ライセンスの互換性
インストールするそれぞれの Jira アプリケーションについて、固有のライセンスが必要です。さまざまなタイプのライセンスを利用できます。ライセンスには、互換性がないものがあります。互換性のないライセンス タイプをインストールしようとすると、Jira でエラーが提示されます。このエラーを解決するには、互換性のあるライセンス タイプを選択、入手、およびインストールする必要があります。互換性がないライセンス タイプを最初に削除しておくことをおすすめします。
Jira のライセンスは、[バージョンとライセンス] ページで管理できます。
商用ライセンス
商用ライセンスは有償のライセンスです。Jira アプリケーションを実行し、ユーザーを追加できます。
- 複数の Jira アプリケーションをインストールしている場合、すべての商用ライセンスは相互に有効となります。
- 評価用ライセンスと商用ライセンスを混在させることができます。
- 商用ライセンスと他のタイプのライセンス(たとえば、Data Center ライセンスやアカデミック ライセンス)を混在させることはできません。
Data Center ライセンス
Data Center は Jira アプリケーションに高可用性とパフォーマンス面での拡張性を提供するデプロイメント オプションです。
- あるアプリケーションの Data Center ライセンスをインストールし、 Data Center にそのアプリケーションを設定している場合は、以降使用するすべてのライセンスは Data Center ライセンスでなければなりません。
- 他のタイプのライセンスを何か持っていて、さらに Data Center ライセンスをインストールしようとする場合、それを実行しても問題ありません。
- 所有する複数の Jira アプリケーションを Data Center 用にセットアップしようとする場合、すべてのアプリケーションに Data Center ライセンスが必要です。Data Center ライセンスを他のタイプのライセンスと混在させることはできません。
評価用ライセンス
評価用 (または "トライアル") ライセンスでは、Jira アプリケーションのすべての機能を一定期間 (通常 30 日間) 試用できます。トライアルが終了すると、有償のライセンスをインストールするまで、アプリケーションは機能を停止します。
無償ライセンス
無償ライセンスは、評価者が利用できるもので、営利団体や慈善団体、学生は使用できません。
- 複数の Jira アプリケーションがインストールされている場合、すべての無償ライセンスは相互に有効となります。
- 複数の Jira アプリケーションがインストールされている場合、無償ライセンスと商用 (有償) ライセンスを混在させることはできません。
Server から Data Center の非クラスタ デプロイメント オプションに移行しようとしている場合
Data Center ライセンスは、Server で使用していたものと一致している必要があります。たとえば、Server ライセンスに Jira Software と Jira Service Desk が含まれていて、新しいライセンスには Jira Software のみが含まれる場合は、ライセンスを更新できず、次のようなエラーが発生する可能性が高くなります。
既知の問題
サーバーからデータセンターへの移行
Server から Data Center の非クラスタ デプロイメント オプションに移行する場合、Data Center ライセンスが Server で使用していたものと一致している必要があります。たとえば、Server ライセンスに Jira Software と Jira Service Desk が含まれていて、新しいライセンスには Jira Software のみが含まれる場合は、ライセンスを更新できず、次のようなエラーが発生する可能性が高くなります。
Data Center の試用のみが目的だったり、ご利用のライセンスの製品を変更したい場合は、まず評価版の Server ライセンスに切り替えてから (たとえば、Jira Software ライセンスに切り替えると他の製品のライセンスが削除されます) Data Center ライセンスを使用することで、このエラーを回避できます。