Bugzilla からのデータ インポート

Jira にバンドルされている Jira Importers プラグインを使用すれば、アクティブな Bugzilla データベースに接続することで、Bugzilla からデータをインポートできます。

(info) アトラシアンのメイン ウェブサイトでは、Bugzilla から Jira に移行する主な理由のいくつかを紹介しています。バージョン 4.1 以降の Jira Importers プラグインは、Bugzilla 2.20 ~ 4.4.4 との互換性を備えています。これより前のバージョンの Bugzilla を使用している場合は、まず Bugzilla の checksetup.pl スクリプトを使用して Bugzilla データベース テーブルをサポート対象バージョンにアップグレードする必要があります。Jira Importers プラグインでは、Bugzilla データベースが MySQL、PostgreSQL、Microsoft SQL Server のいずれかである必要があります。

(info) Jira への Bugzilla 2.20 からのデータ インポートは、サポートされているデータベースを使用している場合にのみ可能です。

(info) Jira では MySQL ドライバのバンドルを廃止しました。Bugzilla データが MySQL データベースにある場合、「Jura の MySQL への接続」の手順に従って MySQL データベースドライバをインストールしてから Bugzilla からのインポートを試みます。

このページの内容:

Bugzilla インポートプロセスでは、次のように Bugzilla Import Wizard を実行するだけです。

  • インポートプロセスでは個々のフィールドやフィールド値のマッピングを選択できます。一部は必須です。
  • Bugzilla Import Wizard の最後に、Bugzilla 設定ファイルを作成するオプションが表示されます。これには、Bugzilla Import Wizard を通じて行った設定が含まれます。これは、本番システムでインポートを実行する前にテスト用 Jira サーバーで Bugzilla のインポートをテストする必要がある場合に便利です。

(warning) 注意:

  • Jira の文字エンコーディングは既定で UTF-8 に設定されています。Jira インストールの文字エンコーディングが UTF-8 以外に設定されている場合、Bugzilla からのデータのインポートに問題が発生する可能性があります。詳細については、JIM-5 を参照してください。UTF-8 以外の Jira インストールへの Bugzilla データのインポートはサポートされません。

Bugzilla Import Wizard の実行

開始する前に、Jira データをバックアップします。

  1. Bugzilla システムで Bugzilla の 'サニティーチェック' を実行し、データにエラーがないことを確認します。
  2. Jira 管理者グローバル権限を持つユーザーとしてログインします。
  3. > [システム] を選択します。[インポートとエクスポート] > [外部システム インポート] を選択し、[外部プロジェクトのインポート] ページを開きます。
  4. Bugzilla を選択し、Bugzilla Import Wizard: Setup ページを開きます。
     
  5. Bugzilla Import Wizard: Setup ページで、次のフィールド/オプションを入力します。

    Bugzilla URL Bugzilla サイトの URL を指定します。これは、Web ブラウザを通じて Bugzilla にアクセスするために通常使用する URL です。
    Specify credentials

    Bugzilla の課題を Jira にインポートする場合、このチェックボックスを選択します。この場合、Bugzilla サイトで課題にアクセスするためのユーザー認証情報が必要です。
    このチェックボックスを選択すると、ユーザー認証情報を指定する Bugzilla Login および Bugzilla Password フィールドの表示/非表示が切り替わります。
    (info) Bugzilla サイトでの認証情報が必要とされる場合にここで指定しないと、Bugzilla の "大容量" 添付ファイルはインポートされません。

