JIRA Data Center のインストール

These instructions are applicable for installing JIRA Software Data Center or JIRA Service Desk Data Center on your own hardware. 

If you're looking to host JIRA Data Center externally, see:

アトラシアンの Web サイトで、Jira Software Data Center および Jira Service Desk Data Center の詳細をご確認ください。

はじめる前に

JIRA Data Center をインストールする前に、いくつかの質問に回答する必要があります。

JIRA Data Center とは

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We’ve created a handy quick start guide to help you understand what’s going on with DC, and what you need to do to get it up and running in no time!

Take a look at Quick start for JIRA Data Center.

入手方法
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始めるために必要なのは、インストーラーとライセンスの 2 つです。

Jira をゼロからインストールする場合は、まず評価ライセンスを適用して、インスタンスを作成できることを確認する必要があります。

前提条件は何ですか。

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サポート対象プラットフォーム

サポート対象の推奨オペレーティング システム、データベースなどは、Server のインストールの場合と同じです。こちらで確認できます: サポート対象のプラットフォーム

ノード要件

Data Center 固有の要件には、クラスターを作成するノードの要件が含まれます。

  • 各ノードが別のマシンである (物理または仮想)。同一でなくても構いませんが、パフォーマンスを一貫させるためには、可能な限り同じにする必要があります。
  • All nodes are running the same version of JIRA. You'll be copying JIRA from one node to another, so this shouldn't be a problem. They use the same timezone, and have the current time synced. You can use ntpd to set this up.
  • すべてのノードは共通のデータベースを共有し、別のマシンにインストールされている。
  • すべてのノードは共有ホーム ディレクトリへアクセスできます。NFS または同様のソリューションを使用してセットアップできます。これについてはこのガイド内で説明します。
ロード バランサは必要ですか?
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はい。Jira Data Center はロード バランサにでノード間のトラフィックのバランスを制御しています。本ガイドは、ロード バランサーのセットアップが完了していることを前提としています。任意のロード バランサーを使用できますが、次の要件を満たしていることを確認してください。

  • "クッキー ベースのセッション アフィニティ" ("スティッキー セッション" としても知られる) をサポートする必要があります。
  • 利用可能なノードのいずれかへ HTTP/HTTPS トラフィックをルーティングできる。
  • ノードが利用可能かどうかを決定し、必要に応じてリクエストを他のノードへルーティングできる。
  • すべてのアトラシアン アプリケーションやその他の REST クライアントは、ロード バランサ経由でノードにアクセスする必要があります。

または、プロキシをロード バランサに変えてもかまいません。

JIRA の大規模環境の多くでは、既にリバースプロキシを設定しており、多くのリバース プロキシでは、ロード バランシングも実行できます。プロキシをロード バランサとして使用する方法の例をいくつか提供しました。「ロード バランサの例」を参照してください。

1. JIRA インスタンスのインストールまたはアップグレード

Jira Data Center は Jira 7.0 以降で使用できます。これよりも前のバージョンを使用している場合、Jira インスタンスをインストールまたはアップグレードしてください。 

JIRA インストールおよびアップグレード ガイド

注意事項:

  • インスタンスを最初からインストールする場合は、セットアップ時に Data Center 以外の評価ライセンスを生成してから、 ステップ 3 で cluster.properties ファイルを追加する際に Data Center ライセンスに更新します。
  • インスタンスをアップグレードする場合は、ステップ 3 で cluster.properties ファイルを追加する際に Data Center ライセンスに更新します。

2. 共有ディレクトリのセットアップ

クラスター内のすべてのノードで読み取り/書き込み可能なリモート ディレクトリを作成する必要があります。これを行うには複数の方法がありますが、もっとも簡単な方法は、NFS 共有を使用することです。

  1. クラスタ内のすべてのノードがアクセス可能なリモート ディレクトリを作成し、名前を設定します (例: sharedhome
  2. Jira インスタンスを停止します。
  3. Copy the following directories from the JIRA local home directory to the new sharedhome directory (some of them may be empty).

    • data
    • plugins
    • logos
    • import
    • export
    • caches

3. 既存の JIRA インスタンスをクラスター内で機能するように設定する

  1. In the JIRA local home directory, create a cluster.properties file, with contents as follows:

    cluster.properties ファイルの例:

    # この ID はクラスター全体で一意でなければならない
    jira.node.id= node1
    # すべての JIRA ノードの共有ホーム ディレクトリの場所
    jira.shared.home= /data/jira/sharedhome

    For more information and some additional parameters, see Cluster.properties file parameters.

