Jira インストーラーを使用した Jira アプリケーションのアップグレード

このガイドでは、インストーラーを使用して Jira インスタンスを Windows または Linux の最新の Jira バージョンにアップグレードする手順について説明します。

現在のソフトウェアのメンテナンスがある場合、新しいバージョンへのアップグレードは無料です。詳細は、「ライセンスの FAQ」を参照してください。

はじめる前に

Jira をアップグレードする前に、いくつかの質問に答える必要があります。 

インストーラーは適切なアップグレード方法ですか?

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アップグレードの方法として、インストーラを使用する方法と、zip または tar.gz ファイルを使用して手動で実施する方法があります。ほとんどの場合、Jira インスタンスのアップグレードには、インストーラを使用する方法がもっとも簡単です。

以下の場合は手動でアップグレードする必要があります。

  • このアップグレードの一部として、別のオペレーティング システムまたはデータベース ソフトウェアへ移動することになります。
  • Jira 4.3 以前のバージョンからアップグレードする


アップグレードの資格がありますか?

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ライセンスでソフトウェア メンテナンスが有効かどうかを確認するには、  > [アプリケーション] > [バージョンとライセンス] に移動し、ライセンス サポート期間の有効期限が切れていないことを確認します。

サポート期間が失効しいる場合、プロンプトに従ってライセンスを更新し、再適用してからアップグレードを行います。

アトラシアンのサポート対象プラットフォームに変更はありますか?
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サポート対象プラットフォーム」ページでアップグレードする Jira のバージョンを確認します。このページでは、サポート対象のオペレーティング システム、データベースおよびブラウザーに関する情報を提供しています。

参考情報

  • Jira インストーラーには Java (JRE) および Tomcat が含まれているため、これらを別途アップグレードする必要はありません。
  • データベースをアップグレードする必要がある場合は、アップグレード先 (およびその間) の Jira バージョンのアップグレード ノートを読み、必要となるデータベース構成の変更を確認します。
環境に変更を加える必要はありますか?
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新しい Jira バージョンでは、メモリの増強やリバース プロキシ設定の調整など、環境の変更が必要な場合があります。

参考情報

ユーザーに影響する変更についてはアップグレードの注意事項で通知します。例:

  • 環境に影響を与える、サポート対象データベース、メモリ要件またはその他の変更。
  • このリリースで大きく変更または削除された機能。
  • インスタンスまたは環境でアップグレード後すぐに実施する必要があるアクション。

アップグレード後のバージョンとその間のバージョンに関する注意事項をお読みください。たとえば、7.1 から 7.3 へアップグレードする場合は、7.2 と 7.3 のアップグレード ノートを読む必要があります。

既知の問題をチェックする
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Linux でのアップグレードの後、特定のシステム テキストを表示するアプリケーション (CAPTCHA およびガジェット) で問題が発生する場合があります。テキストが文字化けし、標準的な英数字ではなく、記号のように表示されます。この問題を回避するため、Jira で必要な複数のフォントをインストールする必要があります。詳細は、「Jira UI に読み取り不可能なテキストが表示される」を参照してください。

アップグレードを計画する

1. アップグレード パスを決定する

以下の表を使用して、現在のバージョンから最新バージョンの Jira への最も効率的なアップグレード パスを決定します。 

JIRA Core (JIRA) を表示...
ご利用のバージョン 推奨のアップグレード パス
4.4.5 より前 4.4.5 にアップグレードした後、以下のパスに従います (4.3.0 より前のバージョンを 手動でアップグレード する必要はありません)。
4.4.5 から 5.1 5.2/6.4 のバージョンにアップグレードしてから、以下のパスに従います。
5.2 から 6.4 7.0.11* にアップグレードしてから、以降のバージョンにアップグレードします。
7.0 以降 新しいバージョンの Jira Core にアップグレードします。

*7.0 バージョンでは、ユーザー管理、アプリケーション アクセス、および Jira インストールのセットアップに影響する重大な変更が行われています。アップグレード前に移行ハブをご確認ください。

JIRA Software (JIRA + Agile) を表示...
ご利用のバージョン 推奨のアップグレード パス
4.4.5 より前 4.4.5 にアップグレードした後、以下のパスに従います (4.3.0 より前のバージョンを 手動でアップグレード する必要はありません)。
4.4.5 から 5.1 5.2/6.4 のバージョンにアップグレードしてから、以下のパスに従います。
5.2 から 6.4 7.0.11* にアップグレードしてから、以降のバージョンにアップグレードします。
7.0 以降 新しいバージョンの Jira Software にアップグレードします。