    データベース タイプ

    Bugzilla インストールで使用するデータベースのタイプを選択します。

    • PostgreSQL
    • Microsoft SQL Server
    • MySQL
    ホスト名 Bugzilla サイトのデータベースサーバーを実行しているサーバーのホスト名および IP アドレスを指定します。
    ポート Bugzilla サイトのデータベースサーバーがリスンしている TCP/IP ポートを指定します。
    (tick)このフィールドには、前に選択したデータベースタイプに基づいて既定のポート値が自動的に入力されます。
    データベース (Bugzilla がデータを保存する) Bugzilla データベースの名前を指定します。
    (info)このデータベース名は通常、Bugzilla のルート ディレクトリ (例: /etc/bugzilla/) の "localconfig" ファイルで確認できます。
    ユーザ名 Bugzilla がデータベースに接続するために使用するデータベース ユーザーを指定します。
    (info)このデータベース ユーザーは通常、Bugzilla のルート ディレクトリ (例: /etc/bugzilla/) の "localconfig" ファイルで確認できます。
    パスワード Bugzilla がデータベースに接続するために使用するデータベース ユーザー (上述) のパスワードを指定します。
    (info)このパスワードは通常、Bugzilla のルート ディレクトリ (/etc/bugzilla/) の "localconfig" ファイルで確認できます。
    既存の設定ファイルを使用する 設定ファイルがない場合や、新しい設定ファイルを作成する場合は、このチェックボックスは選択解除したままにします。設定ファイルは、Bugzilla のフィールドと Jira のフィールドの間のマッピングを指定します。
    (info) 注:
      • このオプションを選択すると、既存の設定ファイルを指定するかどうか尋ねられます。
      • このオプションを選択しない場合、Bugzilla Import Wizard の最後に、以降の Bugzilla インポート (Bugzilla Import Wizard のこのステップでの再利用) に使用できる設定ファイルが作成されます。
    JDBC connection parameters
    (展開した Advanced タブ)
    Bugzilla Import Wizard は、上記で指定した Bugzilla データベース サーバーの詳細情報から、JDBC ベースのデータベース URL を作成します。Jira はこの URL を使用して Bugzilla に接続し、課題をインポートします。Bugzilla データベースに追加の接続パラメータを指定する必要がある場合、ここで指定します。
    (info)MySQL (上述) を選択すると、Bugzilla Import Wizard により、追加の接続パラメータが既定で追加されます。
  6. 次へボタンをクリックして、Bugzilla Import Wizard のプロジェクトマッピングの設定ステップに進みます。

  7. [プロジェクト マッピングの設定] ページで、Jira にインポートする Bugzilla プロジェクトを選択します。
    (info) 既定ではすべての Bugzilla プロジェクトが選択されているので、Jira にインポートしない Bugzilla プロジェクトの [インポート] の下のチェックボックスを選択解除します。
    Jira にインポートする Bugzilla プロジェクトについては、[プロジェクトの選択] をクリックし、次のいずれかの操作を行います。
    • Jira に存在するプロジェクトの名前 (またはキー) を入力するか、ドロップダウン メニューを使用して既存の Jira プロジェクトを選択します。
    • ドロップダウンメニューから 新規作成 を選択し、表示される 新規プロジェクトの追加 ダイアログボックスで、次の項目を入力します。
      1. 新規プロジェクトの名前
      2. 新規プロジェクトのキー
        (info) これは Jira プロジェクトのすべての課題 ID の接頭辞として使用されます。
      3. プロジェクト リーダー
  8. [次へ] ボタンをクリックして、Bugzilla Import Wizard の [カスタム フィールドの設定] ステップに進みます。
    (info) 通常、少なくとも 1 つの Bugzilla フィールドが既存の Jira フィールドに一致しないため、このステップはほとんどの場合表示されます。
  9. [カスタム フィールドの設定] ページで、Bugzilla Import Wizard が既存の Jira フィールドに一致させることができない Bugzilla の外部フィールドごとに、次のいずれかを選択します。
    • Bugzilla Import Wizard で、Bugzilla のフィールド名に基づき、Jira のカスタム フィールドを自動的に新しく作成します。これが既定のオプションです。自動的に作成された Jira カスタム フィールドの名前が [Jira フィールド] ドロップダウン リストに表示されます。
  10. Bugzilla の外部フィールドの値を Jira にインポートするに変更する場合、[フィールド マッピングの設定] ページで、該当するフィールドの横の [フィールド値のマッピング] チェックボックスを選択します。
    (info) Bugzilla の bug_status (ステータス) フィールドを Jira ステータス フィールドとして Jira の特定のステータス フィールド値にマッピングすることが、Jira ワークフローに必須です。


