Jira Data Center のアップグレード (インストーラー)

インストーラーを使用した Jira Data Center のアップグレードを選択しました。

はじめる前に

ステップ 1: アップグレードの準備

アップグレードの準備の手順が完了したことを確認します。これらは必須の前提条件であり、アップグレードをスムーズに進めるためには不可欠です。

ステップ 2: バージョンの選択

最適なバージョンの選択にお悩みの場合、アップグレード マトリクスですべての Jira バージョンの機能、サポート対象のプラットフォーム、およびアップグレードに関する技術的な注意事項を確認できます。

ステップ 3: クラスタの停止

クラスタのすべてのノードで Jira を停止します。アップグレードがすべてのノードで完了するまでは、ロード バランサで Jira からトラフィックをリダイレクトするように設定しておくことをおすすめします。

ステップ 4: 古いアドオン キャッシュの削除

新しいバージョンに影響しないよう、各ノードの古いアドオン キャッシュを削除します。

  1. 各ノードの <local-home-directory>/plugins に移動します。

  2. このディレクトリのコンテンツを削除します。

最初のノードで Jira をアップグレードする

各ノードを個別にアップグレードするのを避けるため、1 つのみをアップグレードしてから、そのインストール ディレクトリをテンプレートにします。次に、このテンプレートを残りのノードにコピーします。ここでは任意のノードを選択できます。

ステップ 1. Jira のダウンロード

  1. アトラシアンの Web サイトからいずれかの Jira アプリケーションをダウンロードします。Windows または Linux バイナリを選択します。

Jira Software と Jira Service Desk の両方をアップグレードする場合、Jira Software のみをアップグレードします。Service Desk については個別のインストーラは使用せず、後ほど Jira で直接アップグレードします。

ステップ 2. インストール ウィザードの開始

インストール ウィザードにしたがってアップグレードを実施します。

  1. ダウンロードしたインストーラーを実行します。

    Windows を使用している場合

    a) .exeファイルを実行します。Windows 管理者アカウントを使用することをおすすめします。

    b) アップグレード ウィザードによるコンピュータへの変更の許可を求められたら [はい] を選択します。[はい] を選択しない場合、ご利用の OS へのインストール ウィザードのアクセスや、以降のインスト―ル オプションが制限されます。

    Linux を使用している場合

    a) Jira をダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを実行してインストーラーを実行可能にします。

    $ chmod a+x atlassian-jira-X.X.X-x64.bin

    ここで、X.X.X はダウンロードした Jira のバージョンです。

    b) 次にインストーラーを実行します。インストーラーの実行には sudo を使用することをお勧めします。

    $ sudo ./atlassian-jira-X.X.X-x64.bin

    root ユーザー権限でインストーラーを実行することもできます。

  2. ウィザードの指示に従います。

    1. プロンプトが表示されたら、[Upgrade an existing Jira installation] を選択します。

    2. ウィザードが表示した既存の Jira インストール ディレクトリが正しいことを確認します (同一マシンに複数の Jira インストールがある場合は特に重要です)。

    3. Jira ホーム ディレクトリのバックアップを作成済みの場合は、さらにバックアップが作成されるのを防ぐため、[Jira ホーム ディレクトリのバックアップを作成する] チェックボックスを選択解除します。

    4. このウィザードは Jira インストール ディレクトリのカスタマイズを通知します。これらは後から再適用する必要があるため、記録しておきます。 

      現在のカスタマイズは上書きされますが、バックアップから後でコピーすることができます。

  3. アップグレード ウィザードの最後の画面では、Jira インスタンスを起動してアップグレードを完了するよう求められます。このステップで一度止まり、このページの残りのステップを完了してから Jira の初回起動を行うことをおすすめします。

    ここで Jira を起動してもアップグレードには影響しませんが、残りのステップを完了させるためには Jira をシャットダウンする必要があります。ステップを完了したら、ウィザードに戻って Jira を起動できます。

ステップ 3. データベース ドライバのインストール

Oracle または MySQL データベースを使用している場合、新しい JDBC ドライバをダウンロードします。それ以外のデータベースの場合、この手順を省略できます。

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ドライバが最新の場合、以前のバージョンからコピーすることもできます。


  1. 次のドライバのいずれかをダウンロードします。

  2. <installation-directory>/lib に配置します。

変更の再適用

Jira を使用する際、Jira ファイルにカスタム変更を行う場合があります。このような変更には、接続の詳細、メモリ割り当てに関する設定や、他の JVM 引数などが含まれます。このステップでは、バックアップからコピーすることで新しいファイルに同じ変更を再適用する必要があります。

古いファイルに含まれる "ネイティブ" 設定が Jira バージョン間で変更されている可能性があるため、単純に古いファイルをコピーしないようにしてください。


移行される変更

アップグレードの実行中に、ウィザードは既存の Jira インストールから下記のファイルを移行しています。

  • server.xml ファイルの TCP 値。
  • jira-application.properties ファイルに記載された Jira ホーム ディレクトリの場所。
  • setenv.sh / setenv.bat ファイルの次の値:
    • JVM_SUPPORT_RECOMMENDED_ARGS
    • JVM_MINIMUM_MEMORY
    • JVM_MAXIMUM_MEMORY
    • JIRA_MAX_PERM_SIZE 