*7.0 バージョンでは、ユーザー管理、アプリケーション アクセス、および Jira インストールのセットアップに影響する重大な変更が行われています。アップグレード前に移行ハブをご確認ください。

JIRA Service Desk を表示...
ご利用のバージョン 推奨されるアップグレード
2.5.x より前 3.0 にアップグレードしてから最新バージョンにアップグレードします。
3.0 最新バージョンに直接アップグレードする

2. アップグレード前のチェックを完了する

  1. アップグレードを計画しているバージョン (およびその間のバージョン) のアップグレードに関する注意事項をお読みください。
  2.  > [システム] > [サポート ツール] へ移動してから、ヘルス チェックの結果を確認します。検出された問題を修正します。

    ライセンスが期限切れの場合

    ご利用のライセンスに含まれるソフトウェア メンテナンスの期限が切れている場合、引き続き Jira を使用できますが、アップグレードするには更新が必要です。

    > [アプリケーション] > [バージョンとライセンス] へ移動して、プロンプトに従い、ライセンスを更新します。

    組み込みのデータベースを引き続き使用している場合

    組み込み (トライアル用) データベース を使用している場合は、アップグレードの前に別のデータベースに移行する必要があります。

    このデータベースは評価用であるため、本番環境での利用は推奨できません。

  3. > [アドオン] に移動して下にスクロールし、[Jira の更新チェック] でお使いのアドオンの互換性を確認します。アップグレード予定のバージョンを選択し、[チェック] をクリックします。

    互換性のないアドオンがある場合...

    ユーザーが特定のアドオンに依存している場合、互換性を持つようになるまでJira のアップグレードを待つことをお勧めします。アドオン ベンダーは一般的に、メジャー リリース後すぐにアドオンをアップグレードします。

    参考情報

    • 互換性情報は、新しいリリース後すぐには利用できない場合があります。多くの場合、アドオンは引き続き機能するため、本番サイトをアップグレードする前にテスト環境で試してください。

3. テスト環境で Jira をアップグレードする

  1. 現在の本番環境のステージング コピーを作成します。
    アップグレードをテストする環境の作成に役立つ「ステージング環境の構築」を参照してください。
  2. 以下の手順に従って、テスト環境をアップグレードします。
  3. 本番環境でアップグレードを進める前に、非サポート対象のカスタマイズをテストします。


Jira のアップグレード

4. バックアップ

  1. データベースのバックアップを作成し、バックアップが正しく作成されていることを確認します。
    データベースのネイティブ ツールを使用してバックアップを作成できます。データベースがオンライン バックアップをサポートしていない場合は、最初に Jira を停止する必要があります。
  2. インストール ディレクトリホーム ディレクトリのバックアップを作成します。
    インストール ウィザードはインストールの一環として Jira ディレクトリのバックアップを実施しますが、アップグレードの開始前に手動でバックアップを実施することをおすすめします。

    ホーム ディレクトリの場所が不明な場合

    ホーム ディレクトリの場所は <installation-directory>/atlassian-jira/WEB-INF/classes/jira-application.properties ファイルに記載されています。

    既定のパス:

    Windows: C:\Program Files\Atlassian\Application Data\Jira

    Linux: /var/atlassian/application-data/Jira

5. Jira のダウンロード

お使いのオペレーティング システムのインストーラーをダウンロードします – Jira CoreJira Software、または Jira Service Desk。 

知っておくとよいポイント...
  • Jira Software と Jira Service Desk には既に Jira Core インストーラーが含まれています。
  • Jira Core / Software と Jira Service Desk の両方をアップグレードする場合、Jira Core / Software のみをアップグレードします。Service Desk は、個別のインストーラを使用せずに、後ほど Jira で直接更新します。

6. インストーラーを実行する

  1. インストーラーを実行します。

    Windows で実行する場合...

    .exe ファイルを実行します。Windows 管理者アカウントを使用することをおすすめします。

    アップグレード ウィザードでコンピュータへの変更の許可を求められたら「はい」を選択します。これを指定しない場合、OS に対するインストール ウィザードのアクセスが制限され、以降のインスト―ル オプションも制限されます。

    Linux で実行する場合...

