プロジェクト権限を管理する

プロジェクト権限はプロジェクト スキームで作成されます。これらは Jira 管理者によって個々のプロジェクトに割り当てられます。プロジェクト権限はワークフロー条件でも使用できます。

Jira Software または Jira Core の Free プランではプロジェクトの権限またはロールを編集することはできません。また、すべての Free プラン (Jira Service Desk を含む) で課題レベルのセキュリティを構成することはできません。Free プランでのプロジェクト権限の仕組みについてご確認ください。Jira の強力なプロジェクト権限管理機能を利用するには、プランをアップグレードします

権限スキームとは

権限スキームは、上記のプロジェクト権限に割り当てられたユーザー、グループ、ロールをセットにしたものです。どのプロジェクトも権限スキームを持っています。一つの権限スキームを複数のプロジェクトに関連づけることができます。

権限スキームが必要な理由とは

アクセス権に関して、組織内の複数のプロジェクトが同じニーズを持っている例は数多くあります。(例えば、指定されたプロジェクト チームにだけ課題に割り当てられ、作業を行うことが許可されるといった場合です)。

権限スキームは、プロジェクトごとに個別にアクセス権をセットアップする手間を省きます。一度権限スキームをセットアップすると、同じ種類のアクセス要件を持つプロジェクトすべてにそのスキームを適用できます。

権限スキームの作成

  1. Jira アイコン (、または ) > [Jira 設定] > [課題] を選択します。
  2. [権限スキーム] を選択して、[権限スキーム] ページを開くと、その Jira システム内のすべての権限スキームと各スキームを使用するプロジェクトの一覧が表示されます。
  3. 権限スキームの追加」リンクをクリックします。
  4. [権限スキームの追加] フォームで、スキームの名前と簡単な説明を入力します。[追加] を選択します。
  5. [権限スキーム] ページに戻ると、ページには新しく追加したスキームが含まれています。

権限スキームへのユーザー、グループ、ロールの追加

  1. Jira アイコン (、または ) > [Jira 設定] > [課題] を選択します。
  2. [権限スキーム] を選択して、[権限スキーム] ページを開くと、その Jira システム内のすべての権限スキームと各スキームを使用するプロジェクトの一覧が表示されます。
  3. 更新する権限スキームを見つけ、[操作] 列で [権限] を選択して、スキームを表示します。
  4. 追加する権限の [編集] リンクを選択します。[権限を許可] ダイアログが表示されます。
  5. 選択した権限を追加するユーザーを選び、[許可] ボタンをクリックします。これで、選択した権限にユーザー / グループ / ロールが追加されます。プロジェクト ロールは、プロジェクトごとに特定のメンバーを定義するのに便利です。権限でユーザーやグループではなくプロジェクト ロールを参照すると、システム内の権限スキームの数を最小限に抑えられます。
  6. 必要なユーザー、グループ、ロールがすべて権限に追加されるまで、ステップ4 および 5 を繰り返します。

権限スキームからのユーザー、グループ、ロールの削除

  1. Jira アイコン (、または ) > [Jira 設定] > [課題] を選択します。
  2. [権限スキーム] を選択して、[権限スキーム] ページを開くと、その Jira システム内のすべての権限スキームと各スキームを使用するプロジェクトの一覧が表示されます。
  3. 該当の権限スキームを見つけ、名前をクリックしてプロジェクト権限 (上記) を一覧表示します。
  4. ユーザー、グループ、ロールを削除する権限の 削除 リンクをクリックします。
  5. 削除するユーザー、グループ、またはロールを選択し、[削除] ボタンを押します。

権限スキームとプロジェクトの関連付け

  1. Jira アイコン (、または ) > [プロジェクト] を選択します。
  2. 権限を変更するプロジェクトを検索して選択します。
  3. [設定] を選択してプロジェクトの設定を表示します。
  4. サイドバーから [権限] を選択します。現在の権限スキームが表示されます。
  5. [アクション] ドロップダウン メニューをクリックして、[別のスキームの使用] を選択します。
  6. [権限スキームをプロジェクトに関連付け] ページで、プロジェクトに関連付ける権限スキームを選択します。
  7. [関連付け] ボタンをクリックし、プロジェクトを権限スキームに関連付けます。

権限スキームの削除

  1. Jira アイコン (、または ) > [Jira 設定] > [課題] を選択します。
  2. [権限スキーム] を選択します。使用中の Jira システム内のすべての権限スキームと各スキームを使用するプロジェクトの一覧が表示されます。
  3. [アクション] 列で、削除したいスキームの列の [削除] リンクをクリックします。
  4. スキームが削除され、関連するすべてのプロジェクトは既定の権限スキームに自動的に関連付けられます。既定の権限スキームを削除することはできません。

Jira Software では既定のソフトウェア スキームを削除できますが、これは表面的なものです。新しいソフトウェア プロジェクトを作成すると、Jira はこの権限スキームを再作成し、それを新しいプロジェクトに関連付けます。

