LDAP 接続プールを設定する
コネクション プーリングが有効な場合、LDAP ディレクトリ サーバーはコネクションのプールを維持し、必要に応じて割り当てます。コネクションが閉じられた場合、ディレクトリ サーバーは今後使用するためプールにコネクションを返却します。これにより著しくパフォーマンスを改善できます。
LDAP コネクション プールを設定する方法:
- 設定アイコン を選択し、[一般設定] を選択します。
- 左側のパネルの [ユーザー ディレクトリ] をクリックします。
- 「追加設定」セクションの「LDAP コネクション プール設定」をクリックします。
設定 |
説明 |
既定値 |
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初期プール サイズ |
プールに初めて接続した時に作成される LDAP コネクションの数。 |
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推奨プール サイズ |
最適なプールのサイズ。コネクションの数がこの値より大きくなると、LDAP はアイドル中のコネクションを削除します。値が |
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最大プール サイズ |
コネクションの最大数。コネクションの数がこの値に達すると、LDAP はそれ以上のコネクションを拒否します。結果として、アプリケーションによって作成された LDAP ディレクトリ サーバーに対するリクエストはブロックされます。この値が |
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プール タイムアウト(秒) |
プールから削除される前にコネクションがアイドル状態で滞留できる時間 (秒)。アプリケーションがプールされたコネクションの使用を終えると、コネクションはアイドル状態としてマークされ、再利用を待ちます。この値が |
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プール プロトコル |
これらのプロトコルの種類のみが LDAP ディレクトリ サーバーに接続するのを許可されます。複数のプロトコルを許可する場合は、スペース区切りで値を入力します。有効な値は以下のとおりです。
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プール認証 |
これらの認証の種類のみが LDAP ディレクトリ サーバーに接続するのを許可されます。複数の認証の種類を許可する場合は、スペース区切りで値を入力します。LDAP 認証方式の詳細については、RFC 2829 を参照してください。有効な値は以下のとおりです。
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メモ:
- コネクション プール設定はシステム全体で有効であり、設定されたすべての LDAP ディレクトリ サーバーに新しいコネクション プールを作成するのに使用されます。
- この設定を有効にするには、アプリケーション サーバーを再起動する必要があります。