カスタム フィールドの設定

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以下を変更し、Jira システムの各カスタム フィールドを変更できます。

  • 名前 — ユーザーに表示されるときに、カスタムフィールドの左に表示されるラベル。 
  • 説明— 簡易検索列に表示された場合、カスタム フィールドの下に表示されるヘルプ テキストです。
  • 検索テンプレート — カスタムフィールドを検索可能にするメカニズム。
  • 既定値 — ユーザーに最初に表示するカスタムフィールドの既定値。
  • オプション (選択フィールドおよび複数選択フィールドのみ) — ユーザーが選択可能な値。下記を参照してください。
  • ユーザー フィルタリング (ユーザー ピッカー フィールドのみ) — ユーザーが選択可能なユーザーのセット。下記を参照してください。
  • コンテキスト - 指定した既定値オプションが適用される、プロジェクトと課題タイプの組み合わせ。以下を参照してください。
    (tick)複数のコンテキストを作成し、プロジェクトと課題タイプの異なる組み合わせに対し、異なる既定値とオプションを指定できます。
  • 画面 — ワークフローを通じて課題を作成、編集、または切り替えるときにカスタムフィールドが表示される画面。下記 (および「画面の定義」) を参照してください。
  • レンダラー(特定のタイプのフィールドのみ) — 「レンダラーの設定」および「フィールド動作の指定」を参照してください。
  • 非表示/表示 — 「フィールド動作の指定」を参照してください。
  • 必須/オプション — 「フィールド動作の指定」を参照してください。

(warning)注: 次のすべての手順では、Jira 管理者グローバル権限を持つユーザーとしてログインする必要があります。

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カスタムフィールドを表示する

  1. In the upper-right corner of the screen, select Administration > Issues
  2. フィールド > カスタムフィールドを選択してカスタムフィールド ページを開きます。

カスタムフィールドの編集

カスタムフィールドを変更することで、名前 (ラベル)、説明 (ヘルプ テキスト) および検索テンプレートの名前を変更できます。

  1. カスタム ページに移動して希望するカスタム フィールドを見つけ、歯車アイコン >編集を選択します。
    • 名前は、ユーザーに表示されるときに、カスタム フィールドの左に表示されるラベルです。
    • 説明は、カスタムフィールドの下に表示されるヘルプテキストです。

    • 検索テンプレートは、カスタムフィールドのインデックスを作成し、簡易検索や詳細検索から検索できるようにします (カスタムフィールドはクイック検索では検索できません)。すべてのカスタムフィールドタイプには、事前に設定された検索テンプレートがありますが、この手順を使用して別のテンプレートを選択することもできます。

  2. 必要に応じてフィールドを変更し、更新をクリックします。

カスタム フィールドの設定

カスタムフィールドコンテキスト (カスタムフィールド構成スキーム) フィールド構成スキームと関連しておらず、さらにカスタムフィールドに対して以下を指定します。

  • 既定値
  • オプション
  • 既定値とオプションを適用する課題タイプとプロジェクト

特定のプロジェクトや課題タイプに異なる既定値やオプションを関連付ける必要がある場合は、複数のコンテキストを作成できます。

各カスタムフィールドには、カスタムフィールドを追加したときに自動的に作成された「既定構成スキーム:」という名前のコンテキストがあります。

コンテキスト

  1. カスタムページに移動して希望するカスタムフィールドを見つけ、歯車アイコン >設定を選択します。
  2. 既定の構成スキーム...」という名前のコンテキストを見つけて、構成の編集リンクをクリックします。
  3. 該当する課題タイプの選択」から、既定およびオプションを適用する課題タイプを選択します。希望する場合は、任意の課題タイプを選択できます。
  4. 該当するコンテキストの選択」から、既定値とオプションを適用するプロジェクトを選択します。これは、上記のとおり、選択した課題だけに適用されます。

新しいコンテキストの追加

新しいコンテキストを追加することで、課題タイプとプロジェクトのさまざまな組合せに対し、異なるカスタムフィールドを構成できます。

  1. カスタムページに移動して希望するカスタムフィールドを見つけ、歯車アイコン >設定を選択します。
  2. 新しいコンテキストの追加」リンクをクリックします。「設定スキームコンテキストの追加」ページが表示されます (以下を参照)。
    • 「設定スキームコンテキストの追加」から、新しいコンテキストの「ラベル」と「説明」を追加します。これらは、管理目的でのみ使用され、エンドユーザーには表示されません。
    • 「該当する課題タイプの選択」から、既定およびオプションを適用する課題タイプを選択します。希望する場合は、任意の課題タイプを選択できます。
    • 「該当するコンテキストの選択」から、既定値とオプションを適用するプロジェクトを選択します。これは、上記のとおり、選択した課題だけに適用されます。

