デプロイ リリースのバージョンの命名
Bamboo が提供する幅広いオプションを利用すると、リリースの命名スキームを制御できます。Bamboo によるリリース バージョニングの処理方法を指定し、リリース間の自動インクリメントを制御できます。
Bamboo では、以下の機能を利用できます。
- シンプルなインクリメント採番
- Bamboo 変数に基づく高度な採番
Bamboo では、新しいリリースを作成するときに、自動リリース設定を手動で上書きすることもできます。
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シンプルなリリース バージョニング
シンプルなリリース バージョニングでは、リリースの開始番号(例えば、1.0)を指定できます。Bamboo はこの番号から自動的にインクリメントします。シンプルなリリース バージョニングを使用する場合、Bamboo はリリース名に含まれる最後の番号をインクリメントします。次に例を示します。
リリース名 | インクリメントされたリリース名 |
---|---|
1 | 2 |
1.1 | 1.2 |
1.11 | 1.12 |
1.0.1 | 1.0.2 |
シンプルなリリースの命名を設定する方法
「デプロイ プロジェクトの設定」画面の [Release versioning(リリース バージョニング)] ボタンをクリックして、「リリース バージョニング」画面を表示します。
次のフィールドを使用して、「リリース バージョニング」画面の入力を完了します。
フィールド説明Optional?Create release name(リリース名の作成) Bamboo が作成する次のリリース名の識別情報。シンプルなリリースの命名では、1.0 のような分かりやすいものを使用する必要があります。 Automatically increment with each new release(新しいリリースごとに、自動的にインクリメント) [Numbers(番号)] チェックボックスをオンにすると、前述した [Next release name(次のリリース名)] フィールドに従ってリリース番号が自動的にインクリメントされます。このチェックボックスをオフのままにしておくと、リリース番号はインクリメントされません。 プレビュー このフィールドでは、次のリリース名がどのようになるかをプレビューできます。プレビューを表示するには、[Create release name(リリース名の作成)] フィールドの横にある [プレビューを生成] ボタンをクリックします。
注意: 場合によっては、プレビューを利用できないことがあります。
- [保存] ボタンをクリックして変更を保存します。
変数を使用したリリース バージョニング
変数を使用したリリース バージョニングでは、Bamboo 内で設定された変数に基づいて、より複雑な命名スキームを作成できます。リリース スキーム内では、グローバル変数、プラン変数、およびビルド変数を使用できます。
For security reasons, you can't use password variables in version names.
例
「m6」という値を持つプラン変数「planvar」があるとします。この変数キーを [Next release name(次のリリース名)] フィールドに含めることで、Bamboo は変数値を次のリリース名に自動的に追加し、適宜インクリメントしていきます。
変数キー | 変数の値 | 次のリリース名 | 次のリリース | 後続のリリース |
---|---|---|---|---|
planvar | m6 | 1.0-${bamboo.planvar} | 1.0-m6 | 1.1-m7 |
変数を使用したリリースの命名を設定する方法
- 「デプロイ プロジェクトの設定」画面の [Release versioning(リリース バージョニング)] ボタンをクリックして、「リリースの命名」画面を表示します。
次のデータを使用して、[Create release name(リリース名の作成)] フィールドを入力します。
フィールド説明Optional?バージョン Bamboo が作成する次のリリース名の識別情報。シンプルなリリース バージョニングでは、1.0 のような分かりやすいものを使用する必要があります。 - [Add variable to release name(リリース名に変数を追加)]リンクをクリックして、「変数選択」画面を表示します。
- [変数を追加] をクリックして、変数をリリースの命名スキームに含めます。[閉じる] をクリックして「リリースの命名」画面に戻ります。
次のフィールドを使用して、[リリース名] フィールドを入力します。
フィールド説明Optional?Automatically increment with each new release(新しいリリースごとに、自動的にインクリメント) 1. [Numbers(番号)] チェックボックスをオンにすると、前述した [Next release name(次のリリース名)] フィールドに従ってリリース番号が自動的にインクリメントされます。このチェックボックスをオフのままにしておくと、リリース番号はインクリメントされません。
2.リリース番号の自動インクリメントのプランに任意の変数を含めるには、[変数] チェックボックスをオンにします。プレビュー このフィールドでは、次のリリース名がどのようになるかをプレビューできます。プレビューを表示するには、[Create release name(リリース名の作成)] フィールドの横にある [プレビューを生成] ボタンをクリックします。
注意: 場合によっては、プレビューを利用できないことがあります。
- [保存] ボタンをクリックして変更を保存します。
リリース バージョニングのスキーム例
Bamboo では、シンプルなリリース命名と変数を使用したリリース命名を組み合わせて使用することもできます。次の表に、命名スキームの組み合わせ例を示します。また、[Numbers(番号)] と [変数] の各チェックボックスを慎重に制御することで、スキームのカスタマイズに使用できる方法を示します。
命名スキーム | 次のリリース フィールド | [Numbers(番号)] チェックボックス | [変数] チェックボックス | Variable value | 次のリリース名 | 後続のリリース名 |
---|---|---|---|---|---|---|
固定された名前 | 1.0 | - | 1.0 | 1.0 | ||
本質的に一意の変数 | 1.0-${bamboo.buildNumber} | 13 | 1.0 ~ 13 | 1.0 ~ 13 | ||
番号のインクリメント | 1.0 | - | 1.0 | 1.1 | ||
番号のインクリメント + 固定変数 | 1.0-${bamboo.appName} | ${bamboo.appName} プランまたはグローバル変数: Awesome | 1.0-Awesome | 1.1-Awesome | ||
変数のインクリメント | 1.0-${bamboo.milestone} | ${bamboo.milestone} プランまたはグローバル変数: m6 | 1.0-m6 | 1.0-m7 | ||
番号と変数のインクリメント | 1.0-b${bamboo.appNumber} | ${bamboo.appNumber} ユーザー定義変数: 1567 | 1.0-b1567 | 1.1-b1568 |