権限スキームのコピー

  1. Jira アイコン (、または ) > [Jira 設定] > [課題] を選択します。
  2. [権限スキーム] を選択して、[権限スキーム] ページを開くと、その Jira システム内のすべての権限スキームと各スキームを使用するプロジェクトの一覧が表示されます。
  3. [アクション] 列で、コピーしたいスキームの [コピー] リンクをクリックします。
  4. コピー元のスキームと同じ権限を持ち、同じユーザー、グループ、ロールが割り当てられた新しいスキームが作成されます。

プロジェクト権限の概要

プロジェクト権限の付与は、次の情報に基づいて行うことができます。

  • 個々のユーザー
  • グループ
  • プロジェクトロール
  • 報告者、プロジェクト リード、現在の担当者などの課題での役割
  • すべてのユーザー
  • (マルチ) ユーザー ピッカー カスタム フィールド
  • (マルチ) グループ ピッカー カスタム フィールド。これはグループ ピッカー カスタム フィールドか、グループ名が値として含まれている (マルチ) 選択リストです。

すべてのユーザーに権限を付与する

プロジェクトの閲覧権限をすべてのユーザーに付与すると、その権限スキームを使用するプロジェクトの課題がインターネットで公開されます。タスクを実行するための権限をすべてのユーザーに付与すると、未ログインのユーザーは表示を許可されている課題についてこれらのタスクを実行する権限を得ます。

公開バグ トラッカーのように、サイト上の一部のプロジェクトおよび課題へのパブリック アクセスを意図的に許可したい場合があります。詳しくは、「プロジェクトへの匿名アクセスの許可」を参照してください。

ユーザーが必要なアクションを実行するにあたり、複数の権限が互いに依存している場合があります。たとえば、ユーザーが課題を解決するには、そのユーザーに課題のトランジション権限と課題の解決権限の両方が付与されている必要があります。

プロジェクト権限

説明

プロジェクトの管理

Jira でプロジェクトを管理する権限。これには、プロジェクト ロールのメンバーシッププロジェクト コンポーネントプロジェクトのバージョン、および一部のプロジェクト詳細 (プロジェクト名URLプロジェクト リード、および プロジェクトの説明) を編集する権限が含まれます。

プロジェクトの閲覧

プロジェクトを参照する権限。課題ナビゲーターを使用し、個別の課題を表示します (課題レベルのセキュリティにより制限されている課題を除く)。他の多くの権限がこの権限に依存します。例えば、課題での作業権限は、プロジェクトの参照権限を持つユーザーにのみ有効です。

スプリントの管理(Jira Software ユーザーのみ使用可能)

ボードのすべてのプロジェクトで次のスプリント関連アクションを実行する権限。

  • スプリントの作成
  • スプリントの開始
  • スプリントの完了
  • スプリントのレポート
  • 以降のスプリントの並び替え
  • 以降のスプリントの削除
  • スプリント情報 (スプリント名および日付) の編集
  • スプリント フッターの移動

ボードのフィルター クエリの複雑さによっては、スプリントの管理権限をユーザーに設定するときにさらに検討が必要になる場合があります。複雑なフィルターの影響や、フィルター クエリをシンプルにする方法の詳細は、「高度なケースでスプリントの管理権限を使用する」を参照してください。

一般に、スプリントの操作にはスプリントの管理権限が必要です。ただし、一部のスプリント操作 (スプリントへの課題の追加、スプリントからの課題の削除など) には課題のスケジュール作成権限および課題の編集権限が必要です。

スプリントに課題を追加する場合は、

  • サブタスクを親タスクと切り離して移動することはできません。
  • 課題はアクティブなスプリントか、今後のスプリントのどれか 1 つにしか割り当てることができません。つまり、アクティブなスプリントと今後のスプリントの両方に同時に課題を追加することはできません。
  • スプリントが作成されたボードのフィルター クエリと課題が一致しない場合でも、任意の課題を任意のアクティブなスプリントまたは今後のスプリントに追加できます。この場合、
    • 課題はスプリントに割り当てられますが、フィルター クエリがその課題を除外するボード上では表示されません。
    • 複数のボードにまたがるすべてのスプリント操作 (スプリントの開始、スプリントのクローズなど) は、スプリントが表示されるすべてのボードのスプリントに影響を与えます
    • 課題が一致するアジャイル ボードのフィルター クエリがない場合、課題はスプリントにリンクされますが、どのボードにも表示されません。
  • スプリントに割り当てられた課題がボードのフィルター クエリに一致する限り、スプリントはそれらのボードに表示されます。ボードの枚数は問いません。これは完了したスプリントにも適用されます。

詳細については、スプリントの計画を参照してください。

開発ツールの表示 (Jira Software ユーザーのみ使用可能)

開発パネルの情報を表示する権限。これを見ると、課題の開発状態を一目で評価できます。

(読み取り専用) ワークフローの表示

課題を表示しているときにプロジェクトの読み取り専用ワークフローを表示する権限。この権限は、[課題の表示] ページの [ステータス] フィールドに [ワークフローの表示] リンクを提供します。

課題の権限

説明

課題の割り当て

ユーザーに課題を割り当てる権限。[課題の割り当て] ドロップダウンでのユーザーのオートコンプリートも実現します。詳細は、以下の割り当て可能なユーザー権限を参照してください。