カスタムコンテキストには、Jira プロジェクトごとに 1 つのコンテキストのみを持たせることができます。そのため、同じプロジェクト内の異なる課題タイプに複数のコンテキストを持たせることができます。

既定値

  1. カスタムページに移動して希望するカスタムフィールドを見つけ、歯車アイコン >設定を選択します。
  2. 関連コンテキストを探し (通常は 1 つで、「既定の設定スキーム」などという名前になります)、右側の列の「 既定値の編集」リンクをクリックします。「カスタムフィールドの既定の設定」ページが表示され、カスタムフィールドタイプ特有となります。
    • (選択リストまたは複数選択リストの場合) ドロップダウン リストから適切な既定値を選択します。
      (info)選択フィールドの既定値をクリアするには、現在の既定値をクリックして強調表示を解除し、次のページの内容に従って保存します: 複数選択カスタム フィールドの既定値を選択解除できない。
    • (カスケード選択メニューの場合) ドロップダウンリストから適切な既定値を選択します (各レベルに 1 つ)。
    • (日付フィールドの場合) 日付を選択するか、チェックボックスをオンにして現在の日付を既定にします。
    • (その他のフィールドの場合) ドロップダウンリストから適切な既定値を入力します (各レベルに 1 つ)。
      (info)特定のタイプのカスタムフィールドでは、既定値を選択できず、既定値の編集リンクが表示されない場合があります。

オプション

次のタイプのカスタムフィールドにオプションの値を指定できます。

  • リストの選択
  • 複数選択リスト
  • カスケード選択リスト
  • ラジオ ボタン
  • 複数チェックボックス

オプション値を追加、削除、並べ替え、オプションをアルファベット順に並べ替え、またはテキストを編集できます。また、オプション値に HTML を使用することもできます。完全なタグのペアを使用し、HTML が正しく表示されることを確認してください。

(info) これらのオプションは大文字と小文字を区別しません。そのため、通知スキームに選択リストまたは複数選択リストを使用する場合、JIRA-ADMINISTRATORSjira-administrators グループと一致します。つまり、JIRA-ADMINSITRATORSjira-administrators オプションは同じ名前となるため、これらの両方を使用することはできません。

  1. カスタムページに移動して希望するカスタムフィールドを見つけ、歯車アイコン >設定を選択します。
  2. 関連コンテキストを探し (通常は 1 つで、「既定の設定スキーム」という名前になります)、右側の列の「オプション」リンクをクリックします。「カスタム フィールド オプションの編集」ページが表示されます (以下を参照)。ここでは、以下のことを実行できます。
    • 親選択リストの編集」ドロップダウンから、編集するリストを選択します。(カスケード選択リストのみを選択)
    • アルファベット順に並べ替え」をクリックし、オプションをアルファベット順に並べ替えます。
    • オプションを手動で並べ替えるには、順序列の矢印をクリックするか、数字を指定して移動 ボタンをクリックします。
    • 編集」をクリックしてオプションのテキストを変更します。
    • 選択できなくなったオプションを非表示にするには、無効化をクリックします。使用中のオプションは削除できません (データの整合性を保つため) が、ビジネス要件の変更にしたがって無効となるオプションに対応するため、新しい課題では利用できないように設定することができます。
    • 削除」をクリックしてオプションを削除します。(使用されていないオプションのみに使用できます。)

フィルタリングの使用

ユーザーピッカーフィールドで利用可能なユーザー数を制限できます。ユーザーは、特定のグループおよび/あるいはプロジェクトロール内のユーザーに制限できます。

  1. [カスタム フィールド] ページに移動し、対象のカスタム フィールドを見つけ、歯車アイコン > [設定] を選択します。
  2. ユーザーフィルタリングの編集」をクリックします。
  3. グループまたはプロジェクトロールのフィルタリングを有効化」をクリックしてから、ユーザーピッカーを制限するグループやロールを指定します。
    ユーザーピッカーは、選択したグループまたはロール内のユーザーのみを表示します。
  4. 保存をクリックします。

カスタム フィールド設定の編集

カスタム フィールド設定を編集する場合、その設定を使用する課題を編集して、課題のカスタム フィールド値を手動で更新するようにします。

  1. 変更したカスタム フィールド値を使用する課題を検索します。
  2. 課題を一括編集して、新しいフィールド設定の正しい値に設定します (値が既定のフィールド設定に一致している場合を含む)。

この操作を実行しない場合、設定を使用して課題を編集すると、カスタム フィールド値は null または課題ページの既定オプションに戻ります。 

    • このフィールドがオプションの場合、このフィールドは編集画面で "なし" に設定されます。
    • このフィールドが必須の場合、このフィールドは編集画面で、既定のオプションではなく利用可能な最初のオプションに設定されます。