    Jira をダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを実行してインストーラを実行可能にします。

    $ chmod a+x atlassian-jira-X.X.X-x64.bin

    ここで、X.X.X はダウンロードした Jira のバージョンです。

    次にインストーラーを実行します。インストーラーの実行には sudo を使用することをお勧めします。

    $ sudo ./atlassian-jira-X.X.X-x64.bin

    root ユーザー権限でインストーラーを実行することもできます。

  2. プロンプトに従って Jira をアップグレードします。
    1. プロンプトが表示されたら、[既存の Jira インストールをアップグレードする] を選択します。
    2. ウィザードが提示した既存の Jira インストール ディレクトリが正しいことを確認します (同一マシンに複数の Jira インストールがある場合は特に重要です)。
    3. [これらのディレクトリのバックアップ] を強くお勧めします。これにより、Jira ホーム ディレクトリとインストール ディレクトリのバックアップの .zip が作成されます。
    4. このウィザードは Jira インストール ディレクトリのカスタマイズを通知します。後で再適用する必要があるため、これらを記録しておくことをおすすめします。現在のカスタマイズは上書きされます。

  3. アップグレード後に Jira を起動すると、アップグレードの概要が表示されます。このページは、アップグレード後に Jira にログインした最初の 10 人の管理者に 14 日間のみ表示されます。この概要には、Jira インスタンスの重要な更新に関する情報が含まれます。また、アドオンやアプリケーション リンクの動的な概要も提供します。> [最新のアップグレード レポート] を選択して、いつでもこの情報にアクセスできます。

  4. 以下のような場合は追加ステップを実施する必要があります:

    • ユーザーの管理に Crowd を使用している場合

      ここをクリックして展開...

      ユーザー管理に Crowd を使用している場合、既存のインストール ディレクトリの下記のファイルへの変更を新しいインストール ディレクトリのファイルに反映する必要があります。ファイルをコピーしないでください (ファイルは Jira の新しいバージョンでは異なる場合があります)。

      • <Installation-Directory>/atlassian-jira/WEB-INF/classes/crowd.properties
      • <Installation-Directory>/atlassian-jira/WEB-INF/classes/seraph-config.xml

アップグレード後

7.データベース ドライバーの更新

Oracle または MySQL データベースを使用している場合、JDBC ドライバをダウンロードして、<Jira-installation-directory>/lib に配置します。 

8. 変更の再適用

アップグレードの実行中に、ウィザードは既存の Jira インストールから下記のファイルを移行します。

  • server.xml ファイルの TCP 値。
  • jira-application.properties ファイルに記載された Jira ホーム ディレクトリの場所。
  • setenv.sh / setenv.bat ファイルの次の値:
    • JVM_SUPPORT_RECOMMENDED_ARGS
    • JVM_MINIMUM_MEMORY
    • JVM_MAXIMUM_MEMORY
    • JIRA_MAX_PERM_SIZE

その他のカスタマイズはすべて手動で再適用されます。

手順について

その他の設定やカスタマイズ (server.xml ファイル内のその他の変更を含む) はアップグレード時に移行されないため、手動で再適用する必要があります。

  1. アップグレードされた Jira インスタンスを停止します。
  2. 関連するファイルへのカスタマイズを、アップグレードされた Jira インストール ディレクトリ に再適用します。
  3. アップグレードした Jira インスタンスを再起動します。

Jira への変更によってカスタマイズが使用できない可能性があるため、本番インスタンスでアップグレードを実施する前に、テスト インスタンスでカスタマイズのテストを実施することを強く推奨します

重要なファイルのリストを表示する...

変更が行ったファイルが不明な場合、Jira インストール ディレクトリの重要なファイルのリストをご覧ください。

9. (オプション) Jira Service Desk の更新

Jira Service Desk を使用している場合、個別のインストーラをダウンロードせずに UI で直接更新できます。

  1. > [アプリケーション] > [バージョンとライセンス] に移動します。
  2. Jira Service Desk を更新します。これによって、Service Desk は自動的に互換性のあるバージョンに更新されます。

10.プラグインのアップグレード

バージョン間の互換性を確認したら、Jira のアップグレードの完了後、プラグインのアップグレードを実行します。この操作は、 > [アドオン] > [アドオンの管理] で実行できます。

トラブルシューティング

問題が発生した場合

サポート ページのリソースを確認するか、問題解決をお手伝いできるよう、課題を起票してください。

アップグレードを再度実施する必要がある場合、最初に必ず元のセットアップへのロールバックを行います。アップグレードに失敗した場合に、アップグレードの再実行、および、Jira の旧バージョンの起動は行わないでください。


最終更新日: 2019 年 2 月 25 日

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