その他の変更 

上記に加えて、他のすべての変更を再適用する必要があります。最も重要なファイルは次のとおりです。 

  • server.xml
  • dbconfig.xml
  • jira-config.properties
  • setenv.sh / setenv.bat (メモリ割り当ておよびその他の JVM 引数)
  • 詳細は、「Jira の重要なファイル」を参照してください。

ステップ 5. 自動再インデックスの無効化

このステップは、Jira 7.x から Jira 8.x へアップグレードする場合にお勧めします。すでに Jira 8.x を使用している場合、このステップをスキップしてかまいません。

Jira 8.0 でのインデックスの変更により、古い Jira バージョンのインデックスはアップグレード後には互換性がなくなります。新しいインデックスを作成するため、Jira は起動後に自動再インデックスをトリガーします。再インデックスが 2 回行われる (起動後とアプリのアップグレード後) のを避けるため、自動再インデックスを無効化し、準備が整ったら後で 2 つ目の再インデックスを実行することができます。

  1. 次のファイルを編集または作成します。

    <jira-home-directory>/jira-config.properties
  2. 次の行を追加してファイルを保存します。

    upgrade.reindex.allowed=false

ステップ 6. アップグレード済みの Jira をテンプレートとしてコピー

このステップでは、これまでに実行したすべての変更を含む新しいインストール ディレクトリをコピーします。これによりテンプレートが作成され、後で他のノードにコピーすることができます。

  1. 新しいインストール ディレクトリを別の場所にコピーします。これがテンプレートになります。


最初のノードでのアップグレード後の手順

最初のノード (先ほどアップグレードしたもの) でのみ、次のアップグレード後の手順を完了します。残りのノードでは後ほど、共有ディレクトリからアップグレード後のアプリとインデックスをダウンロードします。

ステップ 1. Jira の初回起動

新しい Jira バージョンを起動してデータベースに接続します。

  1. アップグレード ウィザードに戻り、Jira を起動するためにアップグレードを完了します。

    <installation-directory>/bin に移動して次のいずれかのファイルを実行することで Jira を起動することもできます。

    • Windows:  start-jira.bat
    • Linux:  start-jira.sh 

  2. ブラウザで Jira を開きます。

  3. 画面の指示に従い、セットアップを完了します。 

アップグレード後のランディング ページ

アップグレードが完了したら、アップグレード後のランディング ページが表示されます。以下のように、新しいバージョンについての便利な情報も記載されています。

  1. Need to know: 管理者としての作業に影響を与える可能性がある、新機能の一覧。
  2. User apps: アップグレード後のアプリのステータス。
  3. Application links: アプリケーション リンクのステータス。
  4. Release notes: アップグレード先のバージョンに関する詳細な情報を確認できるリリース ノートへのリンク。

ステップ 2. (オプション) Jira Service Desk の更新

Jira Service Desk を使用している場合、個別のインストーラをダウンロードせずに UI で直接更新できます。

  1. > [アプリケーション] > [バージョンとライセンス] に移動します。
  2. Jira Service Desk を更新します。これによって、Service Desk は自動的に互換性のあるバージョンに更新されます。

ステップ 3. アプリ (アドオン) のアップグレード

これで、"Compatible if both upgraded" ステータスのアプリをアップグレードできます。これらのステータスおよびアプリ全般に関する詳細情報が必要な場合、「アップグレードの準備」を参照してください。

  1. > [アプリの管理] > [アプリの管理] に進みます。
  2. アプリをサポート対象バージョンにアップグレードします。
  3. アプリがアップグレードされたら、それを有効化できます。

ステップ 4. インデックスの再構築

インデックスを再作成するために Jira を再インデックスします。課題とアプリの数に応じて、このステップには時間がかかる可能性があります。

  1.  > [インデックス作成] に移動して、Jira のロックと再インデックスの再構築を実行します。


残りのノードをアップグレードする

Jira テンプレートの準備が整い、共有ディレクトリでアップグレード済みのアドオンとインデックス データが利用できるようになりました。このステップでは、テンプレートを別のノードにコピーし、1 つずつ起動します。

  1. テンプレートのインストール ディレクトリを新しいノードにコピーします。

  2. このノードでローカル ホーム ディレクトリへのパスが異なる場合、setenv.bat/setenv.sh ファイルでそれを更新します。

  3. このノードで Jira を起動します。

  4. 繰り返し: 次のノードでこれらのステップを繰り返します。
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クラスタへの参加

> [システム] > [システム情報] に移動し、[クラスタ ノード] セクションにスクロールして、アップグレード後のノードがクラスタに参加しているかどうかを確認できます。

おつかれさまでした

Jira が新しいバージョンへアップグレードされました。

最終更新日 2019 年 5 月 20 日

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