データ損失を回避するための詳細な情報と手順については、「古いデータを失うことなく既存のカスタム フィールドのコンテキストを変更する」を参照してください。

画面の選択

  1. カスタム ページに移動して希望するカスタム フィールドを見つけ、歯車アイコン >画面を選択します。
  2. このカスタムフィールドを表示する画面のチェックボックスを選択します。
    (info)フィールドの表示方法は、フィールド設定によって異なります (上記で説明したカスタムフィールド設定スキームとは関係ありません)。詳細は、「フィールド動作の指定」を参照してください。

カスタムフィールドの翻訳

作成する任意のカスタムフィールドの名前や説明を、別の言語に翻訳できます。選択は、Jira にインストールされている言語パックからのみ行うことができます。

  1. カスタムフィールドページに移動し、希望するカスタムフィールドを見つけ、歯車アイコン > 翻訳を選択します。
  2. このカスタムフィールド翻訳の所属先となる言語パックを選択し (例: フランス語)、フィールド名および説明に翻訳した文字列を入力します。

カスタムフィールドのヒント

  • カスタムフィールド数の制限 — Jira 内で定義するカスタム フィールドの数に注意してください。1,000 個を超えると、Jira のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。詳細については、「Jira 6.4の拡張」を参照してください。  
  • フィールドをレポートに使用 — JIRA で作成する必要のあるレポートは何かを考慮し、それらのフィールドをサポートするフィールドのみを作成してください。選択や複数選択などの、カスタムフィールドタイプはレポートに適しています。一方、レポートの問い合わせに対して期待どおりのデータを入力する人はあまりいないため、テキストフィールドはそれほど役に立ちません。
  • フィールド コンテンツの組み合わせ — 特定の情報を確実に入力させたい場合、テキスト テンプレートを使用する複数行のカスタム テキスト フィールドを既定値に検討することをおすすめします。また、検索可能な表にデータを入力できる "テーブル グリッド" カスタム フィールドも使用できます。Atlassian Marketplace には、このような機能を提供するアプリがあります。説明などの標準の Jira フィールドでは、現在既定値がサポートされません (Jira- 4812 を参照してください)。
  • 名前を重複させない — 新しいカスタム フィールドに、他の既存カスタム フィールドと同じ名前を付けないでください。カスタム フィールドを作成する前に、同じ名前のカスタム フィールドが既に存在していないか毎回確認してください。同じ名前のフィールドがあると、ユーザーが JQL 検索で正しいフィールドを選択する際に混乱を招く可能性があります。また、標準の JIRA フィールドと同じ名前のカスタム フィールドを作成することはできません。たとえば、特に「ステータス」フィールドが 2 つあると混乱を招きます。 
  • できるだけ汎用な名前を使用する — 後から他の場所で再使用できるよう、カスタムフィールドに具体的でないの名前を付けてください。たとえば、フィールドの名前を「マーケティング目的」と付ける代わりに、「目的」とし、フィールドを使用する JIRA プロジェクトを表すフィールド設定で説明を提供します。

カスタム フィールドのトラブルシューティング

Jira アドミンヘルパーを使用する

Jira アドミンヘルパーは、カスタムフィールドが画面に表示されない理由を診断するのに役立ちます。このツールは Jira 管理者のみが使用できます。

  1. フィールドに表示されていない [課題の表示]、[課題の編集]、または [課題の作成] 画面に移動します。
  2. 課題を表示中の場合は、その他のアクション > フィールドを探すをクリックします。課題を作成または編集中の場合は、フィールドの設定 > フィールドを探すをクリックします。
  3. フィールドの名前を入力します。
  4. 送信をクリックします。

ヒント: 課題ナビゲーターの各課題で、歯車メニューから「フィールドを探す」ダイアログへアクセスできます。 

カスタムフィールドの説明を変更する

フィールド設定で説明を変更しても、カスタムフィールドの説明に対する変更が表示されないとは限りません。

Jira では、カスタムフィールドの説明を定義でき、フィールド設定の説明が空白の場合、課題を作成または編集するときや、課題ナビゲーターのヘルプテキストとして、元の説明テキストが表示されます。ただし、各フィールド説明に別の説明テキストを定義することもできます。これにより、元のフィールド説明テキストが上書きされます。

たとえば、「マイフィールド」という名前のカスタムフィールドが、「これは私のフィールドです」という説明で定義され、フィールド設定が変更されていなければ、表示されるテキストは期待どおり「これは私のフィールドです」になります。フィールド設定が使用され、カスタムフィールドのフィールド説明が「これは私の素晴らしいフィールドです」と設定されている場合、表示されるテキストは「これは私の素晴らしいフィールドです」になります。 

最終更新日: 2020 年 1 月 31 日

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