カスタム エラスティック イメージの作成 - Linux

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

Atlassian doesn't provide support for customized images. Bamboo provides flexibility to use customized machine images, but it's impossible for us to support all individual configurations.

Use Bamboo stock images as the base for all image customizations to ensure a minimal level of consistency of your Elastic Bamboo setup.

5.インスタンスをカスタマイズする

インスタンスのカスタマイズは、カスタム エラスティック イメージの作成において最も複雑な部分です。インスタンスに Bamboo の前提条件となるパッケージをインストールし (ベース AMI として Elastic Bamboo のストック イメージを選択しなかった場合)、カスタマイズを追加し、インスタンスに Bamboo をデプロイして、インスタンスに EC2 環境をセットアップする必要があります。

5.1 Bamboo 前提条件パッケージのインストール

2. 既存の AMI を選択する」でベース AMI としてアトラシアンの AMI を選択した場合、このイメージは Bamboo 用に事前設定されているため、このステップをスキップして「5.2 カスタマイズの追加」に進むことができます。別の AMI を選択した場合は、以下に示すコマンドを使用して、インスタンスに次のパッケージをインストールする必要があります。

Amazon EC2 API ツール

wget http://s3.amazonaws.com/ec2-downloads/ec2-api-tools.zip
unzip ec2-api-tools.zip
mv ec2-api-tools-* /opt/ec2-api-tools

注: ディストリビューションにすでに ec2-api-tools パッケージが含まれている場合は、代わりにそれをインストールできます。

Java JRE

You need to install a JRE (or JDK) on your instance to be able to run the agent. The preferred way of doing this is to install a package that came with your distribution.  For a list of supported JREs, see supported platforms.

5.2 ユーザー カスタマイズをインスタンスに追加する

ここまで完了したら、独自のカスタマイズを追加するプロセスは非常に簡単です。

ユーザー カスタマイズをインスタンスに追加するには:

  1. エラスティック インスタンスにログインします (「4. インスタンスへのアクセス」の説明に従います)。
  2. エラスティック インスタンスにログインしたら、インスタンスをスタンドアロン マシンとして扱い、任意のアイテムをインストールできます。たとえば、Ubuntu インスタンスに Tomcat をインストールする場合は、スタンドアロン マシンに Tomcat をインストールする場合と同じように、「sudo apt-get install tomcat6」の実行、Tomcat の設定、起動スクリプトが実行されていることの確認などを行います。
    (warning)ただし、実行中のインスタンスのオペレーティング システムをカスタマイズすることはできませんのでご注意ください。カスタマイズされたオペレーティング システム (Ubuntu など) でインスタンスを作成する場合は、(「2. 既存の AMI を選択する」の説明に従って) そのオペレーティング システムがインストールされた AMI を選択する必要があります。
  3. インストールしたすべてのアイテムは、この手順の最後に作成するスナップショット イメージに保存されます (「6. カスタマイズしたインスタンスのイメージを作成する」を参照)。このイメージから起動されたインスタンスには、すべてのユーザー カスタマイズが自動的にインストールされます。

5.3 Bamboo をインスタンスにデプロイする

Bamboo の前提条件をインスタンスにインストールしてカスタマイズを追加したら、Bamboo のエラスティック ブートストラップ ファイルをインスタンスにデプロイできます。

5.3.1 Bamboo ユーザーを作成する

最初に、次のコマンドを実行してインスタンス上に「bamboo」ユーザーを作成する必要があります。

useradd -m bamboo

5.3.2 エージェントのインストーラーをインスタンスにダウンロードする

次に、以下の説明に従って Bamboo エージェントのバイナリをインストールします。ここではイメージ バージョン 2.2 を使用しますが、https://maven.atlassian.com/content/repositories/atlassian-public/com/atlassian/bamboo/atlassian-bamboo-elastic-image/ で入手可能な最新バージョンを使用してください。

imageVer=2.2
wget https://maven.atlassian.com/content/repositories/atlassian-public/com/atlassian/bamboo/atlassian-bamboo-elastic-image/${imageVer}/atlassian-bamboo-elastic-image-${imageVer}.zip
sudo mkdir -p /opt/bamboo-elastic-agent
sudo unzip -o atlassian-bamboo-elastic-image-${imageVer}.zip -d /opt/bamboo-elastic-agent
sudo chown -R bamboo /opt/bamboo-elastic-agent
sudo chmod -R u+r+w /opt/bamboo-elastic-agent

