Mantis からのデータのインポート

Jira にバンドルされている Jira Importers プラグインを使用すれば、ライブ Mantis データベースに接続することで、Mantis からデータをインポートできます。

(info) アトラシアンのメイン ウェブサイトでは、Mantis から Jira に移行する主な理由のいくつかを紹介しています。バージョン 4.2 以降の Jira Importers プラグインは、Mantis バージョン 1.1.8 ~ 1.2.16 との互換性を持ちます。Jira Importers プラグインは、Mantis データベースが MySQL、PostgreSQL、Microsoft SQL Server のいずれかであることを想定しています。Jira Importers プラグインは Oracle および DB2 データベースでも動作するという報告もありますが、これらのデータベースに対するプラグインのテストは行っていません。

Mantis を Jira にインポートする Jira インポーター プラグインでは新しいバージョンの MySQL コネクタ (7.0 以降) がサポートされていないことにご注意ください。これによって、インポーター プラグインによる Jira への Mantis のインポートが失敗する可能性があります。代わりに mysql-connector-java-5.1.46 ドライバ バージョンを使用することをおすすめします。 

このページの内容:

Mantis からのインポートのプロセスで必要なのは、Mantis インポート ウィザード の実行(下記)だけです。

  • インポートプロセスでは個々のフィールドやフィールド値のマッピングを選択できます。一部は必須です。
  • Mantis Import Wizard の最後に、Mantis 設定ファイルを作成するオプションが表示されます。このファイルには、Mantis Import Wizard を通じて行った設定が含まれます。これは、本番システムでインポートを実行する前にテスト用 Jira サーバーで Mantis のインポートをテストする必要がある場合に便利です。

Mantis インポート ウィザードの実行

開始する前に、Jira データをバックアップします。

  1. Jira 管理者グローバル権限を持つユーザーとしてログインします。
  2. > [システム] を選択します。[インポートとエクスポート] > [外部システム インポート] を選択し、[外部プロジェクトのインポート] ページを開きます。
  3. Mantis を選択して Mantis インポート ウィザード: セットアップページを開きます。
  4. Mantis Import Wizard: Setup ページで、次のフィールド/オプションを入力します。

    Mantis URL Mantis サイトの URL を指定します。これは、Web ブラウザで Mantis にアクセスするのに通常使用する URL です。
    Specify credentials

    Mantis の課題を Jira にインポートする場合、このチェックボックスを選択します。この場合、Mantis サイトで課題にアクセスするためのユーザー認証情報が必要です。
    このチェックボックスを選択すると、ユーザー認証情報を指定する Mantis Login および Mantis Passwod フィールドの表示/非表示が切り替わります。

    データベースタイプ

    Mantis インストールで使用するデータベースの種類を選択します。

    • PostgreSQL
    • Microsoft SQL Server
    • MySQL
    ホスト名 Mantis サイトのデータベース サーバーを実行しているサーバーのホスト名または IP アドレスを指定します。
    ポート Mantis サイトのデータベース サーバーがリッスンしている TCP/IP ポートを指定します。
    (tick) このフィールドには、前に選択した データベースタイプ に基づいて既定のポート値が自動的に入力されます。
    データベース (Mantis がデータを保存する) Mantis データベースの名前を指定します。
    (info) データベース名、ユーザー名、ユーザー パスワードは通常、Mantis ファイル config_inc.php にあります (一般に、既定のユーザー名は "root"、既定のパスワードは空です)。http://www.mantisbt.org/manual/manual.configuration.database.php も参照してください。
    ユーザ名 Mantis がデータベースに接続するために使用するデータベース ユーザーを指定します。
    パスワード Mantis がデータベースに接続するために使用するデータベースユーザー(上記)のパスワードを指定します。
    既存の設定ファイルを使用する 設定ファイルがない場合や、新しい設定ファイルを作成する場合は、このチェックボックスは選択解除したままにします。設定ファイルは、Mantis のフィールドと Jira のフィールドの間のマッピングを指定します。
    (info) 注:
      • このオプションを選択すると、既存の設定ファイルを指定するかどうか尋ねられます。
      • このオプションを選択しない場合、Mantis Import Wizard の最後に、以降のインポート (Mantis Import Wizard のこのステップでの再利用) に使用できる設定ファイルが作成されます。
    JDBC 接続パラメーター
    (展開した 詳細設定 タブ内)
    Mantis Import Wizard は、上記で指定した Mantis データベース サーバーの詳細情報から、JDBC ベースのデータベース URL を作成します。Jira はこの URL を使用して Mantis に接続し、課題をインポートします。Mantis データベースに追加の接続パラメータを指定する必要がある場合、ここで指定します。
    (info)MySQL (上述) を選択すると、Mantis Import Wizard により、追加の接続パラメータが既定で追加されます。
  5. 次へ ボタンをクリックして、 Mantis インポート ウィザードの プロジェクト マッピングの設定 ステップに進みます。

