課題をアーカイブする
課題をアーカイブすると、それを Jira で非表示にし、後で必要になったときのためにデータを保持できます。Jira インスタンスでの情報の散在を防ぐために、完了済みまたは解決済みの課題、または解決期限を過ぎた課題をアーカイブすることをおすすめします。たとえば、多くのお客様は過去 2 年間更新されていない課題をアーカイブしています。
1 つまたは複数の課題をアーカイブすることができます。大量の課題をアーカイブする場合、時間がかかる可能性があることに注意してください。課題のアーカイブまたは復元時には、インデックスの再作成は不要です。
この機能は Data Center でのみ利用できます。
はじめる前に
- 既定では、課題をアーカイブまたは復元するには、Jira 管理者または Jira システム管理者である必要があります。ただし管理者は、特定のプロジェクトの課題をアーカイブおよび復元するための、プロジェクトの課題のアーカイブおよび復元のプロジェクト権限を付与できます。既定では、これらの権限は有効ではありません。
- アーカイブ用に課題を準備する必要はありません。必要に応じてあらゆる課題をアーカイブし、後から復元させることができます。
課題をアーカイブする
課題をアーカイブする手順は、次のとおりです。
- [課題] に移動します。
アーカイブする課題を見つけて開き、 [その他] > [アーカイブ] を選択します。
課題はすぐにビューで非表示になり、アーカイブに移動します。各課題はそれらのすべてのサブタスクとともにアーカイブされます。
一括変更の一環として複数の課題をアーカイブ
一度に数千件の課題をアーカイブする場合、課題を手動で選択するのではなく、一括変更を実行できます。既定ではこのオプションを使用すると、現在のページのすべての課題、または最大 1000 件の課題をアーカイブできます。ただし、システム管理者は、必要に応じてこれを増加させることができます。
一括変更を行うには、Jira 管理者か委任された管理者である必要があります。
[課題] を開きます。
- 表示する課題を選択します。
現在のページまたは最大 1000 件の課題に変更を実行できます。課題が数件しかない場合、これらのオプションが表示されない場合があります。その場合、表示されている課題に対する操作のみを実行できます。
- ボードまたはバックログの 1 つまたは複数の課題を右クリックして、[一括変更] を選択することもできます。
- [課題のアーカイブ] を選択します。
- 変更に関する通知を課題に関連するユーザーに送信するかどうかを選択します。
課題はそれらのすべてのサブタスクとともにアーカイブされます。課題には複数のサブタスクが含まれている場合があるため、サブタスクの数が多いとアーカイブに時間がかかる場合があることに注意してください。
アーカイブした課題はダッシュボードや検索には表示されなくなります。Jira Software または Jira Service Desk を使用している場合、他の場所でも非表示になる場合があります。詳細については、「課題への影響」を参照してください。
API によるアーカイブ
You can also use API to archive your issues. See https://docs.atlassian.com/software/jira/docs/api/REST/8.1.0/
REST API を使用してアーカイブできる課題の数には制限はありません。
アーカイブした課題はどうなりますか?
次の点を念頭に置いておく必要があります。
課題の復元
すべての課題データはデータベース内に残るため、必要になったときにはいつでも復元できます。現在、直接リンクを把握している場合、一度に 1 件の課題を復元できます。リンクは、課題のエクスポート先の CSV ファイル内でも確認できます。
複数の課題を復元するには、REST API を使用してこれを行います。
アーカイブした課題を復元するには、直接リンクを使用して課題を開き、[復元] ボタンをクリックします。
課題は元の状態に復元され、Jira に戻されます。課題の復元中、Jira はインデックスの再作成も行うため、課題を再度表示および検索可能にするための追加のアクションは不要です。課題はそれらのすべてのサブタスクとともに復元されます。
直接リンクがあると、アーカイブした課題を個別に復元できます。課題を、課題が属するプロジェクトとともにアーカイブした場合、課題を復元するにはプロジェクトを復元する必要があります。プロジェクトを復元するには、「プロジェクトのアーカイブ」を参照してください。
アーカイブされた課題のエクスポート
アーカイブ済みの課題の一覧をエクスポートするには、Jira システム管理者である必要があります。
監査のため、アーカイブ済みの課題を CSV ファイルにエクスポートできます。フィルタを使用した場合を除き、ファイルには、個別にアーカイブされた課題と、課題が属するプロジェクトとともにアーカイブされた課題のすべての課題が、アーカイブされた日付順で含まれます。エクスポートされた各課題には、次のフィールドが含まれます: システム フィールド、アーカイブしたユーザー、アーカイブ日、URL (課題への直接リンク)。
フィルタを使用すると、エクスポートされる課題の数を制限し、エクスポート ファイルを読みやすくできます。これらの両方またはいずれかを使用できます。アーカイブされた課題の合計をエクスポートするには、既定設定のままにします。
- プロジェクト フィルタを使用して、選択したプロジェクトからアーカイブ済みの課題をエクスポートします。
- 課題の数を使用して、CSV にエクスポートする課題の数を定義します。課題は最新のものから並べられるため、50 と入力すると最新の 50 件のアーカイブ済み課題がエクスポートされます。
たとえば 100 件のアーカイブ済み課題があるプロジェクトを選択し、エクスポートする課題の数を 50 件に制限した場合、課題は issuekey (小さいものから大きいものへ) に基づいてソートされます。
> [システム] > [インポートとエクスポート] > [アーカイブ済み課題] に移動すると、アーカイブ済み課題をエクスポートできます。
課題のエクスポートは、誤ってアーカイブされた可能性のある課題を迅速に追跡したり、特定の課題を復元するための直接リンクを迅速に取得したりするのにも役立ちます。
また、REST API も使用できます。REST API を使用して課題をエクスポートするには、以下のコマンドを実行します。
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アーカイブについての FAQ
Q: サブタスクを復元したいのですが、課題は復元したくありません。これは可能ですか。
A: いいえ。サブタスクを復元するには、それらのサブタスクが属する課題も復元する必要があります。
Q: いくつかのアーカイブ済みの課題を含むプロジェクトを削除したいと考えています。これらの課題はどうなりますか?
A: 課題は削除され、アーカイブ済みの課題として保存されなくなります。
Q: アーカイブ済みの課題に関する情報は、バッチ通知に含まれますか?
A: はい。アーカイブ済みおよび復元済みのすべての課題について通知が送信されます。
Q: 課題をアーカイブし、この課題が属するプロジェクトをアーカイブした場合、課題を表示するにはこの課題を復元すればよいですか?
A: いいえ。課題を表示するには、まずプロジェクトを復元し、その後課題を復元する必要があります。