージェントでは、インストール時に存在していた環境変数は、Bamboo にエージェント固有の機能として保存されていたものです。
最終更新日: 2018 年 10 月 19 日

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