  6. [プロジェクト マッピングの設定] ページで、Jira にインポートする Mantis プロジェクトを選択します。
    (info) 既定ではすべての Mantis プロジェクトが選択されているので、Jira にインポートしない Mantis プロジェクトの [インポート] の下のチェックボックスを選択解除します。
    Jira にインポートする Mantis プロジェクトについては、[プロジェクトの選択] をクリックし、次のいずれかの操作を行います。
    • Jira に存在するプロジェクトの名前 (またはキー) を入力するか、ドロップダウン メニューを使用して既存の Jira プロジェクトを選択します。
    • ドロップダウンメニューから Create New を選択し、 Add A New Project ダイアログボックスで次の項目を入力します。
      1. 新規プロジェクトの名前
      2. 新規プロジェクトのキー
        (info) これは Jira プロジェクトのすべての課題 ID の接頭辞として使用されます。
      3. プロジェクトリード
  7. [次へ] ボタンをクリックして、Mantis Import Wizard の [カスタム フィールドの設定] ステップに進みます。
    (info) 通常、少なくとも 1 つの Mantis フィールドが既存の Jira フィールドに一致しないため、このステップはほとんどの場合表示されます。
  8. [カスタム フィールドの設定] ページで、Mantis Import Wizard が既存の Jira フィールドに一致させることができない Mantis の外部フィールドごとに、次のいずれかを選択します。
    • Mantis Import Wizard で、Mantis のフィールド名に基づき、Jira のカスタム フィールドを自動的に新しく作成します。これが既定のオプションです。自動的に作成された Jira カスタム フィールドの名前が [Jira フィールド] ドロップダウン リストに表示されます。
  9. 次へ ボタンをクリックして、Mantis インポート ウィザードの フィールド マッピングの設定 ステップに進みます。
  10. Mantis の外部フィールドの値を Jira にインポートするに変更する場合、[フィールド マッピングの設定] ページで、該当するフィールドの横の [フィールド値のマッピング] チェックボックスを選択します。
    (info) Mantis の status (ステータス) フィールドを Jira ステータス フィールドとして Jira の特定のステータス フィールド値にマッピングすることが、Jira ワークフローに必須です。
    • フィールド マッピング設定 ページに表示される可能性がある Mantis のその他の 外部フィールド は、以下のとおりです。

      Mantis の外部フィールド
      「フィールド値のマッピング」チェックボックスをオフにします。
      ユーザ名 Mantis Import Wizard により、Mantis ユーザー名が Jira ユーザー名 (小文字) に自動的にマッピングされます。
      priority Mantis Import Wizard により、Jira に不足している値が自動的に作成され、課題に適切な優先度 (例: Mantis の"Normal" が Jira で新規作成された "Normal") が設定されます。
      重大度 Mantis インポート ウィザードは、このフィールドの値をマッピングしません。
      resolution 既存の解決状況を使用する代わりに、インポーターにより Jira に対応する解決状況が作成されます。
    • Jira プロジェクトにインポートする Mantis の課題で使用する適切な Jira ワークフロー スキームを選択します。
      (info) Mantis の課題を既存の Jira プロジェクトにインポートする場合、その既存の Jira プロジェクトで使用している Jira ワークフロー スキームを選択してください。

  11. 次へ ボタンをクリックして、Mantis インポート ウィザードの 値マッピングの設定 ステップに進みます。
  12. [値マッピングの設定] ページで、Mantis Import Wizard で検出された各 Mantis フィールド値に対応する Jira フィールド値を指定します。
    (info) Mantis Import Wizard の前のステップで [フィールド値のマッピング] チェックボックスが選択されているフィールドがこのページに表示されます (Mantis で必須の status フィールドなど)。
  13. 次へ ボタンをクリックして、 Mantis インポート ウィザードの リンクの設定 ステップに進みます。
  14. [リンクの設定] ページで、Mantis Import Wizard で検出された Mantis の各リンク タイプに対応する Jira のリンク タイプを指定します。Jira のリンク タイプの詳細については、「課題リンクの設定」を参照してください。
  15. Mantis データを Jira にインポートする準備ができたら、[インポート開始] ボタンをクリックします。インポーターは、インポートの進行に合わせて更新状況を示し、インポートが完了すると、正常完了したことを示すメッセージを表示します。
    (info) 注意:
    • インポートで問題が生じた場合(または関心がある場合)、詳細ログのダウンロードリンクをクリックして、Mantis インポート ウィザードのプロセスに関する詳細情報を表示します。
    • この手順を通じて使用した設定と同じ(または類似の)設定で、別の Mantis 製品/プロジェクトまたはサイトからインポートする必要がある場合は、設定を保存  リンクをクリックして、Mantis 設定ファイルをダウンロードします。この設定ファイルは、Mantis インポート ウィザードの 最初のステップ で使用できます。