5.4 インスタンス設定

この段階では、カスタマイズされたインスタンスに Bamboo がデプロイされているはずです。カスタマイズされたインスタンスを作成する最後のステップは、インスタンスに EC2 環境をセットアップすることです。これをセットアップするには、次の手順を実行します。

  1. インスタンス上で次のコマンドを実行して、bamboo ユーザー ディレクトリの権限を設定します。

    chown -R bamboo:bamboo /home/bamboo/
    
  2. パス変数を設定する
    インスタンスの /mnt ディレクトリに profile.sh ファイルを作成します。このファイルには、以下に示すように、Elastic Bamboo の既定のパス設定が含まれています。

    export JAVA_HOME=<path to JRE used to start the agent>
    export EC2_HOME=<location of your EC2 tools installation>
    export EC2_PRIVATE_KEY=/root/pk.pem
    export EC2_CERT=/root/cert.pem
    export PATH=/opt/bamboo-elastic-agent/bin:$EC2_HOME/bin:$JAVA_HOME/bin:$M2_HOME/bin:$MAVEN_HOME/bin:$ANT_HOME/bin:$PATH
    

    このページのすべてのツールが推奨される場所にインストールされている場合、変更は必要ありません。それ以外の場合は、必要に応じてファイルを更新できます。
    profile.sh をインスタンスに合わせて正しくカスタマイズしたら、インスタンスの /mnt ディレクトリで次のコマンドを実行して、このファイルを /etc/profile.d ディレクトリにコピーする必要があります。

    mv profile.sh /etc/profile.d/bamboo.sh
  3. Bamboo エージェントの自動起動を設定する
    インスタンスの起動時に Bamboo エージェントが自動的に起動するようにインスタンスを設定する必要があります。これは、/etc/rc.local ファイルに Bamboo の rc.local ファイルを調達 (source) することで実現できます。

    . /opt/bamboo-elastic-agent/etc/rc.local
    

    必ず /etc/rc.local の「exit 0」行の前にこの行を追加してください。

  4. 最後の設定とクリーンアップ
    最後に、次のコマンドを実行して Bamboo のようこそ画面を作成し、インスタンスのキーをクリーンアップします。

    cp /opt/bamboo-elastic-agent/etc/motd /etc/motd
    echo bamboo-<x.x.x>  >> /etc/motd
    rm -f /root/firstlogin /etc/ssh/ssh_host_dsa_key /etc/ssh/ssh_host_dsa_key.pub
    /etc/ssh/ssh_host_key /etc/ssh/ssh_host_key.pub /etc/ssh/ssh_host_rsa_key
    /etc/ssh/ssh_host_rsa_key.pub /root/.ssh/authorized_keys
    touch /root/firstrun
    

    <x.x.x> は実行している Bamboo のバージョン (4.1.2 など) です。

  5. 次に、「カスタマイズしたインスタンスのイメージを作成する」セクションの手順に従って AMI を作成します。

  6. Bamboo からイメージを起動します。エージェントが起動し、必要なすべてのデータを EC2 インスタンスにダウンロードします。
  7. /opt/bamboo-elastic-agent/bin/prepareInstanceForSaving.sh を実行します。
  8. 次に、「カスタマイズしたインスタンスのイメージを作成する」セクションの手順に従って AMI を作成します。これで完了です。新しく作成された AMI には、Bamboo エージェントを起動するのに必要なものがすべて含まれています。

注: 最初に Bamboo からインスタンスを起動した場合は、ステップ 5 と 6 の代わりに以下を実行するだけで済みます。

su -c /opt/bamboo-elastic-agent/bin/bamboo-elastic-agent - bamboo

最終更新日 2017 年 8 月 30 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.