Jira Service Management Cloud でカスタマーによるアクセスを特定のプロジェクトに制限する方法
プラットフォームについて: Cloud のみ - この記事は、 クラウド プラットフォームのアトラシアン製品にのみ適用されます。
目的
複数のサービス プロジェクトを持っているときに、特定のユーザー (または制限付きのポータル アクセスを持つカスタマー) に 1 つのサービス プロジェクトでのみ課題の参照や作成を許可するように構成したい場合があります。たとえば、プロジェクト A とプロジェクト B がある場合に、ユーザー A にはプロジェクト A でのみサービス リクエストを参照および作成できるようにし、ユーザー B にはプロジェクト B でのみ課題を参照および作成できるようにすることが考えられます。
ソリューション
プロジェクトの権限スキームから "サービス デスク カスタマー - ポータル アクセス" を削除することは推奨されません。ユーザー (または制限付きのポータル アクセスを持つカスタマー) が自身に割り当てられたサービス プロジェクトのみを表示できるようにするには、次の手順を実行します。
- サービス プロジェクトを作成します (例: プロジェクト A)
- ユーザーを作成します (例: ユーザー A)
- ユーザー A にプロジェクト A での "Service Desk Customers" ロール (または要件に応じ、他の任意のプロジェクト ロール) を付与します。
- [プロジェクト設定] (プロジェクト設定ページの左下) に移動します。[カスタマー権限] で、[エージェントと管理者がこのサービス プロジェクトのみに追加したユーザー] を選択します。
- プロジェクト メニューで [カスタマー] を選択し、ステップ 2 でプロジェクト ロールを割り当てられたユーザーのみが一覧に表示されていることを確認します。
それぞれのサービス プロジェクトに対して上述の手順を繰り返し、カスタマーには、各自がアクセス可能なすべてのカスタマー ポータルとそこで作成したリクエストを確認できる、次の URL を共有します。https://<インスタンス名>.atlassian.net/servicedesk/customer/portals
ステップ 2 と 3 の応用
制限を付与したいユーザーが多数いて、それらを 1 人ずつ追加したくない場合、それらのユーザーの [制限付きポータル アクセス] の選択を解除できます。これにより、ユーザーはアプリケーション アクセスを持たないため、ライセンスを使用することはなくなります。また、これらのユーザーをグループに追加できます。この操作は慎重に行ってください。操作を誤った場合、これらのグループのいずれかにアプリケーション アクセスを付与して、多数のライセンスを消費してしまう可能性があります。
詳細については次のドキュメントをご参照ください。
- サービスデスクへのアクセスを管理する
- カスタマー ポータルを構成する - ヘルプ センターのすべてのポータルを表示
- Jira Service Management プロジェクトの表示範囲をポータルのカスタマーに制限する
最終更新日: 2024 年 2 月 2 日
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