これで、Mantis データを Jira に正常にインポートできました。ご不明な点や、問題が生じた場合は、アトラシアン サポートにご連絡ください。

Mantis データを Jira フィールドにインポートするためのヒント

インポート プロセスでは、次のデータが Mantis データベースから Jira にコピーされます。

Mantis の場合

Jira 内

インポート時の注意

プロジェクト
サブプロジェクト

Project

Mantis データはプロジェクト単位でインポートされます。ターゲットとして既存の Jira プロジェクトを指定できますが、指定しない場合、インポート時にインポーターによって自動的にプロジェクトが作成されます。Jira プロジェクトの詳細については、「プロジェクトの定義」を参照してください。

カテゴリー

Component

インポーターによって Jira に Mantis コンポーネントを自動的に作成するか、Jira のコンポーネントにバグをインポートしないかを選択できます。

VERSION (バージョン)

Fix Version (修正バージョン)

選択すると、Mantis からバージョンがインポートされます。インポート後、Jira で必要に応じて適切なバージョンをリリース済みに手動で設定できます。

バグ

Issue

Mantis のバグはすべて Jira の "Bug" タイプの課題になります。

ID

Bug Import ID

インポートした各課題には新しい Jira ID が与えられ、古い Mantis ID は "Bug Import ID" という Jira カスタム フィールドに保存されます。このカスタム フィールドは検索可能なため、旧 Mantis ID で Jira の課題を検索できます。このカスタム フィールドが不要な場合は、削除または "非表示" にすることができます (「フィールド動作の指定」で説明)。

要約

要約


説明

説明

テキスト内の Mantis リンク (例: #1234) は Jira リンク (例: TST-123) に変換されます。

コメント

コメント

テキスト内の Mantis リンク (例: #1234) は Jira リンク (例: TST-123) に変換されます。

添付ファイル

添付ファイル

Mantis データベースから添付ファイルが抽出され、ディスクに保存されます。ディスク上の場所を指定するには、「ファイル添付を設定する」を参照してください。

優先度

優先度
(またはカスタムフィールド)

Mantis の優先度フィールドと Mantis の重要度フィールド (前述) のうち一方を組み込みの Jira 優先度フィールドにマッピングし、もう一方をカスタム フィールドにマッピングするように選択できます (Mantis 優先度フィールドと Mantis 重要度フィールドの両方を Jira カスタム フィールドにマッピングすることもできます)。Jira 優先度フィールドにインポートする場合、Mantis の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

重大度

優先度
(またはカスタムフィールド)

Mantis の優先度フィールドと Mantis の重要度フィールド (前述) のうち一方を組み込みの Jira 優先度フィールドにマッピングし、もう一方をカスタム フィールドにマッピングするように選択できます (Mantis 優先度フィールドと Mantis 重要度フィールドの両方を Jira カスタム フィールドにマッピングすることもできます)。Jira 優先度フィールドにインポートする場合、Mantis の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

ステータス

ステータス

インポーターの実行前に Jira でワークフローを作成している場合、Mantis の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

  • Jira のステータス フィールドは Jira ワークフローに不可欠です。
  • Jira ワークフローを作成するには、「ワークフローで作業する」を参照してください。
  • 適切なプロジェクトや課題タイプに関連付けられるために Jira ワークフロー スキームを作成するには、「ワークフローを管理するを参照してください

ソリューション

ソリューション

Mantis の特定の値から Jira の特定の値へのマッピングを設定できます。

関係

リンク

Mantis の特定の関係タイプから Jira のリンク タイプへのマッピングを設定できます。

CC List

ウォッチャー


ユーザー

ユーザー

Mantis ユーザーが Jira に存在しない場合にインポーターで Jira ユーザーを自動的に作成するように指定できます。

  • Mantis システムでとのやりとりを行ったユーザーは、Jira のアクティブ アカウントとして作成されます。他のユーザーは "mantis-import-unused-users" という特別なグループにインポートされ、非アクティブ化されます。
  • Mantis のパスワードはインポートされません (データベースでハッシュ化されているため)。Fogbugz ユーザーは Jira への初回ログイン時にパスワードのメール通知を受け取る必要があります。
  • Mantis でユーザーの実名が保存されていない場合、メール アドレス (ログイン名) の "@" 文字の前の部分が Jira でのフルネームとして取得されます。
  • 外部のユーザー管理機能を使用している場合、インポートのプロセスで Jira ユーザーを作成することはできません。代わりに、作成が必要な新規ユーザーの一覧がインポーターによって提供されます。インポートを開始する前に外部のユーザー リポジトリでユーザーを作成する必要があります。
  • ユーザー数制限付きライセンス(例: パーソナルライセンス)で、必要なユーザー数が制限数を超える場合、インポートは停止されます。作成できないユーザーのリストを示すページが表示されます。

その他のフィールド

カスタム フィールド

Mantis システムにカスタム フィールドがある場合、特定の Jira カスタム フィールドへのマッピングを行うことができます。Jira にカスタム フィールドがまだ存在していない場合、インポーターによって自動的にカスタム フィールドが作成されます。


最終更新日: 2018 年 9 月 15 日

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