    • フィールドマッピングの設定ページに表示される、Bugzilla のその他の外部フィールドは次のとおりです。

      Bugzilla の外部フィールド 「フィールド値のマッピング」チェックボックスをオフにします。
      login_name Bugzilla Import Wizard により、Bugzilla ユーザー名が Jira ユーザー名 (小文字) に自動的にマッピングされます。
      priority Bugzilla Import Wizard により、Jira で欠落している値が自動的に作成され、移行された課題に適切な優先度 (例: Bugzilla の "Normal" が Jira で新規作成された "Normal") が設定されます。
      resolution 既存の解決状況を使用する代わりに、インポーターにより Jira に対応する解決状況が作成されます。
    • Jira プロジェクトにインポートする Bugzilla の課題で使用する適切な Jira ワークフロー スキームを選択します。
      (info) Bugzilla の課題を既存の Jira プロジェクトにインポートする場合、その既存の Jira プロジェクトで使用している Jira ワークフロー スキームを選択してください。

  11. 次へボタンをクリックして、Bugzilla Import Wizard の値マッビングの設定ステップに進みます。
  12. [値マッピングの設定] ページで、Bugzilla Import Wizard で検出された各 Bugzilla フィールド値に対応する Jira フィールド値を指定します。
    (info) Bugzilla Import Wizard の前のステップで [フィールド値のマッピング] チェックボックスが選択されているフィールドがこのページに表示されます (Bugzilla で必須の bug_status フィールドなど)。

  13. 次へボタンをクリックして、Bugzilla Import Wizard のリンクの設定ステップに進みます。
  14. [リンクの設定] ページで、Bugzilla Import Wizard で検出された Bugzilla の各リンク タイプに対応する Jira のリンク タイプを指定します。Jira のリンク タイプの詳細については、「課題リンクの設定」を参照してください。

  15. 準備ができたら、[インポート開始] ボタンをクリックして Bugzilla データの Jira へのインポートを開始します。インポーターは、インポートの進行に合わせて更新状況を示し、インポートが完了すると、正常完了したことを示すメッセージを表示します。

    (info) 注意:
    • If you experience problems with the import (or you are curious), click the download a detailed log link to reveal detailed information about the Bugzilla Import Wizard process.
    • この手順を通じて使用した設定と同じ (または類似の) 設定で、別の Bugzilla 製品/プロジェクトまたはサイトをインポートする必要がある場合は、設定を保存リンクをクリックして、Bugzilla 設定ファイルをダウンロードします。この設定ファイルは、Bugzilla Import Wizard の最初の手順で使用できます。

これで、Bugzilla データを Jira に正常にインポートできました。ご不明な点や、問題が生じた場合は、アトラシアン サポートにご連絡ください。

Bugzilla データを Jira フィールドにインポートするためのヒント

インポート プロセスでは、次のデータが Bugzilla データベースから Jira にコピーされます。

Bugzilla

Jira 内

インポート時の注意

製品

Project

Bugzilla データはプロジェクト単位でインポートされます。ターゲットとして既存の Jira プロジェクトを指定できますが、指定しない場合、インポート時にインポーターによって自動的にプロジェクトが作成されます。Jira プロジェクトの詳細については、「プロジェクトの定義」を参照してください。

External Project

Project Category


VERSION (バージョン) 影響バージョン

Component

Component

インポーターによって Jira に Bugzilla コンポーネントを自動的に作成するか、Jira のコンポーネントにバグをインポートしないかを選択できます。

マイルストーン

Fix Version (修正バージョン)

(選択した場合は) Bugzilla からバージョンがインポートされ、Un-Released および Un-Archived 状態に設定されます。

バグ

Issue

Bugzilla のすべてのバグは Jira で "Bug" タイプの課題になります。ただし例外として、重要度が "Enhancement" の Bugzilla 課題は "Improvement" タイプ、優先度 "Major" の Jira 課題になります。

