JIRA Service Desk 権限の設定
サービスデスク用に権限スキームをカスタマイズしたい場合、次のものをユーザーに付与することで、権限を付与してください。
- 管理者には、管理者ロール
- エージェントには、サービスデスクチームロール
- カスタマーには、サービスデスク顧客 - ポータルアクセス セキュリティタイプ。
グループまたは個別のユーザーに、ロールやセキュリティタイプではなく、権限を付与する場合、サービスデスクの一部の機能が使用不可にされる場合があります。
プロジェクトロール別の必須権限
カスタム権限スキームを使用する場合、次の表の権限は、一般的なサービスデスクのコンテキストにおいて、プロジェクトロールに必須です。表に示されている権限と異なる権限をロールに対して設定して問題が生じた場合、問題の説明とその修正方法は、「JIRA サービスデスク権限エラーを解決する」で見つけることができます。
プロジェクトロール
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必須権限
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管理者 | このプロジェクトロールには、サービスデスクの設定と管理を行うために、管理プロジェクトというプロジェクト権限が必要です。この権限により、ユーザーは、新規リクエストタイプの作成、新しいキューの設定、SLA の作成、およびレポートの生成などのサービスデスク機能を管理できます。 また、このプロジェクトロールには、他のユーザーが使用することになるすべての機能を確認できるように、サービスデスクの他のユーザーに付与されるすべての権限も付与する必要があります。 |
サービスデスクチーム |
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サービスデスクのカスタマー | カスタマーの権限は、サービスデスクのカスタマー ロールではなく、サービスデスク顧客-ポータルアクセスというセキュリティタイプに付与される必要があります。これにより、カスタマーにカスタマーポータルのみ (JIRA は不可) のアクセス権限を付与できます。セキュリティタイプは、カスタマーであるユーザーを判別するためにロールを読み取ります。
さらに、サービスデスクプロジェクトで 課題セキュリティスキーム を使用する場合、サービスデスクのユーザーが課題を表示できるように設定されていることを確認します。そのように設定されていない場合、カスタマーは課題を作成しても、作成後にその課題を表示できない可能性があります。「課題レベルセキュリティを設定する」を参照してください。 |