  2. インスタンスを起動して、Data Center ライセンスを適用します。

4. 最初のノードをロード バランサに追加する

ロード バランサはノード間のトラフィックを分散させます。ノードが動作を停止すると、残りのノードがワークロードを引き継ぐため、ユーザーは気付くこともありません。

  1. 最初のノードをロード バランサに追加します。
  2. ノードを再起動してから、JIRA で別のページを開いてみます。ロード バランサが正常に動作している場合は、JIRA に問題なくアクセスできます。

5. 残りのノードをクラスターに追加します。

  1. 1 つ目のノードから次のノードに、インストール ディレクトリローカル ホーム ディレクトリをコピーします。

  2. 新しいノードが共有ホーム ディレクトリにアクセス (読み取りおよび書き込み) できることを確認します。

  3. cluster.properties ファイルを編集し、ノード ID を変更します。すべてのノード ID は、ノード間で一意でなければなりません。

  4. JIRA を起動します。共有ホーム ディレクトリから設定を読み取り、追加手順なしで開始します。

  5. 新しい JIRA インスタンスを見て、課題の作成、検索、添付ファイル、およびカスタマイズが期待どおりに動作するか確認します。

  6. すべて問題なければ、トラフィックを新しいノードへルーティングし始めるよう、ロード バランサを設定できます。一度この設定を行うと、複数の変更を 1 つの JIRA インスタンスにまとめ、他のインスタンスでも見えるかどうか確認できます。

ノードをクラスタに追加する際には、 > [システム] > [システム情報] でステータスを確認できます。ノードは、[クラスター ノード] セクションにリストされます。

Cluster.properties ファイルのパラメーター

必須パラメーターに加えて、cluster.properties ファイルで一部の追加オプション (ほとんどは EhCache に関するもの) を設定できます。

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パラメーター必須説明/値
jira.node.id はいこの固有 ID は、Apache 構成のユーザー名および BalancerMember エントリと一致する必要があります。
jira.shared.homeはいすべての Jira ノードの共有ホーム ディレクトリの場所。
ehcache.peer.discoveryいいえ

ノードがお互いを見つける方法を示します。

default - Jira は自動的にノードを検出します (推奨)。
automatic - Jira は EhCache のマルチキャスト検出を使用します。これは EhCache が使用する従来の方法ですが、設定が難しい場合があるため、アトラシアンでは推奨していません。

自動を選択した場合...

ehcache.peer.discovery = automatic を設定する場合、次のパラメーターを設定する必要があります。

  • ehcache.multicast.address

  • ehcache.multicast.port

  • ehcache.multicast.timeToLive

  • ehcache.multicast.hostName

これらのパラメーターの詳細については、Ehcache ドキュメントを参照してください。

ehcache.listener.hostNameいいえ

キャッシュ通信のための現行ノードのホスト名。JIRA データセンターは、パラメーターが設定されていない場合、内部的にこれを解決します。
ネットワークのホスト名の解決に問題がある場合、このパラメータを設定できます。

ehcache.listener.portいいえ

ノードがリッスンすることになるポート (既定 = 40001)。

複数のノードが同じホスト上にあるか、このポートが利用できない場合、手動でこれを設定することが必要な場合もあります。

ehcache.object.portいいえ

レジストリでバインドされているリモート オブジェクトが呼び出しを受信するポート。このポートはファイアウォールでも開放する必要があります。

このパラメーターを指定することをお勧めします。指定しない場合、空きポートがランダムに使用されます。

ehcache.listener.socketTimeoutMillisいいえ既定では、これは Ehcache の既定に設定されます。

セキュリティ

アプリケーションを保護するために、ファイアウォールやネットワーク分離 (またはその両方) を使用して、許可されているノードのみを Jira Data Center の Ehcache RMI のポートに接続するようにします。ファイアウォールを使用する場合、ノードとキャッシュの間のファイアウォールではポートを開く必要があります。これを行わないと、キャッシュ複製の問題が発生する場合があります。既定の 2 つの Ehcache RMI ポートは 40001 と 40011 です。 

Data Center の稼働状態を監視する

これで Data Center を設定して稼働しました。最初から稼働状態を監視し続けることをお勧めします。これにより、問題がより大きく、作業が複雑になるのを防ぎ、クラスターで何が発生しているかを常に把握するのに役立ちます。 

Jira Data Center には一連のヘルス チェック ツールが搭載されており、クラスタ全体や各ノード (すべての重要な設定を含む) を監視できます。ヘルス チェックにアクセスするには、 > [システム] > [サポート ツール] に移動します。すべてのヘルス チェックが [インスタンス ヘルス] タブに一覧表示されます。 

最終更新日: 2021 年 2 月 3 日

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