ID

External issue ID

インポートした各課題には新しい Jira ID が与えられ、古い Bugzilla ID は "外部課題 ID" という Jira カスタム フィールドに保存されます。このカスタム フィールドは検索可能なため、旧 Bugzilla ID で Jira の課題を検索できます。このカスタム フィールドが不要な場合、削除または "非表示" にすることができます (「フィールド動作の指定」で説明)。

要約

要約


説明

説明


コメント

コメント


添付ファイル

添付ファイル

Bugzilla データベースから添付ファイルが抽出され、ディスクに保存されます。ディスク上の場所を指定するには、「ファイル添付を設定する」を参照してください。

優先度

優先度
(またはカスタムフィールド)

Bugzilla の優先度フィールドと Bugzilla の重要度フィールド (前述) のうち一方を組み込みの Jira 優先度フィールドにマッピングし、もう一方をカスタム フィールドにマッピングするように選択できます (Bugzilla 優先度フィールドと Bugzilla 重要度フィールドの両方を Jira カスタム フィールドにマッピングすることもできます)。Jira 優先度フィールドにインポートする場合、Bugzilla の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

重大度

優先度
(またはカスタムフィールド)

Bugzilla の優先度フィールドと Bugzilla の重要度フィールド (前述) のうち一方を組み込みの Jira 優先度フィールドにマッピングし、もう一方をカスタム フィールドにマッピングするように選択できます (Bugzilla 優先度フィールドと Bugzilla 重要度フィールドの両方を Jira カスタム フィールドにマッピングすることもできます)。Jira 優先度フィールドにインポートする場合、Bugzilla の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

ステータス

ステータス

Bugzilla の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

ソリューション

ソリューション

Bugzilla の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

Duplicates
Depends on
Blocks

Link

Bugzilla の特定のリンク タイプから Jira のリンク タイプへのマッピングを設定できます。

Work History

Work Log

Bugzilla の各作業ログ レポートは Jira で個別の作業ログ エントリとして表示されます。

見積

初期見積 (Original Estimate)

「タイムトラッキングの設定」を参照してください。

残り

残余見積 (Remaining Estimate)

「タイムトラッキングの設定」を参照してください。

記録済

所要時間 (Time Spent)

「タイムトラッキングの設定」を参照してください。

投票数

Voters

ユーザーが 1 つの Bugzilla 課題に対して 1 回以上投票すると、そのユーザーに対して Jira の投票が保存されます。

CC List

ウォッチャー


ユーザー

ユーザー

Bugzilla ユーザーが Jira に存在しない場合にインポーターで Jira ユーザーを自動的に作成するように指定できます。

  • Bugzilla システムでとのやりとりを行ったユーザーは、Jira のアクティブ アカウントとして作成されます。他のユーザーは "bugzilla-import-unused-users" という特別なグループにインポートされ、非アクティブ化されます。
  • Bugzilla のパスワードは Bugzilla v2.16+ ではインポートされません (データベースでハッシュ化されているため)。Bugzilla ユーザーは Jira への初回ログイン時にパスワードのメール通知を受け取る必要があります。
  • Bugzilla でユーザーの実名が保存されていない場合、メール アドレス (ログイン名) の "@" 文字の前の部分が Jira でのフルネームとして取得されます。
  • 外部のユーザー管理機能を使用している場合、インポートのプロセスで Jira ユーザーを作成することはできません。代わりに、作成が必要な新規ユーザーの一覧がインポーターによって提供されます。投票などを適切にインポートするために、インポートを開始する前に外部のユーザー リポジトリでユーザーを作成する必要があります。
  • ユーザー数制限付きライセンス(例: パーソナルライセンス)で、必要なユーザー数が制限数を超える場合、インポートは停止されます。作成できないユーザーのリストを示すページが表示されます。

Status Whiteboard

Status Whiteboard

"Status Whiteboard" という Jira カスタム フィールドが作成されます。

その他のフィールド

カスタム フィールド

Bugzilla システムにカスタム フィールドがある場合、特定の Jira カスタム フィールドへのマッピングを行うことができます。Jira にカスタム フィールドがまだ存在していない場合、インポーターによって自動的にカスタム フィールドが作成されます。


最終更新日 2019 年 1 月 21 日

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