デプロイ プロジェクトの例
このページでは、サンプル デプロイ プロジェクトを検討し、デプロイ プロジェクトを立ち上げて実行するために必要な手順を説明します。
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ステップ 1: デプロイ プロジェクトを作成する
デプロイ プロジェクトを作成する最初のステップは、プロジェクトを既存のビルド プランに関連付けることです。これは、デプロイ プロジェクトの作成と同時に行います。新しいデプロイ プロジェクトを作成し、それを既存のビルド プランに関連付けるには、次の手順に従います。
- ヘッダー バーのドロップダウン メニューで [Create (作成)] > [Create deployment project (デプロイ プロジェクトの作成)] の順にクリックします。[Set up deployment project (デプロイ プロジェクトのセットアップ)] 画面が表示されます。
- [Source build plan (ソース ビルド プラン)] を使用して、既存のビルド プランを選択します。Bamboo によりメニュー内で関連するビルド プランが特定されます。
この例では、関連するビルド プランがプロジェクト Bonsai のビルド プランであることがわかります。 - 必要に応じて、[Name (名前)] および [Description (説明)] フィールドに入力します。
- [Create deployment project (デプロイ プロジェクトの作成)] をクリックします。デプロイ プロジェクトが作成され、上記で選択したビルド プランに自動的に関連付けられます。
ステップ 2: リリース命名スキームを定義する
次のステップは、デプロイ プロジェクトのバージョン命名戦略を指定することです。ここでは、デプロイ プロジェクトにおいて現在のアーティファクト バンドルまたは今後生成されるアーティファクト バンドルに名前を割り当てる方法を定義します。詳細については、「デプロイ リリースのバージョンの命名」を参照してください。バージョン命名スキームを設定するには、次の手順に従います。
- デプロイ プロジェクトの設定画面から、[Release versioning (リリース バージョニング)] をクリックして、デプロイ プロジェクトのリリース バージョニング画面を表示します。
- 命名スキームに従って必須フィールドに入力します。この例では、単純な命名スキームが採用されていることがわかります。次の名前は 1.0 になり、その次は 1.1 になり、以降も同様です。
- [Save (保存)] をクリックして命名スキームを保存します。
ステップ 3: デプロイ環境を作成する
命名スキームを定義したら、アーティファクトをデプロイするためのデプロイ環境を作成する必要があります。通常、デプロイ環境にはテスト、ステージング、QA、本番が含まれますが、有用なデプロイ環境の作成に制限はありません。方法を見てみましょう。
- デプロイ プロジェクトの設定画面から、[Add environment (環境を追加)] をクリックして [Set up environment (環境のセットアップ)] 画面を開きます。
- デプロイ環境の名前と簡単な説明を入力します。この例では、環境を「Dev Sandbox」と呼び、適切な説明を付加します。
- [Create and back (作成して戻る)] または [Continue to task setup (タスクのセットアップに進む)] をクリックして、環境を作成します。次のステップはいくつかのタスクを追加することですので、[Continue to task setup (タスクのセットアップに進む)] をクリックして次のステップに進みます。
ステップ 4: いくつかの環境タスクを追加する
タスクとは、デプロイ プロジェクトを実行するうえで必要なアクティビティのことです。リポジトリからコードをチェックアウトしたり、サーバーからアーティファクトをダウンロードしたり、スクリプトを実行したりすることが考えられます。デプロイ環境にいくつかのタスクを追加する方法を見てみましょう。
- 環境の作成プロセスからタスクのセットアップに進んだ場合は、すでに [Set up tasks (タスクのセットアップ)] 画面が表示されています。または、デプロイ プロジェクトの設定画面から、[Set up tasks (タスクのセットアップ)] をクリックします。
- [Add task (タスクを追加)] をクリックして、使用可能なタスクのリストを表示します。
この例では、ビルドの一部として実行する単純なスクリプト タスクを追加します。追加するタスクをクリックすると、[Set up tasks (タスクのセットアップ)] 画面に追加され、個々のタスクを設定できるようになります。 - [Save (保存)] をクリックして個々のタスク設定を保存し、[Finish deployment project (デプロイ プロジェクトの完了)] をクリックして、デプロイ環境のスクリプト タスクの設定を完了します。実際には、デプロイで使用するアーティファクトを取得するためのタスクなど、いくつかのタスクが必要になります。次に示す本番環境のタスク設定には、アーティファクトのダウンロード、DB 変更スクリプト、Tomcat のデプロイ、ソース コードのチェックアウト、Maven 3.x タスクが含まれています。
ステップ 5: デプロイを開始する
これで、サンプル デプロイ プロジェクトには、実行に必要な要素がすべて揃いました。プロジェクト ページで適切なデプロイ アイコンをクリックすると、デプロイ プロジェクトを手動でトリガーできます。
ステップ 7: その他のデプロイ環境オプション
デプロイはこれで終了ではありません。ここで紹介する単純な例は、デプロイ プロジェクトの設定方法と仕組みを示すスナップショットにすぎません。Bamboo デプロイ プロジェクトには、開発とデプロイのプロセスを管理するのに役立つ多くの追加機能が用意されています。以下はその例です。
- Automated triggering (自動トリガー) - ビルド プランが正常に完了した後、またはスケジュールされた時間に自動的にデプロイする場合に選択します。
- Agents (エージェント) - 特定のエージェント、エラスティック エージェント、またはイメージ設定を割り当てて、環境のデプロイを実行します。
- Variables (変数) - バージョンを環境にデプロイするときに使用する変数を組み込みます。
- Permissions (権限) - 環境で表示、編集、デプロイの各権限を持つユーザーを定義します。
- Notifications (通知) - 環境のイベントに関する通知の対象と方法を定義します。