割り当て可能なユーザー

課題への割り当てを許可する権限。

これには課題の割り当てを行う権限は含まれていない点にご注意ください。詳細は、上記の課題の割り当て権限を参照してください。

課題のクローズ

ワークフロー条件に基づいて課題をクローズする権限。この権限は、たとえば、開発者が課題を解決し、テスターがそれをクローズする場合などに有用です。課題のトランジションおよび課題の解決権限が必要です。詳細は、課題の解決権限を参照してください。

課題の作成

プロジェクトに課題を作成する権限。この権限には、サブタスクの作成機能も含まれます (サブタスクが有効化されている場合のみ)。

添付ファイルを作成するには、添付ファイルの作成権限が必要です。

課題の削除

課題を削除する権限。この権限の割り当て先のグループやプロジェクト ロールは慎重に検討してください。通常、課題を削除する権限は管理者にのみ与えられます。

ユーザーがコメントの削除または添付ファイルの削除権限を持っていない場合も、課題を削除するとすべてのコメントと添付ファイルが削除される点にご注意ください。ただし、課題の削除権限には、個別のコメントまたは添付ファイルを削除する権限は含まれません。

課題の編集

課題を編集する権限 ([期限] フィールドを除く)。詳細は、課題のスケジュール設定権限を参照してください。課題をサブタスクに変換したり、その逆を行ったりする権限が含まれます (サブタスクが有効化されている場合)。

課題を削除するには、課題の削除権限が必要です。課題の編集権限は通常、課題の作成権限を持つグループまたはプロジェクト ロールに付与されます。課題の作成権限をすべてのユーザーに付与した場合、すべてのユーザーが課題を編集する権限を持ちます。しかしながら、すべてのユーザーに課題の編集権限を与えることは推奨されません。

課題のリンク

課題を相互にリンクする権限。この権限は、課題のリンク有効化されている場合に影響します。

報告者の変更

課題の報告者を変更する権限。これによって、ユーザーはほかのユーザーの代理で課題を作成できるようになります。この権限は一般に、管理者のみに付与します。

課題の移動

1 つのプロジェクトから別のプロジェクト、または同じプロジェクト内の 1 つのワークフローから別のワークフローに課題を移動する権限。

ユーザーは課題の作成権限を持っているプロジェクトにのみ課題を移動できる点にご注意ください。

課題の解決

課題の解決および再オープンを行う権限。この権限では、課題の [修正対象バージョン」フィールドを設定することもできます。課題のトランジション権限が必要です。詳細は、課題のクローズ権限を参照してください。

課題のスケジュール

課題のスケジュール設定を行う権限。課題の期限を編集できます。Jira の古いバージョンでは、この権限で課題の期限の表示権限も制御していました。

課題のセキュリティの設定

課題を参照できるユーザーを制御するために特定の課題のセキュリティ レベルを設定する権限。

課題のトランジション課題のステータスのトランジション (変更) を行う権限。

投票者とウォッチャーの権限

説明

ウォッチリストの管理

課題のウォッチャーの一覧の管理 (ユーザーの表示、追加、削除) を行う権限。

投票者とウォッチャーの表示

課題の投票者の一覧とウォッチャーの一覧を表示する権限。ウォッチャーの一覧の管理権限も参照してください。

コメント権限

説明

コメントの追加

課題にコメントを追加する権限。

これにはコメントの編集または削除を行う権限は含まれていない点にご注意ください。

すべてのコメントの削除

誰が追加したコメントであっても、削除する権限。

自分のコメントの削除

自分が追加したコメントを削除する権限。

すべてのコメントの編集

誰が追加したコメントであっても、編集する権限。

自分のコメントの編集

自分が追加したコメントを編集する権限。

添付ファイルの権限

説明

添付ファイルの作成

課題にファイルを添付する権限。この権限は、添付ファイルが有効化されている場合に影響します。

これには添付ファイルの削除を行う権限は含まれていない点にご注意ください。

すべての添付ファイルの削除

誰が追加した添付ファイルであっても、削除する権限。

自分の添付ファイルの削除

自分が追加した添付ファイルを削除する権限。

時間管理権限

説明

課題の作業ログ

課題で作業を記録する権限、すなわち、作業ログ エントリを作成する権限。この権限は、時間管理が有効化されている場合に影響します。

すべての作業ログの削除

作成者にかかわらず、すべての作業ログを削除する権限。この権限は、時間管理が有効化されている場合に影響します。詳細は、課題での作業権限を参照してください。

自分の作業ログの削除

自身が追加した作業ログ エントリを削除する権限。この権限は、時間管理が有効化されている場合に影響します。詳細は、課題での作業権限を参照してください。

すべての作業ログの編集

作成者にかかわらず、すべての作業ログ エントリを編集する権限。この権限は、時間管理が有効化されている場合に影響します詳細は、課題での作業権限を参照してください。

自分の作業ログの編集

自身が追加した作業ログ エントリを編集する権限。この権限は、時間管理が有効化されている場合に影響します。詳細は、課題での作業権限を参照してください。

最終更新日 2020 年 1 月 31 日

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