JIRA Data Center のインストール
These instructions are applicable for installing JIRA Software Data Center or JIRA Service Desk Data Center on your own hardware.
If you're looking to host JIRA Data Center externally, see:
- Getting started with JIRA Data Center on Microsoft Azure
- Getting started with JIRA Data Center on Amazon Web Services
アトラシアンの Web サイトで、Jira Software Data Center および Jira Service Desk Data Center の詳細をご確認ください。
はじめる前に
JIRA Data Center をインストールする前に、いくつかの質問に回答する必要があります。
JIRA Data Center とは | |
入手方法 | |
前提条件は何ですか。 | |
ロード バランサは必要ですか? |
1. JIRA インスタンスのインストールまたはアップグレード
Jira Data Center は Jira 7.0 以降で使用できます。これよりも前のバージョンを使用している場合、Jira インスタンスをインストールまたはアップグレードしてください。
注意事項:
- インスタンスを最初からインストールする場合は、セットアップ時に Data Center 以外の評価ライセンスを生成してから、 ステップ 3 で
cluster.properties
ファイルを追加する際に Data Center ライセンスに更新します。 - インスタンスをアップグレードする場合は、ステップ 3 で
cluster.properties
ファイルを追加する際に Data Center ライセンスに更新します。
2. 共有ディレクトリのセットアップ
クラスター内のすべてのノードで読み取り/書き込み可能なリモート ディレクトリを作成する必要があります。これを行うには複数の方法がありますが、もっとも簡単な方法は、NFS 共有を使用することです。
- クラスタ内のすべてのノードがアクセス可能なリモート ディレクトリを作成し、名前を設定します (例:
sharedhome
) - Jira インスタンスを停止します。
Copy the following directories from the JIRA local home directory to the new
sharedhome
directory (some of them may be empty).data
plugins
logos
import
export
caches
3. 既存の JIRA インスタンスをクラスター内で機能するように設定する
In the JIRA local home directory, create a
cluster.properties
file, with contents as follows:cluster.properties ファイルの例:
# この ID はクラスター全体で一意でなければならない
jira.node.id= node1
# すべての JIRA ノードの共有ホーム ディレクトリの場所
jira.shared.home= /data/jira/sharedhomeFor more information and some additional parameters, see Cluster.properties file parameters.
インスタンスを起動して、Data Center ライセンスを適用します。
4. 最初のノードをロード バランサに追加する
ロード バランサはノード間のトラフィックを分散させます。ノードが動作を停止すると、残りのノードがワークロードを引き継ぐため、ユーザーは気付くこともありません。
- 最初のノードをロード バランサに追加します。
- ノードを再起動してから、JIRA で別のページを開いてみます。ロード バランサが正常に動作している場合は、JIRA に問題なくアクセスできます。
5. 残りのノードをクラスターに追加します。
1 つ目のノードから次のノードに、インストール ディレクトリとローカル ホーム ディレクトリをコピーします。
新しいノードが共有ホーム ディレクトリにアクセス (読み取りおよび書き込み) できることを確認します。
cluster.properties ファイルを編集し、ノード ID を変更します。すべてのノード ID は、ノード間で一意でなければなりません。
JIRA を起動します。共有ホーム ディレクトリから設定を読み取り、追加手順なしで開始します。
新しい JIRA インスタンスを見て、課題の作成、検索、添付ファイル、およびカスタマイズが期待どおりに動作するか確認します。
すべて問題なければ、トラフィックを新しいノードへルーティングし始めるよう、ロード バランサを設定できます。一度この設定を行うと、複数の変更を 1 つの JIRA インスタンスにまとめ、他のインスタンスでも見えるかどうか確認できます。
ノードをクラスタに追加する際には、 > [システム] > [システム情報] でステータスを確認できます。ノードは、[クラスター ノード] セクションにリストされます。
Cluster.properties ファイルのパラメーター
必須パラメーターに加えて、cluster.properties ファイルで一部の追加オプション (ほとんどは EhCache に関するもの) を設定できます。
セキュリティ
アプリケーションを保護するために、ファイアウォールやネットワーク分離 (またはその両方) を使用して、許可されているノードのみを Jira Data Center の Ehcache RMI のポートに接続するようにします。ファイアウォールを使用する場合、ノードとキャッシュの間のファイアウォールではポートを開く必要があります。これを行わないと、キャッシュ複製の問題が発生する場合があります。既定の 2 つの Ehcache RMI ポートは 40001 と 40011 です。
Data Center の稼働状態を監視する
これで Data Center を設定して稼働しました。最初から稼働状態を監視し続けることをお勧めします。これにより、問題がより大きく、作業が複雑になるのを防ぎ、クラスターで何が発生しているかを常に把握するのに役立ちます。
Jira Data Center には一連のヘルス チェック ツールが搭載されており、クラスタ全体や各ノード (すべての重要な設定を含む) を監視できます。ヘルス チェックにアクセスするには、
> [システム] > [サポート ツール] に移動します。すべてのヘルス チェックが [インスタンス ヘルス] タブに一覧表示されます。