XMLを使用してのワークフロー作成
JIRA のワークフロー エディタは JIRA のデータベースに格納されている OSWorkflow XML 定義を生成します。JIRA のワークフロー エディタで利用できない OSWorkflow ベースの機能が必要な場合、XML にワークフローを定義し、以下のように JIRA にインポートすることができます。
XML ワークフローがインポートされると、 JIRA のワークフローエディターは、作成や編集がサポートされているかどうかに関係なく、ほとんどの OSWorkflow 定義を表示できるようになるはずです。
たとえば、ワークフロー トランジションの表示ページのその他タブにワークフロートランジションの条件結果が表示されます。
その他タブは、エディターで直接サポートされていない要素がトランジションに含まれている場合にのみ表示されます。
JIRA への XML ワークフローのインポート
- 「JIRA システム管理者」 グローバル権限を持つユーザーとしてログインします。
- > [課題] を選択します。[ワークフロー] を選択し、システム内のすべてのワークフローを表示する [ワークフロー] ページを開きます。
- XML からインポートボタンをクリックしてワークフローのインポート ダイアログボックスを開きます。
- 名前フィールドで、新しいワークフローの名前を入力して (通常、2 ~ 3 語) 新しいワークフローを識別します。
- (オプション) 説明フィールドで、新しいワークフローの詳細な説明を入力します。
- ワークフローの定義オプションでは、次のいずれかを実行できます。
- XML ワークフロー定義ファイルのアップロード — これを実行するには、XML ファイルへの完全なパスを入力するオプションを選択して、ファイルパスフィールドで XML ワークフロー定義ファイルへの完全パスを入力します。
このパスはローカル側のパスでなければなりません。したがって、XML ワークフロー定義ファイルはユーザーの JIRA サーバーに配置されている必要があります。 - XML ワークフロー定義ファイルの内容を JIRA に貼り付ける — これを実行するには、ワークフローの XML 定義を貼り付けオプションを選択し、XML ワークフロー定義ファイルの内容をコピーして、ワークフローの定義 (XML) フィールドにコピーした内容を貼り付けます。
- XML ワークフロー定義ファイルのアップロード — これを実行するには、XML ファイルへの完全なパスを入力するオプションを選択して、ファイルパスフィールドで XML ワークフロー定義ファイルへの完全パスを入力します。
- インポートボタンをクリックします。
システム間のワークフローをコピーする
場合によっては、テストシステムにワークフローを作成して本番環境システムにそれをコピーすると便利です。これを実行するには次の手順に従います。
- テストシステムで、ワークフローの表示ページに表示されるリストで、ワークフローの横にあるXML リンクをクリックしてワークフローを XML にエクスポートし、出力をファイルに保存します。
- 本番環境で、上記のように「XML からワークフローをインポートする」リンクからファイルをインポートします。
JIRA にXML ワークフローのインポートする場合:
- JIRA の XML ワークフロー定義には JIRA のメタ属性への参照が含まれています。例えば、各ワークフロー ステップのリンク済み JIRA ステータスの ID は「jira.status.id」メタ属性としてステップの定義に保存されます。そのため、XML でワークフローを手動で作成する場合、ワークフローを JIRA にインポートする前にすべての参照される外部エンティティが存在することを確認してください。
システム間でワークフローをコピーする場合:
- 条件、バリデータ、事後操作は、あるシステムでは有効だが他のシステムでは無効かもしれないパラメータを持つことができます。例えば、別のシステムが「解決状況」フィールドに異なる値を含んでいるとします。「課題フィールドの更新」事後操作が、「解決状況」フィールドに、あるシステムにはあるが他のシステムにはないかもしれない値を設定するのに使用される場合に問題になります。
最終更新日 2017 年 9 月 4 日
Powered by Confluence and Scroll Viewport.