自動ログインの防止

 概要

ユーザーが Jira にログインする際、「ログイン」ボタンをクリックする前に、「ログイン情報の記憶」チェックボックスを選択し、Jira にユーザーのログイン情報を記憶させるオプションがあります。ユーザーがこのオプションを選択すると、「ログイン情報の記憶 」トークンが Jira サーバーによって保存され、このトークンを含むクッキーがユーザーのブラウザに設定されます。 

 再び同じコンピュータとブラウザから Jira にアクセスすると、Jira がユーザーの「ログイン情報の記憶」トークンの 1 つがブラウザのクッキーの 1 つに含まれるトークンと一致することを検出した場合、そのユーザーは自動的にログインされます。ユーザーが Jira からログアウトした場合、「ログイン情報の記憶」トークンは、Jira サーバーから消去されます。

お使いのJiraインスタンスのセキュリティを最大化し、維持するために、Jiraは次の機能を提供します:

  • Jira インスタンスの「ログイン情報の記憶」機能を無効にする
  • 個々のユーザーアカウントの「ログイン情報の記憶」トークンをクリアする
  • ご使用の Jira インスタンスが保存しているすべての「ログイン情報の記憶」トークンをクリアする

次の場合は、自動ログインを管理します。

  • ログインのたびに、ユーザーが認証情報をすべて入力することを義務づけ、セキュリティを最大限に強化する場合。
  • ユーザーが公共の環境で Jira アプリケーションにアクセスしている場合。
  • ユーザーがきちんとで Jira からログアウトする習慣がない場合。


はじめる前に

次のすべての手順を行うには、Jira 管理者 グローバル権限を持つユーザーとしてログインする必要があります。

特定ユーザーの「ログイン情報の記憶」トークンのクリア

Jira 管理者は Jira 管理コンソールを通じて、ユーザーのアカウントと関連付けられているすべて「ログイン情報の記憶」トークンをクリアできます。

ユーザーのログイン トークンをクリアするには:
  1.  > [ユーザー管理] を選択します。
  2. ユーザーをリストで検索し、「ログイン情報の記憶」トークンを削除するユーザーの ユーザー名 または メールアドレス をクリックします。そのユーザーの詳細とログイン情報が表示されます。
  3. ログイン情報の記憶」リンクをクリックして、そのユーザーの「ログイン情報の記憶」 ページを表示します。

  4. すべてクリア 」ボタンをクリックし、このユーザー アカウントに関連付けられている「ログイン情報の記憶」トークンを Jira サーバーからすべて削除します。


Jira インスタンス全体に対する 「ログイン情報の記憶」のクリア

Jira 管理者は、数回クリックするだけで、自分の Jira インスタンスから「ログイン情報の記憶」トークンをすべてクリアすることもできます。 

インスタンスのログイン トークンをクリアするには:
  1. > [システム] を選択します。 
  2. 左パネルで、 セキュリティ > ログイン情報の記憶を選択して、すべてのユーザーを対象にしたログイン情報の記憶ページを開きます。
  3. すべて選択解除」ボタンをクリックして、Jira サーバーからすべての「ログイン情報の記憶」トークンを削除します。



Jira インスタンスでの「本コンピュータでのログイン情報の記憶」オプションの無効化

Jira にログイン トークンを記憶させたくない場合、Jira インスタンス全体に対する "ログイン情報の記憶" トークンを無効化することも可能です。

この機能を無効にするには

 オプション 1 (推奨)

このオプションのチェックボックスは、jira-config.properties ファイルの jira.option.allowcookies プロパティを false に設定することで無効にできます。この変更を有効にするには、Jira を再起動する必要があります。

オプション 2
./atlassian-jira/includes/loginform.jsp ファイルを編集します。


最終更新日 2019 年 7 月 2 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.