Jira サーバーアプリケーションからの課題のインポート
Jira アプリケーションからの課題のインポート
このインポート手順は、Jira Cloud アプリケーションのすべての既存のデータと設定およびアプリケーション間設定を上書きします。
はじめる前に
- Jira Software Cloud への移行を予定していて、Jira Server 6.4 以前および Jira Agile 6.7 以前を使用している場合、まず、Jira Software Server 7.0 以降にアップグレードする必要があります。
- このインポート手順は、Jira Cloud アプリケーションのすべての既存のデータと設定およびアプリケーション間設定を上書きします。これには、課題とその添付ファイル、ルック アンド フィール設定およびユーザーとグループ メンバーシップなどが含まれます。すでに利用を開始している Jira Cloud アプリケーションにこの手順でデータをインポートすると、それまでのすべてのデータ入力が失われることにご注意ください。
- このプロセスは、データ インポートのためにデータベースへの直接アクセスが必要なサードパーティ システム (Bugzilla や Mantis など) に推奨されます。このようなシステムでの Jira Cloud アプリケーションへの接続情報の公開は、双方にとって安全性が低く、やり取りの多いリモート接続はパフォーマンスの問題を発生させることから実用的ではありません。したがって、この手順を使用することをおすすめします。
制限事項:
- 文字エンコーディング — Jira Cloud アプリケーションは UTF-8 エンコーディングを使用します。ご使用の Jira インスタンスで他の文字エンコーディングを使用している場合、Jira Cloud アプリケーションへのデータのインポートはできません。
Third-party issue trackers only: If you do not have a Jira server application, download the same version or an earlier version from the Jira Downloads Archive and obtain an evaluation license for it from my.atlassian.com.
方法
1. データを取得する
サードパーティの課題トラッカーの場合: 既存のサードパーティの課題トラッカーから Jira サーバー アプリケーションにデータをインポートします。こちらの手順に従います。
- Log in as an administrator. Then at the top right of the screen, choose > System.
次に、[インポートとエクスポート] セクションの [システムの復元] を選択します。
Jira Import Wizard が表示されます。サポートされるインポート データの形式を確認するには、前提条件をお読みください。Jira Server アプリケーションで、Jira XML バックアップ ユーティリティを使用して課題データの XML バックアップを作成してから、添付ファイルを圧縮します。詳細は、「データをバックアップする」ページを参照してください。
オプション: アバターやロゴをインポートする場合、同様にバックアップします。これを実行するには、
/data/avatars
および/data/logos
ディレクトリを個別に圧縮します。/avatars
および/logos
ディレクトリが最上位レベルにあることを確認します。
バックアップデータ対応ファイル形式:
課題:
XML
、XML ファイルを含む Zip (.zip
)、GZip 済みXML ファイル (.xml.gz
)、BZip2 XML ファイル (.xml.bz2
)。Jira 4.4 以降では、バックアップ中に Jira が生成する Zip を使用することをお勧めします。使用しない場合、データが完全には復元されない可能性があります。
添付ファイル、アバター、およびロゴ:
.zip
、.tar.gz/.tgz
、tar.bz2
2. データのインポート
WebDAV を使用してファイルを Cloud にアップロードします (4GB を超える大きなファイルをバックアップする場合、「WebDAV への大規模ファイルのアップロード」を参照)。
- Log in as an administrator. Then at the top right of the screen, choose > System.
次に、インポートとエクスポートセクションのシステムの復元を選択します。
次へボタンをクリックし、ウィザードの説明に従ってインポートプロセスを完了します。
指定した XML バックアップの URL がウィザードで確認され、URL を新しい Jira Cloud アプリケーションを示すものに更新するかどうかが確認されます。
インポート後
新しいユーザーへのアプリケーションアクセスの認可
インポートプロセスは既定のアプリケーションアクセス設定を受け取らず、新規ユーザーにはどのアプリケーションへのアクセス権も付与しません。新規ユーザーにアプリケーションアクセスを認可して、これらのユーザーがログインできるようにする必要があります。
アプリケーションアクセスを割り当てる方法の詳細は、「アプリケーションアクセスの管理」を参照してください。
権限の設定
Jira アプリケーションの権限
古い Jira アプリケーションで、たとえば "マネージャー" という名前のグループを "Jira 管理者" グローバル権限に追加するなど、既定の "Jira 管理者" グローバル権限に変更を加えた場合、インポート後に Jira Cloud アプリケーションで Jira グローバル権限設定を設定する必要があります。
これは、インポート プロセスで "Jira システム管理者" および "Jira 管理者" グローバル権限の設定がインポートされないためです。"ユーザーの参照" などのその他のグローバル権限設定はインポートされます。
"Jira システム管理者: Jira Cloud アプリケーションはホスト型製品のため、Jira システム管理者権限は提供されません。したがって、この権限の設定は不要です。
"Jira 管理者" グローバル権限: 必要に応じてグループやユーザーを追加することでこの権限を設定します。
他のアプリケーションの権限
アプリケーション権限は各アプリケーションで個別に管理されます。ご使用のサイトに他のクラウド アプリケーションがある場合 (Confluence、Bamboo など)、これらのアプリケーションに対する権限の設定方法にの詳細については、「アプリケーション アクセスの管理」を参照してください。