エラスティック イメージ設定の管理

エラスティック イメージとは、Elastic Bamboo 機能で使用するために Amazon のデータセンターの 1 つに保存されている Amazon Machine Image (AMI) です。エラスティック イメージを使用して、エラスティック インスタンスを作成してからエラスティック エージェントを作成します。概念的にエラスティック イメージはコンピューターのブート ハード ドライブで実行されるオペレーティング システムに相当し、エラスティック インスタンスはこのオペレーティング システムの上で実行されるソフトウェアです。

Amazon Web Services (AWS) に登録されたエラスティック イメージのそれぞれに、AMI ID と呼ばれる独自の識別子があります。

1 つの Bamboo Server に複数のエラスティック イメージを関連付けられます。1 つの既定の共有イメージがアトラシアンによって AWS で管理されており、すべての Elastic Bamboo ユーザーが利用できます。

独自のカスタム エラスティック イメージを作成することもできます。

このページの内容

カスタム エラスティック イメージを Bamboo と関連付ける

カスタム エラスティック イメージを Bamboo インストールに関連付けると、既定のイメージから継承された機能とは異なる機能でエラスティック インスタンスを起動できます。たとえば、Ubuntu オペレーティング システムをベースにしたエラスティック イメージを Bamboo インストールに関連付けると、そのイメージから起動されたインスタンスで Ubuntu 関連のテストを実行できるようになります。

カスタム エラスティック イメージを Bamboo に関連付けると、エラスティック イメージについての設定はエラスティック イメージ設定として保存されます。

カスタム イメージを Bamboo に関連付けるには

  1. Click the  icon in the Bamboo header and choose Overview.
  2. 左側のナビゲーション パネルで [Image Configuration (イメージ設定)] ([Elastic Bamboo] の下) をクリックします。
  3. 「エラスティック イメージ設定の作成」の下にあるパネルに、次のカスタム エラスティック イメージの詳細を入力します。

    名前カスタム エラスティック イメージの名前。独自のカスタム イメージを作成した場合は、「カスタム エラスティック イメージの作成」の手順 6 で名前を付ける必要があります。イメージ名は AWS コンソールからも表示できます。
    説明 Bamboo でのみ使用されるイメージの説明。
    AMI IDカスタム エラスティック イメージの作成」の手順 6 の出力として取得した AMI ID。エラスティック イメージの AMI ID は、AWS コンソールからも表示できます。
    Amazon Elastic Block Store (EBS) ボリュームを新しいエラスティック インスタンスに自動的にアタッチこのイメージから起動したエラスティック インスタンスで EBS を使用する場合は、このオプションを選択します。詳細は「EBS を使用するようにエラスティック インスタンスを設定する」をご確認ください。
    EBS スナップショット ID — 新しいインスタンスにアタッチする EBS ボリュームの EBS スナップショット ID を指定します。
    インスタンス タイプこのイメージから起動された新しいインスタンスのインスタンス タイプ。Amazon には、さまざまなコンピューティング能力を提供する多数のインスタンス タイプが用意されています。Amazon EC2 インスタンス タイプについての詳細をご確認ください。
    仮想プライベート クラウド サブネットElastic Bamboo エージェントが起動する仮想プライベート クラウドのサブネット。リストから複数のサブネットを選択すると、Bamboo はエージェントの起動時にアベイラビリティ ゾーンを自動的に切り替えることができるようになります。これにより、特定のゾーンで利用可能なリソースが不足しているためにビルドが失敗する可能性が低くなります。VPC の詳細については、Amazon VPC のよくある質問をご覧ください。
    利用可能ゾーンこのイメージから新しいインスタンスを起動するために使用されたアベイラビリティ ゾーン (たとえば、予約済みのインスタンスで Elastic Bamboo を使用する場合)。Amazon がインスタンスに最適なゾーンを選択できるように、「初期設定 (EC2 による選択)」を選択することをお勧めします。Amazon EC2 アベイラビリティ ゾーンについての詳細をご確認ください。
    製品EC2 の製品名。

スクリーンショット: エラスティック イメージ設定の管理

カスタム エージェント機能を備えたエラスティック イメージの作成

すでに Bamboo に関連付けられているエラスティック イメージのエージェント機能をカスタマイズできます。最初のプロセスは、カスタム エラスティック イメージを Bamboo (上記) に関連付けるプロセスと似ています。ただし、ここでは Bamboo にすでに関連付けられているイメージの AMI ID を使用します。ここでは既定のイメージが最も一般的です。

カスタマイズされたエージェント機能を備えたエラスティック イメージを作成するには

  1. Click the  icon in the Bamboo header and choose Overview.
  2. 左側のナビゲーション パネルで [Image Configuration (イメージ設定)] ([Elastic Bamboo] の下) をクリックします。
  3. 表示するイメージの名前、または [表示] をクリックします。
  4. (「エラスティック イメージ設定の作成」の下にある) パネルに、カスタム エラスティック イメージの詳細を入力します。詳細は上記のセクションをご覧ください。
  5. これで、既存のエラスティック イメージに基づいた新しいエラスティック イメージ設定ができました。エラスティック エージェント機能の設定の手順に従って、このエラスティック イメージのエージェント機能をカスタマイズします。
最終更新日: 2017 年 1 月 20 日

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